美味い十割蕎麦を堪能する。 日立の蕎麦 手打ち蕎麦 傳六(でんろく)に再訪 [茨城の蕎麦]
寒い日には"けんちん蕎麦" 高萩の蕎麦 水車 & 納豆ドック [茨城の蕎麦]
茨城に出張。ふと立ち寄った谷田部のPAで”つくばもなか”を発見。この最中、いつもかごの中に品物がなく、自分にとっては幻の最中だったのだ。売れ行きがいいのか入荷数が少ないのか何時もポスターを眺めるだけだったのだ。
美味しそうな写真に期待がつのる。一個350円。
栗あん&つぶあんをゲット
開封すると・・・・・・写真と違う!ポスターを見直すと二種類あるようだ。餡子を自分で最中に入れるタイプだが、量は少ない。これで350円、不味かったら詐欺だ。
餡子の見た目は美味しそう。
最中の皮を被せて完成。早速食べる。甘みが上品な餡子でいくらでもいけそうだ。ただ、量が少なく物足りない。栗に混ざった微塵の栗がほっこりとした甘みをだし存在をアピールしていた。
つぶあん、餡子はつぶあんがいいなーと思わせるつぶあんでしっかりと小豆の味が効いている。美味しかったが価格を考えれば当然のレベルでインパクトは感じなかった。ちょっと想像と違ったな。
友部SAで何時も横目で見ながらもスルーしていた一品。いくら納豆が名物だからって何にでも入れればいいってものじゃないのでは?と何時も思ってたのだ。だが最中に不完全燃焼でモヤモヤした気分の中、体がインパクトを求めている。これはインパクトありそうだ、食べてみよう。
注文すると納豆を一パック取り出し、醤油と辛しをいれて混ぜだした。そして一パック全部の納豆をパンの中に。ソーセージ乗せて完成。
”お好みで辛しとケチャップを”と言われながら受け取る。ケチャップ?納豆にケチャップ?怖いので半分のみケチャップをつけてみる。でも辛しはたっぷりと。
食べてみよう。恐る恐るかぶりつく。納豆のぬるっとした噛み応えを感じながら咀嚼する。
うっ、美味い!
なんと、美味いのだ。パンと納豆の意外な取り合わせだが美味い。ソーセージの強さに納豆は負けていないが、ソーセージを隠してしまう事もなくケチャップにも違和感がない。納豆に葱がトッピングされていたらもっと美味しいかも。トッピングとか抜きとかができて、自分の好みにできたら良いかもしれない。納豆も小粒、大粒、ひきわりから選んだりして。自分がカスタムオーダーするのだったら”納豆大粒、葱入りソーセージ抜き”で。
冷たい雨が続き、体が冷えると食べたくなる蕎麦がある。茨城名物”けんちん蕎麦”だ。この蕎麦、茨城県内といえども拘りの蕎麦屋では品書きに無い事も多い。
客先の近くにあるお気に入りの店は定休日、新規開拓がてら車を走らすと左程拘っていない雰囲気(?)の蕎麦屋を見つけた。どうするか?他を探す時間も無い。それに今日はけんちん汁が食べたいのだ、拘りの蕎麦屋に行って無かったらつまらない、入ろう。
高萩IC近くにある 手打ちそば 水車
店内は広く、禁煙ではない。(拘っていないから当然か)
ご飯ものはなく、蕎麦と饂飩のみ。価格は優しい。当然けんちんそばを注文。かまあげ蕎麦や鍋焼きそばなる名を見る事ができる。面白い、が、今日の目的は”けんちん蕎麦”だ。
結構量が多い。海苔は乗っていないほうがいいな。蕎麦が海苔の香りになってしまうから。それに海苔が乗っている店で美味しい蕎麦に出会ったことが無い。
今日の目当てはこっち、けんちん汁。濃い目の出汁と濃い口醤油の強い色合いは素朴さと力強さがある。
蕎麦は太めで色白。なんかフニャっとした雰囲気。見た目に締りが無い蕎麦だ。最早期待はしていないがお約束、蕎麦のみで啜る。
なんかなー、噛み応えはなく、見た目通りフニャっとした蕎麦。茹で過ぎ?年配客むけに柔らかめにしているのか?太さとがあり、また啜ったときの抵抗が大きいので喉越しは悪い。蕎麦の香りは感じる事ができなかった。咀嚼を繰り返しても蕎麦の甘みを感じられない。何よりもフニャとした蕎麦が蕎麦を食べている実感をなくしている。
いいのだ、けんちん汁に漬けてたべるのだから。蕎麦をけんちん汁にたっぷり浸して食べる。けんちん汁が美味しい。蕎麦を咀嚼するが噛み応えが無いから美味しく感じられない。具も食べよう。よく味が染み込んだ根菜類が美味しい。食べていると自然と体が温まる。
素朴な味のけんちん汁は美味しかった。しかし、けんちん汁に負けない美味しい田舎蕎麦、蕎麦の甘み香りがあって腰もある蕎麦で食べたかったな。
寒い日には体が暖まるけんちん蕎麦が食べたくなる。
手打ち蕎麦 水車
茨城県高萩市大字上手綱2290-2
℡ 0293-23-7590
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今回の出張は山梨。東名高速を御殿場で降りR138から有料道路に入って大月JCを目指す。
山中湖付近の道沿いはススキが輝いている。待ち焦がれた秋の雰囲気だ。光のシャワーがススキに降り注ぎ輝いている。秋だなぁ。
中央道に入り釈迦堂PAに寄る。目的は信玄餅ソフトだ。バニラソフトクリームに信玄餅が添えられ黒蜜とキナコがかかる。
高く盛ったソフトクリームに黒蜜がたっぷりかけられた。だが、ほとんどがコーンカップの方に流れ落ちた。関越道高坂SAの五家宝ソフトは黒蜜がアイスの上に残っていた事を考えると信玄餅ソフトは黒蜜の粘度が低いようだ。
キナコもたっぷり・・・・・むせないかな・・・・・
全景。低いコーンカップに入れられたソフトクリームはプラカップに入れられる。こぼれやすいから?
まずはアイスとバニラソフトを合わせて食べよう。口に入れるとクリーミーなバニラアイスとキナコの香ばしさが美味しい。が、黒蜜感が物足りない。やはり下のほうに流れ落ちて表面に残っていない。だが、今の段階でソフトクリームの下段を採掘するわけにはいかない。何口目だろうか、大きくすくって口の中に入れた途端、キナコが口の中に溢れかえる。!!!息をしてはいけない!ここで息をすればむせ返るのは必定。・・・・だが苦しい・・・・少し、試すように呼吸する。途端キナコが少量気管支へ進入し軽くむせ返る。
キナコのかかったアイスは美味しいのだが、やはり危険だ。
信玄餅。柔らかくアイスとマッチする。五家宝ソフトは食感的にアイスとの相性は疑問だったが信玄餅ソフトは違和感が無い。白玉が合うのだから餅はあう。食べ進み高さが低くなってから黒蜜の採掘にとりかかる。黒蜜とキナコをアイスに合わせて食べる。香ばしさの中に黒蜜のコクが広がる。クリーミーなバニラソフトとの相性はとても良い。
夕刻、夕焼けが綺麗だった。刻一刻とその表情を変える夕焼けとススキ、そして秋の風と虫の音のシンフォニー。しばしたたずみ、その色、その音の中に溶け込む。
夕日に輝く雲。壮大なオブジェが浮かんでいるようだ。
何かの生き物のようだ。秋の風は芸術家、空のキャンパスに雲で描いた作品。
綺麗に黄金色に輝く雲に見とれる。
秋の夕焼けの美しさは見飽きない。
ちょっと肌寒くなってきた。
後ろを振り返ると・・・・
この部分の色彩、雰囲気、古い絵画にあるような感じだ。
ようやく秋を見つけられた日