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最近のはまりもの 味噌ピー 理想の配合を求めて [日常のなかで]

最近妙にはまっているものがある。
それは味噌ピーナツ。
いままで存在を知らなかったが、奥さんに聞けば関東圏では一般的らしい。
弁当にもはいっていたそうだ。残念ながら中部地区の生まれ、味噌ピーナツなぞ見た事が無い。
だから、ピーナツがご飯のおかずに?信じられない。中華でピーナツが使ってある料理も好きじゃない。という感じで、以前奥さんの実家で出されたときは左程興味が持てず食べずじまいだった。
この時、下の娘が気に入って全部食べてしまったのを覚えていたので、水戸への出張のついでに落花生味噌を買ってみたのだが、これがハマった。
水戸の宮田卯之商店というところから出ている商品だ。
香ばしくて、甘い味噌の塩っぱさと甘さが落花生の香ばしさを引き立てご飯が進む進む。
落花生みそ.jpg 落花生味噌2.jpg

千葉へ出張のおり千葉は落花生の名産地、味噌ピーナツを探すと、あった。ピーナツ味噌の名前。八街市のジツカワフーズというところからでている。買ってみた。落花生味噌、ピーナツ味噌、味噌ピー、若干名前は違うが一緒だそうだ。
味噌ピー2.jpg 味噌ピー3.jpg

比べると面白い、水戸の落花生味噌は味噌が美味しい。千葉八街市のピーナツ味噌はピーナツの香ばしさがいい。
やはり八街市産だけにピーナツにこだわりがあるのか?ただ、味噌がちょっと塩っぱかった。もうちょっと甘い方が好みだな。
味噌の味で水戸か、ピーナツの千葉か。悩ましい。

どちらが良いか?考えているうちに自分で作れば好みの味にできると気付いた。
では、素材を確認。
落花生味噌3.jpg
味噌、砂糖、水飴がメインだ。ネットでレシピを確認すると、味噌はピーナツの約二から三割、味噌と砂糖は同量(1:1)ピーナツは渋皮付きで15分から煎り。とある。早速試す。

生ピー.jpg 味噌ピーピー.jpg
ピーナツは生ピーナツを入手。そのまま食べると胡桃みたいなコクがある。
とりあえず200gのピーナツとピーナツの三割の重さの味噌、砂糖を用意して
味噌ピー味噌.jpg味噌ピー砂糖.jpg
ひたすら落花生をから煎りする。
味噌ピーピー煎る.jpg
香ばしい香りがしてきた味噌と砂糖を入れあえる。
味噌ピー味噌あえる.jpg
冷めるのを待って器に入れ・・・・ん、固い。箸でとれない。スプーンでもだめだ。
結局ナイフで削りながら食べるしか無いほどの堅さになってしまった。
調べれば味噌を入れてから火を入れると固くなると書いてある。
砂糖だけだからなおさらかもしれない。水飴も入れてみよう。
つぎのトライは味噌をピーナツの二割にし、砂糖を一割、水飴を一割の割合で投入。
入れると同時に火を止めた。
ピーナツにからまる味噌が少なくなり箸でピーナツを取れるようにはなったが、固まっている。
結構むずかしいものだ。
理想の配合を発見するまで毎日固まった味噌ピーと格闘が続く・・・ご飯が進みすぎるのが問題だ。














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JAZZと蕎麦 綾瀬(神奈川)の皿蕎麦 田川 [神奈川の蕎麦]

田川入り口.jpg
きょうは綾瀬(神奈川)。出張というには近所だ。
いつもと気分を変えて道を変えてみる。すると皿蕎麦の看板、良さげな蕎麦屋があった。
まだ11時15分だが何と営業している。11時からの営業らしい。
せっかくだ、行きましょう。
皿蕎麦、田舎蕎麦と書いてある。
田川茶.jpg田川室内.jpg
湯のみの形が変わっている。手作り風。
室内はテーブル席と座敷。JAZZが流れる室内の照明は若干暗め。
田川品書き.jpg田川品書き2.jpg
蕎麦と汁を別々に頼むシステムであった。
皿蕎麦(細打ち)400円と田舎せいろ蕎麦520円があり、田舎に限り2.5盛り890円がある。
汁はもり汁210円、タヌキ汁360円、鴨汁560円。
掛け蕎麦系には細打ちが使われ、田舎に変更すると120円増しになる。
2.5盛りの田舎を盛り汁で頼む。
田川田舎.jpg
さすがに2.5盛りは皿ではなく板に乗る。
田川田舎2.jpg田川田舎3.jpg
色は黒め、太さはさほど太くはない。見た目表面は少々ぼそっとした感じである。
早速手繰る。まずは蕎麦のみで。
ちょっとボソっとした食感で、蕎麦の香りは少ない。
咀嚼しても甘味を感じづらい。咀嚼後、喉の奥へ通り抜けようとする蕎麦を押しとどめ、再度奥歯の上に乗せ咀嚼を続けるとようやく甘味を感じる。香り、甘味が少ない。
山葵を舐めリフレッシュ。
田川薬味.jpg
山葵は普通。香りは少ないが、辛みは十分。
葱は細く、瑞々しい。
汁を確認しよう。
田川汁.jpg
汁を口に含む。ちょっと甘い。
濃さは適切である。このまま自然に飲み込めるギリギリの濃さで好みの濃さだ。
ただ、個人的にはもうちょっと甘味を押さえて締まった味の方が好みだ。
蕎麦を汁に漬け啜る。
汁の旨味とともに蕎麦の甘味を感じる。
蕎麦のみで手繰って甘味が少ないと感じる蕎麦は汁を付けると甘味が引き立ってくる。
ここの蕎麦もそう。蕎麦のみより汁を付けた方が断然良い。
が、食べ終わった後で、やはり蕎麦の香り、甘味に物足りなさを感じた。
田舎蕎麦ならもっと強い蕎麦であってほしい、咀嚼ごとに香りと甘味が増す田舎蕎麦が理想だ。
田川蕎麦湯.jpg田川蕎麦湯2.jpg
甘めの汁は蕎麦湯を入れて飲むと、とても美味しい。
蕎麦湯はあっさりした湯だった。







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季節のかわり蕎麦 桜蕎麦 古河の蕎麦 手打ち蕎麦 昇平 [茨城の蕎麦]

昇平入口.jpg
今日は茨城県の古河へ出張。今日の蕎麦は昇平にしよう。
昇平茶.jpg昇平室内.jpg
机は大振りで障子越しの光が心地いい。ただ禁煙ではないのが残念だ。
禁煙でない場合は開店と同時に行き、貸し切り状態で手繰るのが良い。少なくとも煙草に邪魔をされない。
昇平品書き.jpg昇平品書き2.jpg
何にするか、細切りか?田舎か?いや、季節柄桜切りも捨て難い。
三食花見がそそられる。さくら、茶蕎麦、田舎の三色が入る。しかし、細切りも食べたいしな・・・・と悩む。
結局、頼み込んで茶蕎麦を細切りに代えてもらう。
昇平特注三色.jpg
下が桜切り、左が細切り、右が田舎。桜きりの淡いピンクが奇麗だ。
確かに茶蕎麦が加わった方が緑、ピンクと色が華やぐだろう。
さて、何から試すか。まず細切りだ。
昇平細切り.jpg昇平細切り1.jpg
その名のとおり細い。色は白め、一番粉が多いのか?手繰ると喉越しよく収まる。
味わいは強くなく繊細。
次は桜切りを試す。
昇平桜きり.jpg昇平桜1.jpg
淡いピンクの蕎麦は中に桜の葉が煉り込まれる。
手繰ると桜(桜の葉)の良い香りが鼻腔をくすぐる。
ただ、桜餅を呼び起こしてしまう香りだ。
そして田舎。やはり強いのは最後に。
昇平田舎切り.jpg昇平田舎1.jpg
蕎麦の色も濃く、太さも存在感がある。手繰る。
喉越しは見たとおりだが、噛み締めるごとに蕎麦の香りと甘味が増してくる。
山葵を舐める。山葵は普通な香りと清涼感。
昇平薬味.jpg
一通り蕎麦の確認をしたあとは汁を味わう。
昇平汁.jpg
強い汁だ。塩気と酸味が強く、味は濃い。
そのまま口に含むにはちょっと辛いぐらいの濃さである。
蕎麦を汁に付ける。
この濃さだと蕎麦に僅かに付け手繰った方が良い。
細切りから攻める。
僅かに汁を付け啜る。咀嚼すれば、まず蕎麦のみの部分が咀嚼されるので蕎麦の味を楽しむ。
咀嚼を続けると、汁が付いた部分が咀嚼されてきて蕎麦と汁とが調和した味わいを楽しむ事が出来る。
汁が薄いとこうはいかない。
このところ汁の薄い店ばかりに行っていた為、物足りなく思っていたところだ。
(個人的には、もうちょっと穏やかなほうが好きだ。そのまま口に含んでギリギリ抵抗無く飲めるくらいの濃さが好みだから)
細切りを平らげ、次は桜切りに移る。
桜の香りを感じつつ手繰るのは気持ちがよい。春を感じさせる一品である。
汁との相性もよく、桜の香りの分細切りより蕎麦は強くなっているので汁との相性は細切りより良い。
そして田舎。
強い蕎麦と強い汁。三色の中でベストマッチである。
蕎麦の香りと甘味が汁によってより強調される。
蕎麦の食感もよい。
蕎麦湯はあっさりとした蕎麦湯。
昇平蕎麦湯.jpg昇平蕎麦湯1.jpg
蕎麦湯で口の中をさっぱりとした後は花見だんご。
昇平デザ.jpg
器が桜の花びら。団子は白玉。
白玉が蕎麦団子だったら良かったな。でも美味しい白玉と餡子だった。










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絶妙な塩加減と甘味 信州下諏訪宿 新鶴の塩羊羹 [甘味]

塩羊羹4.jpg
今回は諏訪にやってきた。
諏訪に来た以上は新鶴の塩羊羹を入手したい。
ここは早朝から営業しているので仕事前に購入が可能だ。
早起きしてホテルを早々にチェックアウト。
まず諏訪大社の上社と下社に参拝しておこう。上社から参拝する。
諏訪大社上社鳥居.jpg
朝早いせいか誰もいない。深い森が何となく人を拒むようだ。
諏訪大社上社明神湯.jpg
何と温泉。明神湯。温度は丁度気持ちいい温度で温泉の香りもよい。思わず温泉に入りたくなる。
諏訪大社上社参道.jpg
境内もいい雰囲気。神域を感じさせる。
諏訪大社上社賛同2.jpg
森の香りが癒される。

諏訪大社上社参道2.jpg 諏訪大社上社参道3.jpg
思わず神妙な心持ちになってしまう空間である。
諏訪大社上社参道4.jpg
この回廊を抜けると本殿。
諏訪大社本殿1.jpg
この深い森の中、音は雨音だけ。空気は限りなく透明。
諏訪大社本殿2.jpg
静寂の中、雨音と自身の息づかいだけが聞こえる。何かが隅の方を横切ったような気がした。
諏訪大社本殿.jpg
本殿。雨音と森の匂いの凛とした空間。時間の過ぎるのを忘れ見入る。
雨音が染みる。

上社参拝の後、下社へ向かう。
諏訪大社下社鳥居.jpg
下社の鳥居。上社より雰囲気は明るく開放的。
諏訪大社下社御神湯.jpg
ここにも温泉。御神湯という。湯温は熱めで、そのままでは入浴は無理だというくらいの温度。
香りは弱く、温泉の香りは上社の明神湯の方が強い。
諏訪大社下社参道.jpg
下社は空間が広く開放的。空が開けているせいか、圧迫感はない。
諏訪大社下社.jpg
上社より凛とした空気が稀薄な気がする。何故だろう?森が深くないせいかもしれない。
雨の中、同じように雨音が聞こえるのだが染みる感じが来ない。
上社は背後が山で、自然環境がより強く森が深い。それに対し下社は平らな空間で広く開けている。
この空間の差がそう感じさせるのかもしれない。
諏訪大社下社本殿工事中.jpg
本殿は工事中だった。残念。
下社も参拝し、いよいよ目的地の新鶴へ行く。
新鶴は諏訪大社下社の隣にある。
新鶴.jpg
旧街道の宿場にあり歴史ある外観だ。さっそく塩羊羹を買う。早朝にも関わらず、お客さんが多い。
午前中には売り切れるとか。

(小)900円。サイズは5cmX15cm。
(中)1700円。サイズは10cmX15cm
(大)2500円。サイズは15cmX15cm

とある。今回は小サイズを二本購入。
個別食い用と大人食い用で。




今日は寒い。帰り道、山々を見ると木々の上が白いではないか!雪?いや氷か?
木が白いじゃないか.jpg
よく見ると
寒いはずだ.jpg
枝が凍っている。寒いはずだ。
せっかく咲いた桜も驚いているだろうな。



出張から戻った。さあ、食べよう!
塩羊羹1.jpg塩羊羹2.jpg

早速食べよう。切り分け食べる。
塩羊羹3.jpg
塩加減が絶妙である。
甘味は強く感じない。甘味が後口に残る事は無いが、甘味が足らない事もない。
塩味が甘味を引き立てていて、過度な甘さが無い。
その塩も強すぎず、後味に残らない。まったくもって絶妙な塩加減である。
羊羹が苦手な奥さんもこれは食べられる。(別に食べなくてもいいのに。)
この絶妙な塩加減のせいか、いくらでも食べられるのである。一本一気の大人食いも軽くいける。
という訳で、もう一本を一本大人食いをする。一本の形のままかじる。気持ちいい!
渋めの緑茶でも良いが、今日は蕎麦茶を合わせた。
塩羊羹のさっぱりした甘味には蕎麦茶の香ばしさがよく調和する。






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初花の実 三月のスイカ 春らしい初々しい甘さ と プレミアムシュークリーム [日常のなかで]

先日、奥さんが行きつけの八百屋に行ってくれというので出かけたが、目的の物はない。帰ろうとすると呼び止められる”スイカのいいのあるよ!” 

スイカって夏のもの。季節はずれのものじゃ味は期待できないのでは?と問うと、オヤジさん曰く、”このスイカはその株で最初に付けた花から成ったものだから、味がちょっと違うよ。独特の味がして美味しいから、話の種に買ってみな1000円だから”という。

実はかなりのスイカ好きで、シーズン中は毎週、丸1個買いをしている。(当然奥さんは食費に計上してくれないからポケットマネーで。)それくらい好きだからつい購入。

スイカ丸.jpg

まあ普通にスイカ

 スイカ半.jpg

半分に切って(一寸色は薄めかな)

スイカq2.jpg

さらに切って・・・果肉の感じがちょっと違う。表面が瓜とかメロンの感じ

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ふと振り返ると残っていた半分をつまみ食いしていた奴がいた。こいつはまったく。彼女の感想は”優しい味”だそうだ。”甘みが優しい感じがする”とも言っていた。さてどんな感じなんだろう。さあ、食べよう。皆を呼ぶ。

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結構甘い。が、下の娘の言うとおり甘さが違う。線の細い甘さとでも言うのか、強く押してこないが甘いのである。果肉もスイカというより熟したメロンみたいだ。スイカとは一寸違う果実を食べているみたいな錯覚にとらわれる。たしかに独特の味だ。食感を比較すると、シーズン中のスイカは繊維感がしっかりしていてその中に水分が詰まっている感覚がはっきりしているが、このスイカは繊維感がなく、のっぺりとした食感で水分が詰まっているといった感覚に乏しい。しかし、スイカである。水分は多く、皿の上が水浸しになる。シーズン中のスイカとは違うがこれはこれで美味かった。初々しさがあり、春にふさわしい味なのかもしれない。

 

この間お昼御飯代わりに食べたローソンのプレミアムシリーズの残りが気になってしょうがない。ロール以外のもの、シュークリームとエクレアが気になって気になって・・・・・プレーンのプレミアムロールが気に入ったからシュークリームが期待できることは確実だ。だからなお更気になる。

しかなたいから購入       

シュー1.jpg  シュー2.jpg  

パッケージはもうおなじみ、中のホイップクリームもしっかり

シュー3.jpg シュー4.jpg

クリームはクリーミーでサッパリとしたタイプいくらでもいけそうだ。クリームの下にはカスタードクリームが。これとホイップを混ぜながら食べる。ホイップクリームの旨味とカスタードのコクが一体となって口の中に広がる。

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エクレアも購入。シュークリームと一緒のホイップ?

えく3.jpg えく4.jpg

シュー皮のチョコとアーモンドが香ばしい。ホイップの下にはチョコカスタードが鎮座。食べてみるとホイップはシュークリームと一緒でおいしい。下のチョコカスタードはサッパリしたカスタード。やはり普通のカスタードのほうがコクが感じられて好きだ。ホイップとの相性も普通のカスタードの方が良い気がする。

プレミアムシリーズと一緒に並んでいたプラチナシリーズ。uchi cafe sweetsのブランド名が付いている。今回は第一弾のティラミス

てら1.jpg てら2.jpg

試さねば。当然購入した。見た目は美味そうだ、期待できるかも。

てら3.jpg てら4.jpg

クリームはあっさり(物足りない)チーズの香りもない(物足りない)リキュールは感じない。       

ってコンビニスイーツにどこまで期待しているんだぁ?といわれそうだが、プレミアムロールの出来が良かっただけに期待してしまう。今回のティラミスは普通。インパクト無し。万人受けを狙ったシリーズのようだ。このあと数種類が順次発売されるそうだがリピ行くかは微妙。何故なら前回のプレミアムロールみたいに頭に残らなかったから。

 

 


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スイーツブッフェの終了 新横浜プリンス TOP OF YOKOHAMA [甘味]

TOP OF YOKOHAMAのスイーツブッフェが3月一杯で終了するらしい。
最後に行っておこう。
ここのスイーツブッフェは11時ぐらいから営業しているので昼ご飯の感覚で食べにきていたものだ。
しかし、ここしばらくはご無沙汰だった。何故かって?健康診断で中性脂肪とコレステロールの高さから呼び出しをくらい、自らダイエットの使命を課したからだ。
あれから15kg以上の減量を達成し、中性脂肪は適正値、コレステロールも僅かにオーバーといったところまで達成された。
もういいだろう。久々にスイーツブッフェに行くことにした。
娘達を誘い込み出かけた。
大人2000円、子供1500円で90分である。(昔は大人1600円だったが。)
ケーキ、チョコレートマウンテン、パフェ、アイス等のスイーツの他、サラダバー、パン類、パスタといった軽食もある。
まずは一皿目
とりあえず.JPG
櫻ロールが爽やかな味わいで美味しい。
イチゴタルト、チョコケーキは見た目より重くなくいくらでもいけそう。
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チョコマウンテンのシューは中にアイスが入って、外側の暖かいチョコと中の冷たいアイスの混ざった感じが美味しい。
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パリブレストとチーズケーキ。
チーズケーキにチーズの香りがしない???クセが無いというのだろうが、チーズ嫌いの人向けのチーズケーキ。
チーズケーキ好きには全く物足りない。
チョコブラウニー.JPG
チョコブラウニー、まあ無難な感じで。
コーヒーを取りにいくと何か行列が出来ていた。目の前で仕上げるパフォーマンスだ。
一応行列に加わりゲットしたのがこれ。
パフォーマンス.JPG
パフォーマンスは最後のアメ細工を作って乗せていた。
ようはバニラアイスのイチゴソース掛けなのだが、アメ細工のせいで食べ辛い。
味は想像の通りで特にサプライズはない。
この後、下の娘が行列に加わったが彼女の前の人で完売してしまったらしい。
彼女は代わりにパフェを持ち帰ってきた。
モカ.JPG
何気に気に入ったのがこれ。ムースの部分が気持ちいい。
花粉と昨日のヘビーな黄砂のせいで喉が痛い。この痛い喉にムースが心地いい。
じゃあ、というわけで喉に気持ちいいのを集めた。
ゼリー.JPG
葡萄のゼリー。やっぱりゼリーは最高に喉に心地いい。
おもわず机上に器がタワーになるほど・・・。
ゼリーの次はプリンも心地良さそうだ。
プリン.JPG
たしかに喉に心地よかったが、甘味が強い分辛いかも。やっぱりゼリーの方が喉に優しい。
これが一番.JPG
最後に気に入った櫻ロールと苺ショートで締めくくり。
なんだかんだと言っても、やっぱり苺ショートが一番お気に入り。とケーキを頬張りながら隣をみると・・・・・・・・・んっ?おまいら食わないなぁ?娘達は早々にリタイアを決め込んでいる。
昔は上の娘と量を競い合ったものだが、最近彼女は体重計が気になるらしい。
下の娘は・・これが酒豪の奥さんに似たのか甘いもは好きではないときている。(何故かスイーツを作るのは好きで、作るだけであまり食べない。残りを食べるのは主にお父さんの役目)
もう限界だ。思い残すことなく食べTOP OF YOKOHAMAをあとにした。

最近、デザートブッフェが少なくなってきた。
昔いったデザートブッフェの店のHPを確認すると記載が無くなっていたりする事が多い。
一時期はずいぶん流行ったものだが。

ここTOP OF YOKOHAMAは昼の時間からデザートブッフェをやっているのと、比較的リーズナブルで気軽に来られたのだが(徒歩でも来られるということもあったが)無くなるのは残念だ。






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冬眠後の試走。横浜港を一周して点検する [バイクと車]

DSC_3096.JPG
冬眠から目覚めた後は試走しながら各部の点検をしよう。
試走のコースはいつものように横浜港を一周だ。
バイク好きの下の娘に何か食べようと食べ物で誘いつき合わせる。
下の娘を後ろに乗せ、タンデムで流す。しっかりニーグリップしていろよ!落っこちるな!
エンジンの吹け上がりが鈍い。エンジンはまだ寝ぼけているらしい。
エンジンから異音も聞こえる。タペットか?
暖まって消えるようならタペットだろう。様子をみつつ走る。
まず、綱島街道から国1を経由して東神奈川を瑞穂埠頭方面へ抜ける。
そのまま横浜港に沿って海岸沿いを走ろう。
実はこの道からの眺めが大好きだ。
瑞穂埠頭の手前で右折する。坂を上って下れば実に眺めが良い海岸沿いの道に続く坂道がある。
坂を降りきって左折する。次の坂道を上ると山内町だ。一気に風景が広がる。
山内町からベイブリッジを2.JPG
(山内町から瑞穂埠頭を望む)

山内町ベイブリッジを3.JPG
(ベイブリッジが遠くに感じるがこれは広角の撮影)

山内町からみなとみらいを.JPG
(進行方向には”みなとみらい”が)

山内町みなとみらいを3.JPG
(この風景が好き!海に浮かぶ街に向かって走る感覚。)

山内町みなとみらいに近づく.JPG
(だんだん近づく、道が高架だから空を飛んでる気分。)

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この道は国際大通となり、パシフィコとクイーンズスクエアの間を抜ける。
そしてコスモワールドとワールドポーターズの横を通って赤煉瓦倉庫へと続く。
この間の眺めは楽しい。(交通量が多くなりバイク乗りながらの撮影が出来ないけど・・・・)
赤煉瓦.JPG
(赤煉瓦倉庫)

運河.JPG
(運河からランドマークを)

赤煉瓦倉庫を通り過ぎると右手に運河がある。
赤煉瓦の先の運河から見るランドマークも捨て難い。
夜景だと最高だ。
道の名は万国橋通りとなり本町通りと交差する。
ここを左折しシルクセンター前のクランク状のシケイン?を通過すると山下公園前のバックストレート!
おっと、冷えてきたのか体がピットインを要求している。我慢も限界か?!
たまらずピットイン・・・・・・
休みましょう.JPG
(山下公園駐輪場)

まったく何時も疑問に思うのだが、寒い時期に(三月だから少しは暖かいが)バイクに乗ると飲んだ水分の量の10倍は排出している気がする。

気を取り直して山下埠頭方面へ。
貯木場のマリーナからの景色も悪くない。奇麗な景色ではないが、港町らしい風情が好きだ。

マリーナ2.JPG
(貯木場のマリーナ)

マリーナ3.JPG
(クルーザーとマリンタワー)

マリーナ4.JPG
(マリーナの向こう側は・・)

貯木場1.JPG
(思いっきり仕事の世界)

貯木場の対比を楽しんだいると、娘からお茶の催促。
そうだ、何かスイーツ食わせるからとつき合わせたんだっけ。
どこにするか、バックスでも行こうか。元町まで戻りバックスでドーナツとコーヒーを頼む。
ここのドーナツも結構好きだ。ん?デジカメが反応しない?バッテリーは?何てこった空だ!!
ドーナツとコーヒーで暖めた体で再び走る。
元町商店街の石畳を抜け本牧埠頭へ向かう。
本牧埠頭から357号線に入ってベイブリッジの下側の道を渡る。
ここから見る横浜港の眺めは絶景だ。ただ、大黒埠頭と本牧埠頭をつなぐだけにトラックが多い。そのくせ一車線だ。
残念ながら停止して風景を楽しめない。大黒埠頭から大黒大橋を渡って生麦へ行くが、この大黒大橋から見る”みなとみらい”もいい。条件がよければ”みなとみらい”のバックは富士山だ。
そして15号に入り綱島街道へ戻る。
横浜港一周の旅は終わった。
まあ、タペットの音も消えたし、これといったトラブルは無かった。
これなら長距離も心配ないだろう。





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汁が薄いから? 思わずハシゴ蕎麦 邦昭 と そば処 むらかみ (宇都宮) [栃木の蕎麦]

今回の出張は宇都宮。ここに来る機会はあまりない。数年前に来た限りだ。
前回の宇都宮出張時に発見し行った蕎麦屋が二件ある。今回も行ってみよう。
どちらに行くか?禁煙席が設定されている方がいいな。とすると”邦昭”だ。
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中は、禁煙席と喫煙席がスペース的に分離されている。入り口、厨房が中央で左側の座敷が禁煙室、右側のテーブル席が喫煙室。ここまで分離しているとタバコの匂いが禁煙質まで漂ってこないから嬉しい。
喫煙室はよく見ていないが、禁煙室の座敷にたいして喫煙室は洋風に作ってあり、何となく大正時代の雰囲気を感じさせる。室内の電気配線(照明の)も天井に直接這わしてあり、電線と碍子が古い時代を演出している。
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禁煙質(純和風)と茶。
ここの蕎麦は北海道産だそうだ。
盛りを頼む。なんと500円!大盛りは150円増し
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細打ちで表面は奇麗だ。
K蕎麦2.jpgK蕎麦3.jpg
蕎麦を手繰る。喉越しがいい。
かなり重度の花粉症で薬を飲んではいるが、それでも耳の中や鼻の奥、上顎の表面、そして喉奥までも痒い。
この痒い喉を喉越しの良い蕎麦が通ってゆく、気持ちいい!!!!!
でも、蕎麦の香りが感じない。
咀嚼してみる。蕎麦の香り、甘味が感じない????
さらに咀嚼する。すると”ここにいまーす”って感じで恥じらいながら蕎麦の甘味がきた。
喉越し優先の蕎麦か。でも今はこの喉越し気持ちいい。
それに、価格を考慮すれば蕎麦の香りや甘味に贅沢は言えないか。
いや、価格的制約の中でこの喉越し、これはこれで素晴らしい。
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山葵は普通。悪くない。香りはさほど強くないが、辛みは十分。
汁を口に含んでみる。薄い。やや甘味が前に出ている。
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弱めの蕎麦に薄い汁。まあバランスは良いのかも。
蕎麦湯。
K蕎麦湯.jpgK蕎麦湯2.jpg
適度な濃さの蕎麦湯だった。

食べ終えたがどうもしっくり来ない。
何か物足りないのだ。
蕎麦の香りがほしい。よし、もう一件だ!。
結局”むらかみ”にも行く事にする。

M外観.jpgM中.jpg
”むらかみ”は外観、内装ともに蕎麦屋らしい蕎麦屋。奇をてらったとこは無く、空間に違和感は無い。
M蕎麦案内.jpg
ここの蕎麦は茨城産で石臼挽きの二八。
盛りを注文。600円、大盛りは100円増し(何とリーズナブル)
蕎麦を待っていると邪魔な匂いが・・・・・煙草だ。
禁煙ではないのが残念だ。
蕎麦が来たが、煙草の匂いが残っていて気になる。
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蕎麦は若干緑がかり、茶色の粒も見られる。太さは細くなく強そうな蕎麦だ。
M蕎麦3.jpgM蕎麦4.jpg
蕎麦を啜る。が、やはり啜り辛い。喉越しは良くはない。
喉に向かった蕎麦から香りが伝わる。咀嚼すると蕎麦の甘味が重なり合う。
うん、良い蕎麦だ。とても美味しい。やはり蕎麦には香り、甘味がほしい。
山葵は正直良くはない。しかし不機嫌になる程悪くもない。一般的な山葵だ。
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汁を確認する。
M汁.jpg
薄い!なんという薄さだろう?甘味、辛み、酸味等、どれか飛び出たものはないが(感じないだけなのか?)全てに薄いのだ。二八の蕎麦をドップリと汁に沈めないと釣り合わないほど薄い。
しかし、汁を付けた方が蕎麦の甘味が引き立つ。
蕎麦の香りのよい二八蕎麦だ、もうちょっと強い汁で食べてみたいものだ。
蕎麦湯は至って普通の濃さで店の外観同様奇をてらったところはない。

二件とも汁が非常に薄く感じた。むらかみに至っては経験上一番の薄さだった。
このあたりの蕎麦は汁が薄めの傾向があるのだろうか?

数年前この二件で食したときはここまで気にならなかったが、最近食べ歩きを続けるうちに基準のスレッシュホールドが上がってきたらしい。ちょっと物足りなさを感じてしまった。







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夜桜 ききょうや 季節の和菓子 [甘味]

桔梗やや餓死2.jpg
引き続き山梨は韮崎。今日の昼ご飯は信玄餅で有名な桔梗屋の和食の店、水琴茶堂。
蕎麦、オムライスからビビンバ、おにぎり、一貫性が無いが興味深いメニューもある。しかし、ここでも蕎麦を注文。630円。何故ならホテルの朝食を食べ過ぎたから。
まったく最近のホテルのバイキング朝食は充実していて、つい食べ過ぎてしまう。
水琴茶堂の蕎麦は八ヶ岳山麓産とのこと。
食事を注文するとケンチン汁が食べ放題。
カウンターに置いてある大きな鉄鍋からセルフで椀に盛る。
水琴けんちん.jpg
野菜たっぷりで結構美味しい。ケンチン汁を食べながら蕎麦を待つ。
2杯ほどケンチン汁を平らげたところで蕎麦がきた。
水琴蕎麦.jpg
量はさほど多くない。
蕎麦のみを啜ってみる。期待はしてなかったが、やっぱり蕎麦専門店とは違う。
香りは立っていないし、咀嚼しても蕎麦の甘味は感じない。
汁は薄口だが悪くはない。が、ちょっと甘口か。
水琴汁.jpg水琴薬味.jpg
山葵は予想より香りが有った。
蕎麦を汁に付けて啜る。蕎麦と一緒だと汁の甘味が強く感じる。この蕎麦には汁に山葵を溶いた方がよさそうだ。
尤も、今日の目的は蕎麦ではないのである。
この茶屋に併設される桔梗屋の売店には信玄餅をはじめ和菓子がいっぱい売っている。
そう、これが目的。食事の後デザート用にバラで和菓子を購入するのが楽しい。
今回のターゲットは、
夜桜
桔梗や和菓子3.jpg
回りは煉りきり入りの錦玉で中身は小豆羊羹。
羊羹の上に櫻の花びらをかたどった煉りきりが散らばり、錦玉が重ねて有る。
小豆羊羹が夜の空にたとえてあり、桜は夜空を舞う様を表すとのこと。
桔梗や和菓子4.jpg桔梗や和菓子5.jpg
桔梗やや餓死2.jpg
目で味わい、舌でも味わう。羊羹と櫻の煉りきりのコントラストが奇麗だ。羊羹は水羊羹のように口当たりが良く、甘味は上品で口当たりも滑らかだ。
これと、桜餅を買う。
この店の桜餅は外皮が餅である。モチモチした皮とこしあんの相性がよい。
櫻葉の塩味が餡を引き立て、櫻の香りが口の中に満ちる。
やっぱり春はこれだな。
桔梗や桜餅2.jpg桔梗や桜餅3.jpg
桜餅と一緒に写っているものは箸置き。
この店で食事をすると箸置きがもらえる。(箸置きをそのまま持ち帰りが可)
この箸置きは月代わりで12種類ある。
2月は梅の花、1月は松。季節感が結構楽しい。







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プレミアムロール と 鉄鍋のお汁粉?の日 あずきほうとう 甲府小作 [甘味]

 あずきほうとうお椀.jpg

今日の出張は山梨は韮崎。オフィスを出るのが遅れ昼御飯に時間を取れない。残念だが、コンビニおにぎりで済ませるしかないか。IC出たところにあるコンビには・・・右折で7、左折でローソンか。ローソンのプレミアムロールケーキが又食べたいな。などと考えながらICを出る。無意識に左折、ローソンへ。おにぎり、弁当の棚へ行く前に、甘味のコーナーへ行ってスイーツの新製品をチェック。 

PR1.jpg

やっぱりプレミアムロールケーキに目が行く。美味そうだ、ロールケーキとおにぎりにしよう。プレミアムロールケーキをカゴに入れる。んっ?これはチョコロール。

PCR1.jpg

プレミアムチョコロールか、そそられる。これも買おう。結局昼御飯はロールケーキ。時間が無いから急がねば。車の中で食べてしまおう。後部席へ移り袋を開ける。なんか結構ドキドキ。

まずはノーマルのプレミアムロールケーキ。

PR中.jpgPR中スプーン.jpg

PR食べて.jpg 

はやる心を抑えつつ、クリームを口の中へ、口の中で優しくクリーミーに広がる柔らかなクリームとフワフワな生地が美味しい。次はプレミアムチョコロールケーキ。

チョコロール中.jpgチョコロールスプーン.jpg             チョコロール食べて.jpg

クリームから試そう。んーっ、チョコレートの香りが嬉しい。甘さも適度。でもなぁ、クリーミーなノーマルのほうが好きだな。ココア生地は苦さもあってチョコ好きな人は喜ぶだろうな。でもノーマルに比べフワフワ感が無いな。やっぱりノーマルのほうが好きだな。さあ、仕事だ!あっ、おにぎり買うの忘れてた。まぁいいか。ロールケーキがご飯だ。

今日の仕事は終了。明日も同じ場所で仕事だから宿泊。夕ご飯は何にしようか?せっかくの山梨だ。山梨名物”ほうとう”にしてみよう。

                                        小作ちょうちん.jpg小作外.jpg 

小作に入ってみる。中はちょいレトロな雰囲気。古いラジオとか置いてある。

小作室内1.jpg

茶はヤカンと一緒に。

小作茶.jpg

お品書きは・・・・・・

小作品書き1.jpg小作品書き2.jpg

結構たくさんの”ほうとう”がある。定番の”かぼちゃほうとう”から”すっぽんほうとう”まで。んっ?なんだ”小豆ほうとう”って。最高値の”すっぽんほうとう”の下にある。その下は季節限定のほうとうだ。   何か意味深な位置にある。価格的に考えても、普通なら”かぼちゃほうとう”の下に位置すべきだ。  かぼちゃと小豆でいとこ煮ってあったな。かぼちゃの代わりに小豆が入っているのか?頼むしかない。注文!

あずきほうとう.jpg

きた。”かぼちゃほうとう”とは全然違う。かぼちゃの代わりに小豆ではない。”かぼちゃほうとう”が基本で(汁のベースは味噌味で・・・)中の具を代えて種類を増やしているのが普通のバリエーションだが、”小豆ほうとう”は汁が味噌味ではない。お汁粉だ(田舎汁粉、ぜんざい)。

あずきほうとう2.jpgあずきほうとう3.jpg

ほうとうは美味しそう。汁?は結構サラサラであっさりしていそうだ。

あずきほうとう食べる.jpgあずきほうとうお椀.jpg

これを椀に移して食す。まずは汁から。結構薄めでくどくない。軽い甘さと後味の塩味がほうとうの旨味を引き立たせる。ほうとうは結構モチモチして食感もいい。食事しているのかオヤツなのか判らなくなってくる。軽い甘さと書いたが、さすがに田舎汁粉(ぜんざい)は田舎汁粉(ぜんざい)である。椀の中のほうとうを半分も食べないうちに口の中が甘みで麻痺してしまった。口直しで付いてきた佃煮を食べる。佃煮の塩気が口に心地いい。リフレッシュされていくのが判る。           

口直し.jpg

再び”小豆ほうとう”と格闘する。餡子好きには苦痛ではない。汁粉を楽しむ感覚で平らげてゆく。まぁ、丼で汁粉を食べているようなものだ。(正月によくやっているし。)                   今日の発見は餅より麺のほうが楽だということ。これは新発見だ。                    ただ、味が単調である。正直飽きてくる。例えば、この中に南瓜とかサツマイモを入れれば味に多少の変化が出て、より美味しく食べられるだろう。今度自分でも作ってみよう。

あずきほうとうカンショク.jpg 

完食。おいしゅうございました。最後は飽きましたが。

 

 

 

 

 


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メーターフェチ?・・・・を再確認した日 [バイクと車]

冬眠から目覚め.JPG
暖かくなってきたのでバイクを冬眠から目覚めさることにした。
外してあったバッテリーを接続する。毎度の事ながらバッテリーにアクセスするのにタンクを外さないといけないような構造は実に優しくない。冬眠のため、タンクは満タンで重い。腰に来たら最悪だ。注意深く外しバッテリーを接続する。再び重いタンクを取り付ける。タイヤの空気圧を適正値にした。今日はいい天気だ。このところ毎週末天気がすぐれなかった。いっそ洗車までしてしまおう。とバイクと車両方洗う事にする。
Z洗おうぜ2.JPG
下の娘が様子を見に来た。洗車に引きずりこむ。
Z洗ってるJPG.JPG
おまい、バイク担当な。ワックスもよろしく。今度タンデムで岬にでも行こうか。
Z洗った2JPG.JPG
おお、奇麗になった。
4洗った2JPG.JPG
車も洗車完了。
車の室内を拭き掃除しながら最近見たブログ記事を思い出した。
車のメーターフェチの記事だったが、自分もアナログメーターが好きだ。
メーターに囲まれた空間は気持ちいい。
そういえば、この車を選んだときもメーターが決め手だった。
タコ、速度。水温、燃料、油温、電圧の6個のメーターが気に入ったのだ。
当時ドイツ車に乗ってみようとして各社のディーラーを見て回った。
メルセデスのCはメーターのデザインが好みではなかった。真ん中の半円の大きいのは×
タコもサブメーターみたいだったし。でも試乗したときの足の感覚は良かった。エンジンはガサツだったけど。
BMWの3はメルセデスよりメーター回りは好みだ。メーターは四つでオーソドックスだ。試乗では直列6気筒の回る感覚は気持ちよかった。でもシャーシからの感覚は雲の絨毯に乗っているようで、地に着いていないイメージがつきまとった。
BMWはハンドリングがよい、峠が気持ちよいと聞くが、試乗ではほとんど直線と右左折だからハンドリングなんて判らなかった。(峠?だいたいいつも家族乗せているし、峠に行ったところで峠で気持ちよく走ったら後ろで家族がゲロモードだし。現に一寸気持ちよく走ったら”気持ち悪い”ってさ。だから最近は峠はバイク)
AUDIの4に乗った。メーターが六個!一目惚れ。
試乗ではV6気筒は予想外に気持ちよく回るし、シャーシの感覚はメルセデス程重圧ではないがBMWほど軽くなく真ん中ぐらいと感じた。
内装の質感も一番良かったし。
(ただ、信号の変わり目に交差点に突っ込んで、エイって曲がると鼻先が重い重い。)
でも、選んだ決めてはやっぱりメーターの数。
しかし、残念なことにAUDIのこれ以降のモデルのメーターは一般的な数になってしまった。
これを乗り続けるしか無いな。
A4メーター.JPG
これが一目惚れのメーターパネル。
バイクのメーターはこれ。
Zメーター.JPG
ようはメーターの数。4個だが速度計の表示に釣られた。
DSC_3066.JPG
320km/hこれに憧れ、買ってしまった。
購入基準は300km/h以上の目盛りがあるかどうか。
当時、一般的な車種で320km/hの目盛りが有るのはあまりなく、有名なところでこの車種。
DSC_3019.JPG
アナログメーターといば時計。時計もメーターが多い方が勝ち。つまりクロノが好み。
そのなかでも計算尺目盛りがそそられるのがブライトリング
DSC_3120.JPG
この計算尺、使い方が良く判らないので結局使えないのだけれども、そんなの問題ない。
だってメーターの針と目盛りが多いからいいのです。
自分はメーターフェチであったと再確認した日だった。

DSC_3105.JPG























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むしぱん専門 ミスター ムシパン (横浜トレッサ) [甘味]

MPキャラ.jpg
娘が買いたいCDがあるとかで、トレッサまで運転手となった。
お目当てのCDは売り切れで予約だけして帰り道、何か見た事も無いものがある。
たしか前に来たときは空き店舗だったところだ。
なんだろう?このスポンジタワシみたいなキャラは?

MP看板.jpg
ミスタームシパン?蒸しパンの専門店だそうだ。
卵、牛乳、バターを使わず、砂糖はキビ砂糖、塩は沖縄の塩を使用とある。
商品棚を見ると140円から200円ぐらいの価格帯で商品がある。
ただ、時間が時間だけに空のケースも多く、あまり種類が残っていない。
が、試しに購入してみる。
家に戻って試食大会。
MPカスタード.jpgMPカスタード中身.jpg
カスタード、160円
比較的プレーンなカスタード。

MPドライフルーツとクリームチーズ.jpgMPクリームチーズ中身.jpg
ドライフルーツ万歳、200円
4種類のドライフルーツが乗って、中はクリームチーズ。

MPベリー.jpgMPブルーベリー中身.jpg
ブルーベリーチーズ、200円
クランベリーとレーズンが乗って、中はブルーベリーチーズ。

MP芋アンコ.jpgMP芋あんこ中身.jpg
サツマイモ粒あん、180円
サツマイモのレモン煮が乗っている。中は粒あん。

蒸しパンの生地はクセがなく、素朴な感じだ。特別美味しくなく、不味くなく。
何か、昔どこかで食べた事があるような懐かしい味わいだった。
具材も想像通りの味で、期待は裏切らないがサプライズも無い。
正直なところ、この味と大きさで200円はあり得ないな。
これら蒸しパンの大きさはとても小さく、ちょっと大きめの蒸し饅頭ぐらいだ。
例えば、カスタードは100円、サツマイモ粒あんは120円、ブルーベリーチーズとドライフルーツは150円ぐらいであれば魅力的でリピートの可能性も有りなのだが。
最初、ミスター・ムシパンって、てっきりドーナツ屋さん(お掃除屋さん?)が新たに展開したのかと勘違いしてしまった。名前似ているから。


蒸しパンを買って家に戻ると、丁度奥さんも戻ってきた。
そごうの冨澤へ行くと言っていたので”ねんりん家”でマウントバーム買ってくれと頼んだのだが、残念ながら行列の凄さに挫折したらしい。(薄力粉7.5kgかかえて並ぶ気力なかったそうな)
代わりに高木某というパテシエの所で売っているラスクを買ってきてくれた。
ショコララスコッティ・プレミアムというらしい。
美味しさの秘密という口上には
生地の厚さは4㎜、コートするチョコが染み込み食感がいい。
生地を練乳につけ込んでから焼くので味わい深い。
生チョコレート使用で風味が良い。
という意味の事が書いてある。


高木ラスクパッケージ.jpg

高木ラスク_Wチョコ.jpg高木ラスク_イチゴ.jpg
ホワイトチョコ        イチゴチョコ



高木ラスク_チョコ.jpg高木ラスク_抹茶.jpg
ミルクチョコ          抹茶チョコ



ラスク断面.jpg
生地の厚さとチョコの厚さ

ラスクと言えば、自分の中ではガトーフェスタ ハラダが基準である。
ハラダのホワイトラスクは大好物で10枚入りの袋なら一瞬で無くなってしまう。
尤も勿体なくてそんな食べ方はめったにしないが。
そんなハラダと比較するためにホワイトチョコから試す。
一口かじる。食感はよい。が、味が重い。
ちょっとクドさが残る。ハラダのように後味に塩味がきて口の中をリフレッシュするような塩気を感じない。
だから食べ続けると重く感じる。
2、3枚が限界だ。これ以上は味が判らなくなる。
ヘビーなチョコ好きには良いのかもしれない。
合わせるのはバックスの濃いコーヒーで。

ハラダのラスクが無性に食べたくなった。一袋10枚を一気に。
アールグレイのミルクティーと一緒に。



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手挽きすり鉢粉 驚愕の蕎麦 木更津の蕎麦2 人力手打蕎麦 俵屋 [千葉房総の蕎麦]

再び木更津。ここに幻と噂される蕎麦がある。いつ営業しているか良く判らず、”もし前を通りかかって暖簾がかかっていたなら幸運である”とネット上で語り継がれる蕎麦屋。
念のため前を通ってみる。何と暖簾が!
T外観.jpg
勿論行くしかありませんね、これは。
中はカウンターメインでテーブルは一つ。
主一人で切り盛りしている。
Tカウンター.jpgT内部1.jpg
奥には囲炉裏もある。
T内部2.jpg
メニューは盛り蕎麦のみ。蕎麦は二八で三種類から選べる。
ひきぐるみ(細打)と粗挽き、かわり蕎麦の三種で、価格はそれぞれ1000円、大盛りは1500円となる。
二八で、この場所でこの価格は高い。結構強気の価格設定である。
カウンターに座る。
主との話の中で理解した事は、
この店は不定休で営業開始時刻は11時30分だが、その日の調子によって多少前後する。
営業終了時刻は蕎麦が終わった時というより、気分が乗らなくなった時
というものだ。今日はお客さん来なさそうだと思うとサッサと店を閉めてしまうらしい。
細打を注文する。と、主曰く、
”今日は粗挽きがお勧めですよ。何せ今日の蕎麦はすり鉢で挽いた蕎麦です!”と。
見れば、カウンター正面には手引きの石臼とすり鉢が鎮座している。
カウンターに置いてある名刺には
人力・手打蕎麦 手挽石臼粉・すり鉢粉 俵屋
とある。
”うちは店が小さいので手挽き石臼とすり鉢使うんです”
その言葉に思わず粗挽きを注文する。
これが茹でる前の蕎麦、とみせていただいた蕎麦は見慣れない色をしている。何かただ者ではない気配さえ感じさせている。
”この蕎麦はきれやすいのでザルに入れて茹で上げるのです”と説明が入る。
主の仕事を見守りながら説明に飽きない。
何か蕎麦屋に来たというよりカウンターの居酒屋に来たような雰囲気である。
出された茶も忘れて蕎麦の説明と主の手元に夢中になった。
T茶.jpg
飲むのを忘れた茶。
蕎麦が完成した。
T蕎麦.jpg
蕎麦汁が二つではない。一つは継ぎ足し用とのこと。
さっそく、すり鉢挽き粗挽き蕎麦を試す。
このような色の蕎麦は初めてだ。緑っぽくあり、黒っぽくある。
また、その表面も独特だ。粗いを通り越している。白いツブツブも大きい。
このツブツブの所から切れやすいのです。と主人の説明。
T蕎麦2.jpg
白いツブツブが見えるだろうか?小枝チョコレートみたいだ。
T蕎麦3.jpgT蕎麦4.jpg
手繰る。粗すぎて啜れない。香りは・・・・・蕎麦のインパクトが大き過ぎ頭がパニック状態である。
香りを確認というより、頭がこの蕎麦をどう処理すべきかフリーズしている。
あまりもの蕎麦の荒々しさに戸惑っている。
咀嚼する。しっかりとした噛みごたえと強い風味。
こんな蕎麦は初めてだ。手強い。
山葵でリフレッシュしよう。
T薬味.jpg
薬味は山葵と大根おろし、それに大量の葱。
山葵はどうだったかって?それが記憶に無い。蕎麦のインパクトにやられて記憶がとんでしまった。
汁を口に含む。
T汁.jpg
甘い!薄口だが甘味が飛び出ている。ダシの香りが多い。
甘くダシの香りの強い汁だ。好みの汁ではないが。
蕎麦を汁に付け啜る。
正直なところ、蕎麦のインパクトで評価が出来る状態ではなかった。
ただ、もうちょっと甘味を抑えた、締まった汁で食してみたい。
再訪し再確認したい。
蕎麦を食べ終わり、残った汁に蕎麦湯を入れて飲んでみる。
T蕎麦湯.jpg
これが美味しい。甘めのダシの強い汁である。蕎麦湯で割るととても美味しい。ダシのきいた美味しいかけ汁といった汁になる。
蕎麦湯で割りながら汁を楽しんだ。
汁の最後の方では削り節の微細な破片が残った。濾し方が粗いのか?
最後は蕎麦湯のみで後口すっきりと。蕎麦湯は茹で湯そのままの湯。目の前で汲み上げだ。
T蕎麦湯2.jpg
蕎麦湯を飲み終わったところで主からのサービス品。
Tサービス品.jpg
こしあんを葛で寄せて、きな粉がかかっている。
ネットリとした食感でとても美味しい。甘党には嬉しい限りだ。
店内は禁煙、酒類なし、天ぷら無し。
蕎麦は盛りのみ。
席はカウンター主体。
なんともマニアックな蕎麦屋である。
ただ、二八で1000円(大盛り1500円)の単価はCP悪いが他では食べられない蕎麦が食べられる事も確かである。
汁はちょっと好みではないが。










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食感の良い蕎麦 木更津の蕎麦 みず野 [千葉房総の蕎麦]

M外観2.jpgM外観.jpg
今日の出張は袖ヶ浦。アクアラインから袖ヶ浦で降り、木更津へ向かう。
目的地は”みず野”地図をたよりに走る。16号から市街地へ入り、住宅地の中に入る。
MAPFANで細かくプリントしておいて助かった。
せいろ十割が800円。これにしよう。
M室内.jpg
店内座敷の机の数は多くはないが、大きさは大きい。
テーブル席は机が一つだが、宴会用なみに大きい。
F蕎麦湯.jpg
茶は蕎麦茶。蕎麦茶は薄めだが香しく、落ち着く。
M品書き1.jpg
改めて品書きを見ると二色盛りがある。せいろ(十割)と田舎(ひきぐるみ)だそうだ。これはそそられる。
しかも価格はセイロ、田舎、二色、各800円
大盛りは200円増しだそうだ。
二色の大盛りを注文する。
M蕎麦二色.jpg
右がセイロ(十割)で左が田舎。見た目、量が少なく感じる。
蕎麦が運ばれて直ぐに蕎麦湯まで来た。
これはいただけない。こんなタイミングで持ってこられても落ち着かない。
また、蕎麦湯も冷めてしまう。
やはり蕎麦湯は、蕎麦の食べるタイミングを見計らって運んできてもらいたいものだ。
蕎麦にもどろう。まず、十割から試す。
M十割.jpgM十割2.jpg
細切りの奇麗な蕎麦である。まず、蕎麦のみを手繰り蕎麦を確認する。
啜っても蕎麦の香りはさほど立たない。が、咀嚼を重ねると蕎麦の甘味が口の中に広がる。
塩を付けて試してもみたが、塩を付けない方が甘味を感じる。
汁を舐める程に口に含み風味を確認する。
M汁.jpg
汁は薄口で、やや甘めである。ダシが強めで香りは多い。
辛さは感じず、酸味も少ない。柔らかめの汁でキリッとした輪郭は感じない。
十割を汁に付け手繰る。
汁の香りが蕎麦と一体となり、蕎麦の甘味が咀嚼ごとに重なってゆくのが判る。
一番蕎麦の甘味と香りを感じるのは汁を用いたときだ。
十割を堪能した後は口直しに山葵を舐める。
M薬味.jpg
薬味は葱、大根おろし、山葵である。山葵を舐め、大根を食べ口直しとする。
山葵は普通。特別香り高くないが、香りと瑞々しさは普通にある。
次に田舎に移る。
M田舎.jpgM田舎2.jpg
やや太めで表面は奇麗だ。
蕎麦のみを手繰る。無論太いため喉越しは期待できない。
咀嚼してゆくと十割より香りと甘味を感じる。太い故に感じやすいのだろうか。
食感のモッチリ感は心地よく、茹で加減も最適だ。
この蕎麦、食感が心地よい。
蕎麦湯は普通な雰囲気で、
M蕎麦湯.jpg
後口サッパリと。
今回二色の大盛りを注文したが、蕎麦の量は少なめのようだ。何か食べ足りない感じが残った。

仕事の帰りのアクアライン。すっかり晴れて景色がよかった。
海ほたる1.jpg海ほたる3.jpg

海ほたる4.jpg海ほたる2.jpg



















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リーズナブルに 那珂の蕎麦3 ふじ庄 [茨城の蕎麦]

F看板.jpg

再びひたちなか市。今日はどこの蕎麦を試すか?時間の制約もありルート上からあまり離脱するわけにもゆかない。ICそばに蕎麦屋があった事を思い出す。ふじ庄。地粉100%使用手打ち蕎麦の旗が立っていたと記憶している。

F入り口.jpg   F蕎麦室内.jpg

室内は結構広い。茶は緑茶。

F茶.jpg

品書きを確認する。蕎麦に田舎、細打等の種類の設定は無く、また、つなぎ比率の違いによる種類の設定もない。一種類勝負のようだ。しかし、丼物もある。ということは、経験上好みと離れた店の可能性が高い。しかし、想像だけで判断してはいけないのだ。大盛り(600円+大盛り150円増)を頼む。リーズナブルな価格設定だ。

F蕎麦.jpg

 結構太い蕎麦である。

F蕎麦1.jpgF蕎麦2.jpg

F粉が細かく均一.jpg

蕎麦の表面は艶やかで、表面から感じられる粉は細かく均一である。機械挽きの粉なのかもしれない。蕎麦のみを手繰る。蕎麦の香りが少ない。咀嚼してみるが、蕎麦の香り、甘みは立ってこない。???さらに咀嚼する。ようやく蕎麦の甘みを感じた。蕎麦の食感は悪くなく、硬すぎず、ムッチリと咀嚼が心地よい。

山葵で口直し。

F薬味.jpg

予想通りの山葵で、香りは少なく風味も弱い。予想していたことではあったが。しかし、柔らかさと多少の瑞々しさはあり、落胆するような山葵ではない。尤も、もしこの蕎麦が風味豊かな十割だったら落胆しただろうが。葱の切り方も悪くない。丁寧な仕事だ。

汁を確認。

F汁.jpg

薄口でダシの香りが強め。味に角はなく、酸味、甘み、塩気が飛び出る事もなく、いいバランスに仕上がっている。蕎麦を汁に付けて啜る。蕎麦が太くて啜りにくいが、啜っても香りは立たない。しかし、咀嚼していくと蕎麦の甘みを感じる。汁を付けた方が良い。汁の塩気と旨みが蕎麦の甘みを呼び起こすのだろう。

蕎麦湯、サッパリとした蕎麦湯だった。

F蕎麦湯を注ぐ.jpgF蕎麦湯.jpg

手打ちだが粉は製粉所製なのだろう。自家製粉の十割手打ちとは方向性は異なるが、リーズナブルに手打ち蕎麦を提供するという方向に振った蕎麦なのだろう。これはこれでCP的に納得できる蕎麦である。気軽に食べやすい価格帯という制約の中での美味しい蕎麦。今回は盛を頼んだが、この蕎麦の太さと食感から考えると、茨城名物”けんちん蕎麦”にとっても合いそうな蕎麦ではないかと思う。意外と、確信犯的にけんちんに合わせた蕎麦を打っているのかもしれない。

 

 


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けだるい雨の休日の朝 ブランチに蕎麦茶を使って  [甘味]

210℃で16分.jpg
憂鬱な雨の休日の朝、いつも通りに目は覚める。が、起き上がる気がしない。
カーテンを半分開け、雨の朝のけだるい光のなか再び布団に潜り込む。雨の音と鈍い光に満ちあふれた空間は穏やかに時間が過ぎてゆく。いつの間にか布団に潜り込んでいた娘の温もりと布団の温もりの相乗効果で布団の中は春の陽気と化した。春眠、体は軽い怠さに包まれて、全身の力が抜けている、この穏やかな時間は実に気持ちいい。
この穏やかさのなか微睡んでいると・・・・ん?何だあ?この時間は!と時計を見て驚く。
時間の進み方は常に一定とはとても思えない。微睡みの時間は一瞬でも、時計時間は平気で一時間単位で過ぎ去る。
そのくせ、つまらない会議とかは会議が永遠に続くのでは無いかと錯覚するくらい時間の経過が遅い。
朝ご飯作らないと・・・・でもご飯焚いてる時間がない。こうなったら短時間に作れるやつを、と材料をかき集める。
何が作れるか?と材料を確認しようとストッカーをかき回す。
ん?これは?・・・・賞味期限切れの抹茶だ、勿体ない。使おう。
抹茶_あるだけ.jpg
これは、会津の夢見亭で蕎麦を食べたときに買ったそば茶だ。
蕎麦茶.jpg蕎麦茶2.jpg
しばらく飲んでいなかった。ちょっと蕎麦茶をつまんで口に入れる。
こっこれは!美味いじゃないか。知らなかった。蕎麦茶は蕎麦茶でしか使った事がなかったが、蕎麦茶をそのまま食べても美味しいのだ。若干香ばしすぎるが、香りが良いし、つぶつぶの食感もいい。
これは使える!と確信した。
これでメニューはケーキだパンケーキもどき。ブランチのケーキとして作ろう。
甘党ゆえ甘い食事は大丈夫な方だ。尤も酒豪の奥さんを筆頭にして一部に反対派も存在するが。
粉だ!粉を探す。そういえば熊谷出張のおり、農産物直売所で買った地粉の蕎麦粉があった。これを使おう。
地粉蕎麦粉.jpg
結果”蕎麦粉の抹茶風味パンケーキもどき”に決定した。
材料を集める。
蕎麦粉のみだと食感はどうだろうか?。安全策だ薄力粉とブレンドしてみよう。とりあえず50;50で。

蕎麦粉150g
薄力粉150g
BP 小3
砂糖 大5
抹茶 あっただけ
蕎麦茶 大3
卵 3個
牛乳 130cc
無塩バター 大3
バニラオイル 気分がむくだけ

これだけを集め、オーブンを210℃に余熱する。
粉とBP、砂糖を振るう。
振るって.jpg     
溶いた卵と牛乳、バニラオイルを合わせた卵液を作る。
牛乳と卵液.jpg
粉に入れ、ヘラで混ぜる。
さらに蕎麦茶と溶かしたバターを入れ、混ぜすぎないように混ぜ合わせる。
粉に合わせて.jpg
半分はこの状態でパンに入れ、残り半分に抹茶を振るい入れる。
半分は抹茶で.jpg
これもパンにいれ二色に
パンに入れて二色.jpg
上にアーモンドスライスをたっぷり乗せて。
アーモンドスライス乗せて.jpg
210℃で16分程焼く。
210℃で16分.jpg
思った程発色はよくないが、味はどうか?
プレーンと、抹茶風味
蕎麦断面.jpg抹茶断面.jpg
蕎麦粉だけにボソボソ感があるが素朴感にもつながっている。
蕎麦茶のツブツブはいい感じだ。粗挽きっぽく感じさせるし、その香ばしさが食欲をそそる。
ボソボソ感をどうにかすれば良い感じだ。
とりあえず、トッピングで逃げよう。
メイプル、餡子、ジャム各種、チーズ各種を用いて試した結果、
クリームチーズを添えて.jpg
クリームチーズが一番相性がよかった。
クリームチーズがボソボソ感を感じさせなくするようだ。






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浴室の換気扇の騒音で眠れない [日常のなかで]

全て完了.jpg
ここ数年、浴室の換気扇がうるさくなってきた。数ヶ月まえからはさらに騒音はひどくなり、日ごとに騒音のレベルは増してきた。ついには道路工事なみの騒音になってしまい、家族から眠れないというクレームもあがってきた。
入浴後から就寝までは時間は短い。就寝時に換気扇を止めればカビの培養所と化す事は目に見えている。
換気扇もうるさいが、それ以上に奥さんの文句もうるさくなってきた。限界だ、修理するか。
だが、このまま業者呼んで修理してもらっても面白くない。どうせベアリングかベアリング付きのモーターユニットを交換して終了だろうし。悪いところは判明しているのだから自分でやってしまおう。
うまくゆけば部品の交換をしないでリーズナブルに修理できるかもしれない。
さっそくとりかかる。
カバーを取り去る。
換気扇外観.jpg換気扇内部ファン.jpg
ずいぶん汚い。バッフルを外そう。
バッフル外して2.jpgファンアップ.jpg
ユニットはかなりの汚れだ。
エアーダクトのプレートをまず外す。
エアーダクトプレート.jpgエラーダクトプレート2.jpg
すっかり汚れがこびりついている。
ファンを取り外す。ナットは逆ネジであるので注意。ナットを取ってホルダーブラケットを外す。
ワッシャーに注意しながら静かに外す。
ファンフィン2.jpgファンフィン.jpg
想像以上に汚れている。これでも、取り外す前の状態で掃除をしたのだが。
ファンも外して.jpg
モーター側の汚れも凄い。
コイルが見える.jpg
掃除をして、このカバーを外せばモーターとベアリングが見えるはず・・・・っと、右上の穴に見えるものは?
コイルだ!ということは、このカバーはモーターのケースなのか!ということは、下手に外すと困難な状況に陥る可能性がある。外すのは止めよう。
軸付近からグリスを噴射してみるか?
グリスを買って.jpg
ホームセンターでグリスを買ってきた。一応用途にベアリングと書いてある。
グリスアップ.jpgグリスアップ2.jpg
たっぷり噴射、軸の付け根めがけてグリスを噴射する。
グリスたっぷり.jpg
けっこうまき散らす
グリスをふくと.jpg
垂れてきたグリスを拭き取ると、かなりの汚れ。古いグリスが出てきたのだろう。
回して.jpg
グリグリと手で軸を回しグリスをベアリングに馴染ませる。
そしてグリス噴射、拭き取り、グリグリを繰り返す。
だんだん軸が軽くなってくるのが判る。
回したときのゴロゴロ感も少なくなってきた。
もう何度繰り返しただろうか。垂れ落ちてくるグリスと、ずっと上向きでいる為に感じる首の痛みと格闘しながら作業を続ける。
軸を手で空転させてみる。かなり回るようになった。もういいだろう。
次はファンとエアーダクトを掃除する。
ファンを掃除.jpg取り付け部も掃除.jpg
エアーダクトの汚れは落ちない。クレンザーと金属タワシでこすってもこの程度。
エアーダクトプレート掃除.jpg
組み立てにはいる。まずエアーダクトを取り付ける。
エアーダクト取り付け.jpg
次はファン。ワッシャーも忘れずに。
ファン取り付けにあたって.jpg
バッフルを掃除してから取り付けて
取り付けてバッフル付けて.jpg
カバーも奇麗に
カバーも掃除.jpg
そして完成
全て完了.jpg
さて試運転。かなり音は低減された。
ベアリングに傷は入っているようで、無音というわけにはいかないが、それでも許容範囲の音になった。
いままではリビングにいても浴室の騒音はよくわかったが、今では換気扇が回っているかリビングにいると判らないほどだ。
修理完了!安く済んでよかった。出費はグリス代の788円だった。










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見た目はチーズ?とうふパン  ビロン [甘味]

仕事帰り。ちょっと寄り道して帰ろう。相鉄改札から高島屋経由で東横に行くか、
高島屋の地下を楽しんでいたら催事コーナーに興味深いものがあった。北陸物産展にあった”とうふパン”
とうふパン2.jpg
石川県小松市にあるビロンというパン屋さんらしい。
買って帰りさっそく食べてみる。
豆腐容器そのまんまの容器に入っていて、そこから出して皿の上に置いてみると・・・・
とうふパン3.jpg
何かチーズみたいな佇まいである。
白い粉が白カビチーズみたいにも見える。
とうふパン4.jpg
なかなかパンには見えない。
生地にはオカラもはいっているようだ。
半分に切ってみる。クリームが多くて嬉しい。
まず生地のみを食べてみると、柔らかで、ふんわりではないが素朴な味と食感で好感を持てる。
クリームは豆乳クリームだそうだ。クリームのみを舐めてみる。
なかなか美味しい。意外とクリーミーでコクもある。そして甘味も丁度いい。
クリームのみでも食べたいが、クリーム無しで生地だけで食べるのは辛そうだから止めておこう。
とうふパン7.jpg
家族にはクリームは好評だったが、生地は気に入らなかったようだ。
まあ、彼女達には生地が素朴過ぎたのだろう。
でもお父さんは好きだな、これ。



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どっしり重いバームクーヘン重量級の食べごたえ ねんりん家 マウントバーム [甘味]

NM3.jpg
ねんりん家が横浜にできたという情報を入手した。これは行かなければ。
いままでは羽田空港内の店を利用していたが、これでは出張時しかいかれない。
仕事の帰りに横浜そごうに寄る。ねんりん家を探すと入り口右手側(入り口向かって左側)の奥との看板。
見れば一目瞭然、行列だ。早速並ぶ。
マウントバームしっかり芽と今回初めてストレートバームやわらか芽を購入。

まず、マウントバームから食べる。
NM.jpgNM2.jpgNM4.jpgNM3.jpg
皮は固く、中はしっとりしている。
年輪の間隔は一定でなく、手作業なのだろうか。
皮のパッリッとしたところが何とも美味しい。
生地の色も黄色く濃い。味は重くしっかりした食感だ。
次にストレートバームを試す。
NS3.jpgNS2.jpgNS.jpg
年輪は細かく、色も薄い。
生地を押すとソフトな感触である。柔らかい食感と優しい味わいだ。
ただ、マウントバームを先に食べたせいだろうが物足りない。
好みではない。好みはマウントバームの重い食感だ。

本場ドイツ規格のバームクーヘンを食した事が無いのでよくわからないが、ドイツの規格で作るとどのような味なのだろうか?規格を調べると、
”国立ドイツ菓子協会が設定したバウムクーヘンの規格では「原料の比率は、小麦粉1:バター1:砂糖1:卵2」でなければならないのだとか。他にも、「バター以外の油脂は使わない、ショートニングは使用不可」「ベーキングパウダーを使用しない」「タマゴは、卵黄と卵白、別立てにする」「焼成温度は400℃」「バウムクーヘン専用の開放型オーブンの芯に生地を巻き付け、1分半〜2分で1回転の速度で回しながら、1層1層重ね焼きする」といった伝統的なメソッドがある。”との記述があり、この原料内容から推察すると柔らかなバームクーヘンはあり得ないなと思う。

重量級の食べごたえのあるマウントバームはバターと卵のコクを堪能することが出来た。
柔らかなバームクーヘンは自分の好みではない事を再確認しつつ。
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節句だし、たまには和菓子 練りきりとよもぎ餅 大倉山の和菓子 青柳 [甘味]

桃の節句。桃の花を眺めていたら菱餅のよもぎ餅が食べたくなった。
よもぎ餅は好物であるが、まだ節句は終わっていないので菱餅を分解するわけにもいかない。
大倉山の商店街にある和菓子屋 青柳 に行く。
節句用によもぎ餅を買いにきたのだが、つい練りきりに目がいってしまい結局練りきりも購入。
和菓子もいいものだ。時々無性に食べたくなる。
”桃の花”と”梅に鶯”
練りきり桃.jpg練りきり梅に鶯白あん.jpg練りきり梅の花.jpg練りきり手まり.jpg
”梅の花”と”手鞠”と銘打ってあった。
梅に鶯は白餡で上品な味わい。
手鞠は見た目が奇麗で頂上には金箔が飾ってあってゴージャス感を演出。
桃の花は色のグラディエーションが愛らしい。
梅の花は春めいた色合いで、それぞれ春を感じさせてくれる。
見た目で季節を感じさせてくれる和菓子はとても楽しい。
よもぎ餅ののし餅は大きめにカットし、きな粉と餡子で楽しむ事にした。
よもぎ餅.jpg
朝についたよもぎ餅だ、まだ柔らかくこのままでも食べられそうだ。
が、のしてあり、ある程度の固さはあるのでそのままではきな粉や餡子に合わすのは困難だ。
少しだけ熱湯に入れボイルする。
柔らかくなった餅にきな粉と餡子をまぶした。
柔らかでも噛みごたえがあり、よく延びるが、延びすぎない。
やはりちゃんとついた餅は美味しい。
原材料に米粉が混ざったような餅ではこうはいかない。
よもぎの香りも高く、春を感じさせる。
結局全部食べきってしまった。
和菓子屋さんののし餅は美味しいが、常時売っていないのが難点だ。




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ちょい粗挽きの十割蕎麦 那珂の蕎麦2 だぼう [茨城の蕎麦]

D暖簾.jpg
急遽ひたちなか市で仕事になった。が、仕事の内容を考えると泊まりはまずない。
日帰り出張となるとチャンスは客先へ入る前の昼ご飯しかない。
那珂ICから客先へ行く途中に気になる幟があったのを思い出す。
那珂ICを出て118号に入る。38号へ右折してしばらく走ると、右手にコンビニが見える。
その手前あたりに幟がはためいている。右折して細い道にはいると店はある。
D入り口.jpgD外観.jpg
暖簾をくぐりなかへ。入り口右側はカウンター席になっており、左側は机席(3卓)そして奥は座敷になっているが卓数は確認できなかった。
Dカウンター.jpgD机席.jpg
お品書きを確認する。
Dメニュー.jpgDメニュー2.jpg
ここの蕎麦は三種類である。
外一が標準で、指定無き場合はこの外一だそうだ。
田舎蕎麦は太打ちの外一となっている。
もう一つは十割蕎麦。
セイロ(ざると表記)は680円で十割の場合は150円増し(十割大盛りの場合は470円増し)である。
十割の大盛りを注文する。つまり、680円+470円
D蕎麦茶.jpg
蕎麦茶を飲みながら蕎麦を待つ。
D蕎麦.jpg
蕎麦は少なめに見える。(実際は十分食べごたえがあった。)
蕎麦は若干粗挽きで、表面にはつぶつぶ感もあり、若干星もみえる。
D十割.jpgD十割2.jpg
蕎麦を手繰る。
粗挽きゆえに啜りにくいが細打ちだけに喉越しは悪くない。
無論十割である。すぐに喉の奥に送り込まず十分に咀嚼する。
咀嚼ごとに蕎麦の甘味が滲み出てくる。
D汁.jpg
汁の味を確認する。
ダシの香りが強めに感じる。塩は若干強めであるが、味は重くなく薄口だ。
蕎麦を汁に僅かに付けて手繰る。
蕎麦の香りより汁の香りの方が強いが、咀嚼によって滲み出た蕎麦の甘味は汁に負けない。
むしろ汁によって甘味は増す。
そして山葵を舐める。
D薬味.jpg
山葵は香りが少ない。悪い山葵には見えないが何故だか香りが少し弱く清涼感に欠ける。
鼻腔を駆け抜ける清々しい香りを求めていたのだが、香りは駆け抜けてくれなかった。
すりおろし方なのか山葵の種類なのか不明だが山葵には不満は残った。
無論、蕎麦の出来が良いからこそ感じた不満ではある。
D蕎麦湯.jpgD蕎麦湯2.jpg
蕎麦湯は濃いめであり、蕎麦湯のみで飲んでも十分甘さを感じる。
無論、汁を混ぜると汁の香りと蕎麦湯の甘味が合わさって旨味を感じる。
その旨味が体に”蕎麦は終わり”と言い聞かせているようだ。



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