そうだ、鎌倉に行こう! ほのかな暖かさを探して北鎌倉から江ノ島へ [日常のなかで]
やらかしちまっただよ・・・温泉ライダーが行く 箱根の湯 [バイクと車]
江戸の時代から続く店でおしぼり蕎麦を食す 千曲の蕎麦2 鶴忠 [信州の蕎麦]
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勤務先の新年パーティで ケーキを食べまくる。 [日常のなかで]
誰の誕生日? 珍しく上の娘がケーキを焼く アイドルの誕生日だって [甘味]
信州の帰りは胡桃ソフト 胡桃蕎麦&ネズミ大根をお土産に [甘味]
確かに隠れ家なんだけど、でも・・・ 小諸の蕎麦 隠れ蕎麦処 あいの風 [信州の蕎麦]
今日の出張は信州の小諸だ。佐久ICを降りて小諸方向に向かう。雪少なく、幹線道路に雪は無かった。
浅間山の雪も軽めで寒さを感じさせない。
佐久ICから小諸側に走り 、18号を目指す途中に何時も気になる看板があるのだ。今日こそは行ってみよう。(いつも佐久に来ると、ついついガツンと蕎麦が食べたくなって佐久の草笛に行ってしまっていたのだ)
看板に従って路地に・・・・かなり奥まっている。目立たない場所にあるためか幟と看板がよく目立つ。
ただ・・・・・目立つのはいいけど幟以外は♡ホテルの看板みたいだ。
至って統一感のない二つの店。チグハグは感じで並び建つ
蕎麦屋は左側。こちらは隠れ家っぽい外観と大きさだ。期待できるのか?期待したい。でも、右側の建物が隠れ家の雰囲気を壊している。右側の建物の1Fは中華料理店だ。
蕎麦屋入口上には・・・・浅間山麓の霧下蕎麦粉で手挽きの粉らしい。こっこれは・・・・期待できるぞ!
入ってみると・・・・蕎麦屋っぽくない。・・・・・新聞は片づけましょうね、机の上に置きっぱなしはいけません。
薪の香りに誘われて目をやると。・・・
薪ストーブ。山小屋の隠れ家、良い雰囲気だな。
今日は先客がいた。11時15分に入店したのだが、先客がいたのである。美味しいのか?この店は当たりなのか?先客は団体さん。地元の婆さんグループで元気におしゃべりしていた。耳が遠いのか声が大きい・・・・
ここは婆さんたちの隠れ家だったのか。でも、一寸うるさいぞ・・・><
お茶は緑茶、そういえば某蕎麦屋ではタンニンの成分が蕎麦の風味を殺すため緑茶はありませんと張り紙がしてあったのを思い出す。確かに緑茶より蕎麦茶の方がいい。
ふと見ると・・・テーブルの上には中華の香辛料セットが・・・蕎麦と餃子のセットでもあるのか?
品書きは壁に。なんだ、普通の蕎麦ばかりだ。テーブルの上にも紙で品書きがある。キワモノはこっちかな?見ると・・・
普通の蕎麦の品書きだ。何っ!限定だと!手挽き蕎麦は限定だ。限定・・・・なんて甘美な響きなんだ。選ばれた者のみが得ることができるもの。それが限定。迷うことは無い、これに決定!
オーダーすると・・・・今は無いとのこと。何時あるのだ?聞くと、客さんの少ない時期は作っても捨てることになってしまい勿体ないから客さんの多い時期(土日とか、雪が少なくなってきたとき)に打つらしい。
限定ってそういう意味だったのか・・・残念 (T T)
いまあるのは石臼挽きの蕎麦。セイロの大盛りにした。そういえばザル蕎麦とセイロ蕎麦の違いはなんだろう?聞くのを忘れてしまった。セイロに乗るかザルに乗るかの違いだけだったら楽しいな。ザルのほうが若干量が少ないのか?
サラダが出される。柑橘系のドレッシングでさっぱり美味しい。でも蕎麦食べに来てサラダは嬉しくない。体が冷えるし。
蕎麦がなかなか来ない。先客グループの分で忙しいのだろうか。と、思っていたらサービスの一品をいただいた。砂肝が美味しかった。コリアンダーの香りとセロリの香りも高く、ビールでも欲しくなる味だ。
あの~、嬉しいのですけど、これから蕎麦を食べるのですが・・・いただいた品の香りは蕎麦の香りを確実に凌駕する。このタイミングで蕎麦が来たら一寸辛いかも。(砂肝とかコリアンダー、セロリも大好きだから食べてしまったのだ)
先客グループにも皿ものが出されていた。セットものかな?ランチもの?品書きに無いようだったけど裏メニューかな?
うおおおおお、来てしまった・・・・茶で口直し・・・って、緑茶じゃん、タンニンがやばい、飲めない・・・
太くしっかりした蕎麦だ。さっそく手繰る。太めだから喉越しは良くは無い。香りはどうだ?太いわりに蕎麦の香りが上がってこない。感じられないのだ。さっき食べた香草のせいかな?咀嚼して蕎麦の甘みを探し出す。ん~ん、それも弱いような気が・・・
コシもあり、噛み応えはしっかりして噛み切るときに顎に伝わる感触がプチって感じで心地いい。太い蕎麦だが硬すぎず、食感もいい。
薬味。山葵を舐めてみる。山葵の香りが少ない感じだ。瑞々しさが不足か。葱は綺麗だ。
汁を味わおう。少量口に含み舌の上で転がす。・・・甘い。やや薄めの汁で最初に甘みがやってくる。甘みが引いた後にはダシの香りが残り、そして爽やかさを伴って喉の奥に消えてゆく。喉に引っかからず丸く優しい味わいだ。ただ重みは少ない。ワインで言うところのライトボディか。
一寸気になったのは蕎麦の太さにバラツキが・・・・箸でつかんでいる蕎麦とその下側に写る蕎麦、結構違う。
蕎麦を汁に漬ける。汁が薄めだから蕎麦の9割方を汁に漬けて啜る。蕎麦の甘みは汁の香りと一体化して喉の奥に落ちてゆく。蕎麦の香りと甘みを汁が出してくれた。が、蕎麦の外観から想像する程香りと甘みを感じられない。風邪でもひいたかな・・・
ふと婆さんグループに目をやると・・・・暖かい蕎麦を啜っている。でも麺が変だ。変わり蕎麦か?良く見たら・・・ラーメンだった。さらに見ればテーブルの上の皿には中華料理が・・・・隣の中華屋とつながっていたのだ。それでテーブルの上に中華の香辛料があったのだ!・・・・・一気に興ざめしてしまった。
小屋風の建物、薪ストーブ、大通りからかなり奥に入ったロケーション、隠れ家的な条件は整っていたのに・・・・隠れ家的蕎麦を楽しむのは日常空間から離れて蕎麦を食べたいからだ。それなのに目の前にラーメンがあったら一気に雰囲気は日常だ。これでは隠れ家は名のれない。
蕎麦湯、オーソドックスな器で好感が持てる。
蕎麦湯はオーソドックスなタイプ
最後にまたサービス品。杏仁豆腐。ソフトタイプの杏仁豆腐はブルーベリーの酸味と良く合う。なるほど、いただいたサービス品は中華の品々、ごちそうさまでした。
長野県小諸市御影新田1949-6
℡0267-23-5804
定休日 火曜日
11:00~15:00 / 17:00~21:30
友部SAの蕎麦と鯛焼きで厄払い [茨城の蕎麦]
アイス石焼ブリュレ?暖かいプリンに戸惑う 安楽亭 & 新しいエアコンとガスコンロがやってきた [甘味]
区役所の蕎麦屋?富士山盛りに遭難しかかる 横浜の蕎麦 味奈登庵 [神奈川の蕎麦]
営業時間 11:00~18:00
富山土産のブラックラーメンを食べよう & 玉子焼スイーツ [甘味]
スイーツ作り初めは和風で 抹茶と羊羹のカトルカール [甘味]
走り初め 干物を買う口実で出掛けよう 温泉ライダーが行く 伊東温泉 東海館 [バイクと車]
噛む度に溢れる甘味 富山の蕎麦6 丹生庵 [富山の蕎麦]
仕事始め 蕎麦始め 宿場蕎麦 桑名屋 [神奈川の蕎麦]
今日から仕事始め。自分にとっては仕事始めは蕎麦始めでもある。今日はオフィスビル最寄の蕎麦屋に行ってみよう。
気になる蕎麦屋を見つけていたのだ。宿場蕎麦、桑名屋。蕎麦打ちも教えているらしい。
西暦1833年に安藤広重が発表した浮世絵の東海道五十三次四番目の宿場町「保土ヶ谷宿」の新町橋の絵に二八の看板があり、それにちなんで宿場風の店構えにしたそうだ。なんとも昔の宿場にある店らしい外見だ
二階は予約席らしい。
入り口を入ると下駄箱があり靴を脱ぐ、入り口左手は厨房で席は奥だ。板間の乱雑さはいただけない。
奥の座敷は二間ある。窓はなく外からの明かりはない。なんとなく窮屈な感じになる。BGMは昭和初期の歌謡曲なのかやたら懐古趣味な音が流れている。しかもSP盤の音のようにNOISEに埋もれた歌声がかすかに聞こえる。ちょっと違う時代に来てしまった気分になる。
暖かな蕎麦茶がだされる。正統派のようだ、一寸安心。
品書きを確認すると、セイロが735円とある。大盛りにすると1050円とのことなので大盛りにした。普通盛りは二段、大盛りは三段だ。(品書きに味噌煮込み饂飩もあったが・・・・・どうせイメージとは違うものなんだろうな。関東で味噌煮込み饂飩を頼むとイメージとは違うものが出てきて戸惑う。出てくるのは大抵味噌味の鍋焼き饂飩だ。おっと、蕎麦に戻ろう)
セイロ三段の蕎麦。昔からの蕎麦屋の蕎麦という趣だ。蕎麦は左程細くなく、やや太めの感じで、表面は綺麗で肌理が細かい。なんとなくのっぺりしている。
蕎麦を啜ってみる。 二八なのだが啜り辛い。これは太さとだけが原因ではないようだ。ちょっと柔らかめで腰が弱い蕎麦なので啜るのに力が要る。腰のしっかりした細打ち蕎麦のように蕎麦の方から飛び込んできてくれる事は期待できない。
啜った瞬間の蕎麦の香りは高くはない。噛みしめて行けば蕎麦の甘みと香りはが現れる。が、噛み締めた最初の頼りなさは興ざめだ。やはり柔らかすぎる気がする。
汁を舐めてみる。甘い!最初に甘さを強く感じる。ダシの香りは感じない、完全に甘さに負けている。酸味も塩気も甘みに沈んでいた。
薬味は山葵と葱。山葵香り高くはないが普通に香りはあった。(最近辛いだけで香りを感じられない山葵が多かったから嬉しい)
気になったのは蕎麦の幅。太いのと細いのとの差が大きい。
蕎麦を汁に浸けて啜る。やはり甘い。甘く、くどさを感じる。みりんが多いのかな?蕎麦を汁に浸けて啜っても蕎麦の甘みが出てこない。感じるのは汁の甘さだけだ。
ここの蕎麦の甘み・香りを楽しむ食べ方を試行錯誤した結果、汁に浸けずに啜るのが一番だった。残念だけど好みの汁ではなかった。
蕎麦湯はポットに入ってできた。情緒ないな・・・・・。宿場を模して店を作る等、拘っているのだから情緒も大切にしてほしいな。
それなりに濃い蕎麦湯。
蕎麦湯は体が暖まって良いですね。
宿場蕎麦 桑名屋
横浜市保土ヶ谷区岩井超21
℡ 045-331-0233
営業時間 11:00~22:00
定休日 木曜日
明日から富山で仕事だ。今日の夕方の飛行機で富山に向かう。羽田へ行かないと・・・・
仕事始めの日、一寸だけのんびり気分
おぉ、ガンダムだ!
富山に向かってテイクオフ!
小さいけど富士山だ!
そして立山連峰。薄く雪化粧した山々が美しい。