暑い日の冷たいデザート、生き返る瞬間・・・・・
今日は婆さんのリクエストで鮎を食べにゆく。婆さんの奢りだと言う。
年金暮らしの婆さんに奢ってもらうのは気が引けるが、我が娘達が鮎の塩焼きが好物であるのを知って、どうしても食べさせたいらしい。申し訳ない気もするが、ここは気持ちよく奢られましょう。
婆さんがお気に入りの”いこい”に向かう。
予約時間もある、迷う訳にも行かない県道64からR418に入る木曽川沿いに走り橋を渡って県道358へ。
木曽川の蘇水峡にあるこの店は料理旅館で宿泊もできる。
付近の川(木曽川)、昔から変わらない心落ち着く景色だ。
店周辺、川から少し山に入ったところにある。
到着、山の中で蝉の鳴き声だけが聞こえる。しかもクマゼミ。関東ではあまり聞かない。
婆さん曰く、最近小食になって食べきれないから少なめのコースだけど・・・・。
たしかに年々の婆さんは小食になってきているようだ。
自分が子供の頃の彼女はロールケーキ、ホールケーキの一本(ホール)食いや羊羹の一本食い、饅頭の一箱食いなどは朝飯前で甘味に限らずロースハムの一本一気食い、焼豚は白い部分が多くないと美味しくないと怒り、食欲の無い夏でも冷や麦はデフォルトで乾麺二袋を平らげていた。(大食い選手権かよ!)
歳を重ねて食ベられる量も少なくなってきてはいたが昨年手術した後はさらに小食になったらしい。
蓮根と蛸を酢みそで。
鮎の甘露煮と水茄の寿司。好物の鮎の甘露煮が一匹だったら嬉しかったな。
水茄子の寿司が美味しいかった。茄子の切り込みにすし飯が詰められている。
鮎の刺身。コリッとした身の食感と滲み出る旨味が美味しい、
辛味噌タレに付けて食べるが、タレの付けすぎに注意が必要だ。
いっそ醤油の方がよいのでは?
夏の終わりに夏の名残、鱧と茄子、えだまめのしんじょ。
この品、日本人で良かった・・・・としみじみ思った。やっぱり夏は鱧、いいですね。
鮎の塩焼き。蓼の葉が入った蓼酢を添えて。
蓼食う虫もすきずき・・・・って言喭の蓼の葉
やはり鮎は塩焼きが美味しい。頭から全て食べられる。
鮎の刺身で外された鮎の皮の唐揚げ。
サクッとした食感と独特の香ばしさ(鮎の香り)がありとても気に入ってしまった。
天婦羅は海老と茗荷と茄子。
天婦羅となると何故必ず海老が出て来るのだろう?どんな山中でも天婦羅には海老が必ず入っている。
確かに海老天は美味しいが、無くても良い。鮎の天婦羅とか、山の幸の天婦羅でも良いのでは?
多少価格が上がっても鮎の天婦羅がいいな。
骨の唐揚げ。
サクサクでビールにいいかな。皮の方が香りが有って美味しかった。
味噌は意外にもノーマル。赤味噌かと覚悟していた奥さんはホッとしていた。(彼女は赤味噌が苦手)
ご飯はコーンご飯。夏ですねー。
デザート、これが一番の楽しみ。
グレープフルーツのジュレがサッパリと喉を潤してくれる。ベリーの酸味が爽やか。
ごちそうさまでしたーっ
岐阜県加茂郡錦織808-1
☎0574-43-0170
秋、栗の美味しい季節がすぐそこに。
八百津に来たついでだ栗金飩の予約をしよう。
岐阜県には八百津、恵那、中津川と栗金飩の店はが多いがその中で一番のお気に入りの店。
毎年買っている。今年は栗の成長が遅れているそうで栗金飩が出荷できる時期が未定とのこと。
出来次第送ってもらうことにする。
栗を冷凍保存して通年で販売している店も多いけど冷凍は味がイマイチ。だから買う店には拘る。
おや、窓に写真撮っているさる1号が写っていた・・・気付かなかった。
岐阜県加茂郡八百津町4096-1
☎0574-43-0144
さて、盆は過ぎたが墓参りしてこよう。
坂下までどうやって行くか。
婆さんは八百津からR21>>R19>>で坂下へ向かうコースを推奨しているが、このコース左程景色が面白くない。
このまま41号にでて七宗から東白川を経由してR256で付知峡をかすめて坂下まで行くのが楽しそうだ。
前日は郡上八幡からR256でR41に出た、この道は楽しかったからR41から坂下までのR256も楽しいぞきっと。
地図上では七宗から県道62で東白川に抜けた方が近いが・・・・いや、県道だと狭いかも。やはり金山手前まで上ってR256がいいだろう。(しかし、これがミスチョイスだったとは・・・・・)
R41を北上する。
山の間を縫うように流れる飛騨川に沿って走る。山見ていると落ち着くのは何故だろう・・・やっぱり山育ちのせいかな。
62号への分かれ道ではダンプも右折待ちしている。ダンプは近道優先かな。道幅より距離優先か?と軽く考える。
しかしダンプがそこにいたのは近道の為ではなかったのだ。このルートしかダンプは通れなかった、という事実がこの後明らかになる。
”しもゆい”あたりで右折だが、大きな看板が無い。?妙だなと思いつつ右折。だれも追走してこない。
線路を渡ったとたん道幅が急に狭くなる。普通車でギリギリの幅だ・・・・対向車来たらアウト。
こんな状態の道を暫くすすむ。
道幅が広くなったり狭くなったりを繰り返しながらの峠越えとなった。バイクなら気持ち良いだろうな。
同乗者が乗り物酔いしないようにGを極力かけない走り方を続ける。
これでも国道。稲穂が綺麗になってきている。黄金色に輝く季節までもうすぐ、夕日に光って黄金色に輝く稲穂は最高に綺麗だ。
赤とんぼも一杯だ。秋だなー。
おっと、先を急がないといけない。スピードが出せないから。
峠に登り、茶畑が広がるようになると東白川だ。山を下った先には62号との合流点が。
ええっ???62号の方が道幅が広いんだ・・・・合流して理解した。ダンプはこっちしか通れないと。
”しもゆい”から東白川まで21km、たった21kmなのに1時間以上かかってしまった。
白川茶のソフトクリーム。淡い緑色のあっさりした味。いっしょに白川茶も飲む
僅かに酸味が後口に感じる、さっぱりした茶だった。
広く気持ちがいい道となったR256を坂下まで。この道の駅から目的地までは近い。
目的地に到着、墓地は高台斜面にあり眺めは最高だ。坂下の街並、水面が光る筋となった木曽川、かすむ南木曽岳の山々、ここからの眺めは大好きだ。(視界に墓石が入るのを除けば・・・・)
急斜面故、駐車場から墓地までの道のりは大変だ。婆さんのアシストを奥さんに任せて(プロだから)娘達と先にご先祖様の墓へ、しかし・・・・????。
久しぶりだから迷う。何せ同じ名字ばかりが並んでいる。家紋も同じだから区別がつかない。
昔は恵那郡原郷といわれてたこの土地で長く住んだ一族だったんだと感慨にふける。
婆さん達が追いつき、ようやく場所が判明、水をかけ、花を添える。
全員横一列!・・・二礼!二拍!一礼!
蝉時雨の降り注ぐ中、柏手が響く。たまには一家総出の墓参りもいいものだ。
時間があれば南木曽あたりの散策も楽しいが既に夕方、可児に戻ろう。
帰りは中央道、東海環状を使った。さすがにもう一度峠越えする気力は残っていなかったから。
・・・翌朝・・・・
さあ、横浜に戻ろう。
高速に乗る前にラスパに寄って買い物を・・・すぐ終わるはずが昼ご飯の時間に。
フードコートで済ませよう、どうせだから現地食を。
奥さんのチョイスは鉄板ナポリタン。東海地区は何故かナポリタンは鉄板に乗ってくる。
しかも玉子でとじてある。上京してナポリタンが皿に盛られていたのを見てカルチャーショックを感じたのが懐かしい。
まずうまの典型的な味わい。まさにB級グルメ。
オムライスの味がするパスタといえば想像しやすいかも。
下手すると焼きそばまで鉄板に乗せて玉子でとじる店もある。鉄板皿が好きな地区なのだ。
自分と娘達はラーメン。フードコートラーメンと言えば”すがきや”が定番。
ラーメン290円。クリームぜんざいは200円。ラーメンと甘味の店だ。
白いスープからは想像出来ないがあっさりとした和風の魚系の味がする。
特別美味い訳ではないが美味しい。・・・・・時折無性に食べたくなる。
フォークとスプーンが一体化した不思議な道具が付いてくる。これで麺とスープを一緒にすくって食べるのだ。
でもほとんどの人は普通に箸を使って食べている。
価格的にも学生の味方、学校帰りにおやつ代わりに食べていた。
下の娘はすがきやをの味を気に入ったようだ。
上の娘はフードコートラーメンなら幸楽苑の方が好みだそうだ。
現地食を楽しんだ後は高速道路で一路横浜に向かう。
今回残念だったのは、大好きなラーメン屋、多治見の”大石屋”に行かれなかったのが心残りだ。
ここのラーメンに入っているチャーシューは分厚くて食べ応えがある。
普通のラーメンでもチャーシュー麺かと思うようなチャーシューのボリュームだ。
(参考写真 大石屋 普通ラーメン)
途中、赤塚PAで休憩。売店にはバイク乗りの人たちのブログで見覚えのあるストラップが。
これか、金運ジャラジャラは。
ご利益報告の記事も多々あったし、買ってみよう。
浜名湖SAで気になるものを発見。
お好みで山椒をかけてお召し上がりくださいだとー?!アイスだろ?アイスに山椒。
恐い、恐いが試したい。性だなー。
アイスだけで味見・・・・蒲焼きだ!たしかに蒲焼きの味だ。
美味い不味い以前の問題。クリーミーな蒲焼きの違和感に頭が混乱する。
何故鰻の蒲焼きをアイスにするのか?と頭の中で声がする。
山椒もかけてみよう。山椒のぴりっとした味が甘いアイスにアクセントになっている。
思ったより違和感(拒絶感)がない。
美味しいかと問われればイエスとは言えないが罰ゲームにするような味でもない。
不思議な感覚だが、あえて370円近くを払って食べるものでもないな。
下の娘がお茶を買って飲んでいた。ほーめずらしい、ペットボトルでなくて瓶に入っている茶なのか・・・・ん、ちょっとまて。
これお茶じゃないのか!コーラか!
一口もらう。不思議だ。コーラの味がするがお茶だ。だけど確かにコーラ。
サイダーの味が基本でほのかにコーラの味わい、そしてお茶の香り。
甘さの中に爽やかな酸味が有る。これいいかも。
200円だがこれはリピあり得る。
下の娘が小腹が空いたというので駒門PAでアメリカンドックを買う。
なんでも売り上げ日本一のアメリカンドックと某TVでやっていた。
美味しそうだが胸焼けしそうなのでお父さんはパス。
看板をバックに写真を撮ろう・・・・・えっ!?もうかじっているのか。腹減ってたって?
駒門PAのアメリカンドックだけでは足らないというので足柄SAでパンを買う。
支払いの最中、珍しい形のパンがレジ奥のオーブンから出てきた。名を聞くと”富士山パン”という。
おもわずオーブンから出たての熱いそのパンを買う。
食べると・・・メロンパンだ。
ここまで熱々のメロンパンは初めてだ。意外と美味いかも。
引き続き東名を走る。日が暮れるとともに満月が現れる。
満月に向かってひた走り、横浜青葉インターに到着。ETCは7000円近い金額を表示する。
往路は土曜日で1450円の表示だった。ちょと複雑な気分。
得したのか損したのか・・・・今の気分は損した気分。
金運ジャラジャラを付けて運気アップだ。
ご利益あるといいな。