バイクの森と秩父満願の湯 温泉ライダーが行く [バイクと車]
温泉ライダー参上!
三連休の真ん中、今日は解放日にしてもらった。
何故ならどうしても行きたい場所があったから。
それは”バイクの森 小鹿野”今月で閉館するという。
存在は知っていたが今まで行った事が無かった。閉館ならば万難を排して行こうじゃないか。
とはいうものの日程が取れない。九月は娘達の運動会/体育祭で何気に休日がフリーじゃないのだ。
唯一、無理すればフリーにできそうなのが19日、今日だったのだ。
それでも奥さんが夕方から介護の仕事なので16時までの帰着を義務付けられた。
6時・・・温泉ライダーに変身!さっそうと出発する。
実は洗濯バサミからタオルを外し忘れ、市ケ尾あたりまでそのまま走ってしまった。
早朝で白バイがいなくて良かった・・・・(^^;
今日のコースは青梅から53号でR299に向かい。R299で秩父に出て小鹿野、そこから43号で満願の湯だ。
いつも通りに港北ニュータウンを突っ切り麻生から黒川へ、鎌倉街道に入ってR20・・・・・
車が想定より少ない。いつもより30分早く府中を通過した。いつもこうだといいのだけど。
青梅ではあの方とお会いしました。懐かしかったです。
シートの上で逆立ちしてくれました・・・・・
キレイなママも。んっ?この店の名前、聞いた事があるような・・・・
なんかなー微妙だ。
いいバイクザンスねー、ミーのバイクより安物だけど。
話しかけられた。
青梅の赤塚不二夫会館、何故青梅に赤塚不二夫なのかは不明
なかなかレトロな雰囲気。この周辺は昭和レトロの世界。
一度ゆっくり来てみたいものだ。何時もは通過のみ。
時間が早すぎて開いていないから・・・・・(T T)
おやっ、階段にある黄色いタイルは???
ここにもパパが。
入り口の隅っこでは掃除のオジさんが開店前の掃除をしていた。
お出かけですか?
はい、これから秩父の小鹿野まで。
青梅から53号にはいり峠道を楽しむ。小沢峠から名栗へ、名栗あたりは広くなりハイスピードコーナーになる。(制限スピードまで出せるという意味ですからね、勘違いはいけません。)
名栗を過ぎると再び峠、山伏峠が目が回る程楽しませてくれる。
そして小鹿野バイクの森に到着。
温泉もあったらしいが8月で営業終了とのこと、残念。
木桶も悲しげだ。
1000円の入場料を払い中に。
所狭しと感涙に咽ぶようなバイクが並んでいる。
レトロものから憧れを抱いていた時代のバイクまで、懐かしー。
やっぱ空冷っていいなー。
機械ヲタのさる1号は気付いたらエンジンのドアップ写真ばかり。
かぶりつきでエンジンの接写をしているヲタなオヤジが一人、絵にな・・・ならないか。
(帰ってきてカメラのメモリーデータを見ると・・・・エンジンばかり、お〜い、バイク本体はどうしたーっ。)
バイクの森を後にして満願の湯へ。
43号を走り抜ける。途中の景色は素晴らしかったが、今日はゆっくり撮影する時間がない。
16時までという制限があるのだ。
しかし、集落にはコスモスが咲き乱れ、ススキが綺麗に輝いている。
稲穂も良い感じの色合いだ。
写真を撮りたい、しかし時間が・・・涙をのんでスロットルを開ける。
満願の湯に到着。提灯が出迎えてくれる。
結構大きい日帰り温泉だ。
3時間で650円。受付で出したら”今日は日曜ですから800円です”
そうか、前来た時は平日だった。
ロッカーは有料。小さいのは無料だが、財布ぐらいしか入らない。
バイクに積んでいる荷物や背負っている荷物を入れられるロッカーは有料だ。
まったく不親切だ。そういえば二輪用の駐輪場もなく車用に勝手に停める。
奥多摩の温泉、のめこいの湯は無料ロッカーも十分大きく、荷物が十分入ったし、二輪用駐輪場もあったのに。
エントランス
ちょっとした庭もある。赤い傘がいいな。バックが竹林だったらなー。
単純硫黄泉の湯は肌に心地いい。露天風呂は一寸ぬるめでマッタリ気分。眠くなりそうだ。
露天風呂から見える渓流、吹き抜ける爽やかな秋の風が安らぎを与えてくれる。
湯から上がって濡れたものを乾かそう。
山の中だ、このまま一寸走ってしまおう。
満願の湯から温泉の販売所まで行ってみる。
100円で20Lだそうだ。結構利用者が多かった。
さあ、帰ろう。R299に入り、53号から青梅を目指す。
途中、車が止まって何かやっている。
湧き水だ。一体どれだけ汲んでいるのか、20Lポリタンクを車に満載し、さらに大量のペットボトルまで。
個人的に飲むとは思えない。何をやっている方だろう?怪しい。
空のペットボトルを二本もっていたので割り込みで汲ませてもらう。
喉を潤し出発。
青梅から新青梅街道、R20と逆コースを辿る。時間が心配だ。スリスリ大作戦を敢行する。
黒川あたりで15時前。あと一時間だ。
時間がない。可能な限り急ぐが時間が微妙だ。
市ケ尾、カラータイマーが点滅を始めた。港北ニュータウンを突っ切り、新羽から環状2号に出る。
タイマーの点滅が速くなってきた。ヤバい。
時間に遅れたら次の解放日の設定が難しくなってしまう。
15時58分、この交差点を曲がって・・・・16時、到着だ!狙ったようなジャストタイム。
到着の合図にスロットルを大きく煽る。
よかった、間に合った。
温泉ライダーのミッションは成功した。よかった。