マネを観て土産はカステラ?そこまで拘るか! [甘味]
半熟である必要があるのか? 室町半熟かすてら に悩む。 [甘味]
クールな室内、切れのある汁で喉越しの良い蕎麦を食す 郡山の蕎麦2 蕎麦切り あなざわ [会津の蕎麦]
会津で鯛焼きのはしごをする ”タイ夢”と”銀だこ”の薄焼き鯛焼き [甘味]
会津への出張。会津に到着し昼御飯に蕎麦といきたいところだが・・・・時間がない。やはり腰の痛みのせいで歩行速度が遅いのか、予定していた新幹線に乗り遅れてしまい時間がなくなってしまったのだ。レンタカーを運転しながら食べられるものを探すと、会津の市街地で趣のある建物に薄焼き鯛焼きの幟。漆器問屋の建物の中にある、たい夢の鯛焼きだ。たい夢は各地にあるが買ったことは無かった。試してみよう。とりあえず試しだ四匹に留めておこう。購入。一匹120円だ。
薄焼きという名だけあって、皮はパリッとしている。割ってみると・・・・餡子が少ない。しかも薄焼きで薄いのは左右の皮だけで上下の皮は皮下脂肪がメタポみたいに厚い。見た目普通の鯛焼きみたいだ。餡子はサッパリとしている。三匹食べたが納得がいかない。薄焼き鯛焼きを食べたきがしないのだ。餡子も頼りなかった。欲求不満で悶々とした気分になってしまい、もう一件はしごをする事にした。
門田に行く途中にあるアピタに入っている銀だこの薄皮鯛焼き。たこ焼きのサイドメニューで薄皮鯛焼きがあるが、自分にとってはこれが薄皮鯛焼きのスタンダード。一匹150円で三匹購入
皮はパリっとして口当たりは軽やかだ。割ってみると餡子がはちきれんばかり。皮は全方向で薄く、どこを食べてもパリッとした食感だ。餡子はホクホクとして美味しい。ここまで餡子があると餡子好きにはうれしい。今回はショーケースにはいっていたものを購入したが、たまに焼きたてをゲットできるときがある。餡子が分厚いだけに焼きたては熱いが、熱い餡子は美味しい。
結局、お昼ごはんに鯛焼きを七匹食べた。さすがに七個全部餡子だと最後はちょっと辛かった。カスタードもおりまぜればよかったかな。でも、改めて比べてみると、餡子の比率、皮の感じ等、結構違うものだ。今度いろいろな鯛焼きのDATAを集めて比べてみたくなった。
ホワイトチョコラスクが食べたい!腰の痛みも我慢して行列に並ぶ・・・ハラダのラスク [甘味]
大好きな胡桃とシナモンたっぷりのキャロットケーキ [甘味]
バイクはシール帳? ウインカーの交換と傷隠しテープシール [バイクと車]
潔くセイロのみ 隠れ家の趣 手打ち蕎麦 麦客庵 [埼玉の蕎麦]
腰の痛みと戦いながら再び熊谷に出張。花園ICから140号に入り、熊谷方向を走る。実はお目当てがある。先週140号線を花園ICに向かって走っていたときに目に留まった小さな看板。”手打ち蕎麦 麦客庵”。ボーっとしていると気付かないような看板で、看板の側に店もないから気付きにくい。先週初めて気付いたが、交通量が多く、止まるどころか減速さえできず確認などできなかったのだ。
一旦通り過ぎ、案山子のうどんやの信号でUターンする。花園IC方面に走って深谷と熊谷の境の表示板の側にその看板はある。田畑の中に入ってゆく。住宅地だ。新興住宅ではなく昔からの農家の集落だ。再び看板がある。
矢印に従って車を進める。昔からの集落だ。道が狭く、入り組んでいる。何度も辻を曲がりながら、帰りはちゃんと140号線に戻ることができるか不安になる。だんだん隠れ家か秘密基地ぽっくなってきた。ちょっと楽しくなってきたぞ。
ようやくたどり着いた。どうやら農家らしい。かなり大きな農家だ。蕎麦と饂飩の看板。饂飩は地粉らしい。看板の横は巨大な車庫で赤いトラクターが数台鎮座している。倉庫も大きく、かなりの農家のようだ。さっそく試してみよう。
家の大きさに圧倒されながら庭を進む。蝉の鳴き声と麦藁帽子が似合いそうな雰囲気だ。
室内は普通の農家。畳の部屋、二間を客席にしている。卓は各部屋四卓、なんとも寛げる空間だ。本来土間だったところが厨房なのだろう。お品書きは無く、厨房側の壁に一枚貼ってあるのみ。その紙には四行記載があるのみだ。
蕎麦850円 、饂飩850円、大盛り1300円、そして鴨汁。
つまり、セイロのみ、何とも潔い品書きだ。蕎麦を頼んで庭を見ながら寛ぐ。
障子戸の下側は硝子で庭を眺めて寛ぐことができる。庭に咲き誇る花と新緑が眩しい。
お茶はほうじ茶。茶うけに昆布の佃煮も一緒にでてきた。ダシを取った後の昆布を炊いたのだろう、立派な昆布だ。肉厚がすごい。こんなに厚いとは業務用はすごいな・・・と妙に感心しながら食す。美味しい。甘すぎず辛すぎず、この塩梅。これから出てくる蕎麦の汁の味を期待させるに十分だ。
蕎麦が運ばれてきた。天麩羅は心尽くしのサービス品。何でも今、新潟から届いた山菜だとか。
蕎麦は細打ちで若干星がある。艶やかな表面で喉越しがよさそうだ。薬味皿に何か見慣れぬものが・・・・卵だ。何故?
蕎麦だ!蕎麦を食べよう。蕎麦のみを手繰る。予想通り喉越しがいい。啜れば蕎麦の香りが鼻に抜け、蕎麦の香りが楽しめる。細打ちの為か咀嚼しても蕎麦の甘みは重ならないので、喉越しを思いっきり楽しむ。汁を舐めるほどに口に含む。美味い。辛くなく、何口でも飲み続けることが出来る。しかも薄くなく、味はしっかりしている。甘みも口に残らず洗練されている。爽やかな後味だ。蕎麦を汁に浸け手繰る。汁の旨味が蕎麦の甘みを増幅させる。啜った瞬間の蕎麦の香りと汁の旨味、そして喉越し。なかなか良い店を見つけたと嬉しくなる。
おお、そうだ天麩羅。天麩羅に塩を振り食べる。山菜のほろ苦い味が口に心地よい。
再び蕎麦、しかしここで重大な事に気付く。汁の継ぎ足しが無いのだ。もともと少ししか入っていない、蕎麦を全て汁で食すには明らかに不足だ。残った汁を蕎麦湯で割って楽しみたい。汁の節約だ!塩で蕎麦を食べよう。盆に一緒についてきた塩は天婦羅用かと思ったが、蕎麦にも使ってくださいという意味かもしれない。蕎麦に塩を振って啜る。蕎麦の香りが鼻に抜け、塩によって増幅された蕎麦の甘みが舌の上で踊る。これは美味い。結局、半分は塩で食した。
蕎麦湯。残った汁を蕎麦湯で割る。美味しい汁だ、割って飲んでも美味しい。二杯目は蕎麦湯のみで。蕎麦湯は茹で上げた湯そのものでアッサリとしている。
卵だ、忘れていた。どうしよう。汁に割りいれる為だったのか?と恐る恐る軽く割ってみると・・・・・・ゆで卵だった。大きな農家で食べる卵、妙に美味しく感じた。 子供の頃の記憶と共に。
麦客庵
埼玉県深谷市瀬山443 ☎048-583-4475 営業時間11:30〜 定休日日曜、祭日
ギックリ腰!やっぱりなったか。 [日常のなかで]
先週、バイクから降車後、腰に力が入らずバイクを倒し、立ちゴケてしまったが、このときの腰の感触は変だった。その後も腰がしびれる様な嫌な感覚がまとわり付いていたが・・・・・・・・・・
それは休日の朝に起こった。朝ごはんの時間なのに子供たちが起きてこない。昨晩の夜更かしが原因とは判っているが、起こさなければ。が声を掛けても起きない。こうなれば実力行使だ!布団をはぎ取ろう。
上の娘はあっさりと布団をはぎ取られ、起きた。次は下の娘だ。布団の端をもってはぎ取る!娘は抵抗し綱引き状態だ!ここで一捻り加えて布団を引っ張る!と同時に娘も捻りを入れながら引っ張り返す。
上から引くのと、下から体重を加えて引っ張るのでは勝敗は明らかだった。もともと痺れがあり弱っていたのだ。哀れお父さんの腰は砕けた。力が入らなくなりその場に崩れ落ちる。しかし、なれたものだ。腰に力が入らないと感じた瞬間、腰を守り無理して力を入れるのは止め、むしろ自分から崩れてダメージを少なくする。ここで無理して踏ん張ると筋に無理がかかり、逆に最悪の結果になる。立てなくなってしまうのだ。こうなると立てるまでに4日はかかる。
やっちまった・・・・・ギックリだ。一週間変な感覚が腰にあったが、やっぱりやっちまったか!
仕方ない安静に寝ていよう。お父さんの休日は布団とともにあった。布団にいても病気ではなく、腰以外の体は元気だ。しかし、やれる事がない。姿勢が苦しくて本も読めないのだ。ただ窓の外を眺めるのみだ。ふと目に留まったのが、
この鉢植え、一体何の花だったのだろう?十五年前に買った鉢植えの名前が思い出せない。結婚して初めて買った花だった。
十五年の間には、水を忘れて枯れたり、台風で落下したことも多々あった。鉢植えを置いてあるベランダは西日しか当たらず、道を挟んで他のマンションが建っている。日照は不足気味なのだろう、少しでも光を浴びようと枝は長く伸びている。しかも、度重なるレイアウト変更で枝が伸びる方向は度々変更となり、密林のごとく枝が曲がり、引きちぎれんばかりに曲がりくねって伸びている。そんな快適とは正反対の環境でも、5月になればピンクの花を枝中に咲かせている。生命力の強い花だ。名前を思い出そうとするが記憶が蘇らない。花の名前は思い出せなかったが、新婚の頃の他愛ないことをいろいろ思い出しながら休日を過ごした。いつになくマッタリとした気分で。
自ら崩れ、腰を保護できたのか、午後には何とかコルセットで固めれば歩けるようになり、整体へ行くことができた。しかし今も体が曲がらない。そして腰はやっぱり痛い。完治するまでコルセットで固めよう。仕事の予定もあるし・・・・・・・・・・・・。
一週間遅れの母の日 チョコムースケーキのつもりがチョコケーキ [甘味]
ご飯のおかずにセイロ蕎麦? 熊谷の蕎麦4 手打ち蕎麦 やじま [埼玉の蕎麦]
引き続き熊谷。今日の仕事は客さんの都合で時間が空いてしまった。丁度昼御飯だし、蕎麦屋を探して彷徨うか。と、彷徨いながら見つけた蕎麦屋がここ、やじま。
140号線を運動公園の交差点で左折し高架下をくぐったさきにある。
時間的に12時を過ぎてしまい駐車場は一杯、席は満席だった。
室内はテーブル席が2卓と板間の席が6卓あり、内装は木を基調としたシンプルで好感が持てる。しかし、禁煙ではなく、分煙もされておらず、これでは蕎麦の香りが台無しになってしまう。心配しながら席に着くと、煙草の香りとともに刺激的な香りが、こっこれは・・・カレー南蛮の匂いだ。とても美味しそうだが、でも、こんな季節に?・・・カレー南蛮がある蕎麦屋で美味しいセイロにありついた経験すくない。今回はどうだろう。
この店も茶のみで、”蕎麦あられ”は無かった。 残念。
何を頼むか。品書きを確認すると、もりが600円、大盛りは250円増しとある。周りを見渡すと”天もり”を啜っている人が多い。胸焼けが怖い”もり”にするか、大盛りで。ちょっと観察してみると不思議なことに白飯を一緒に食べている人もいる。”天もり”ならまだ理解できるが、”もり”でもだ。
大盛りは結構大盛り。蕎麦は細打ちだが細すぎない。
さっそく蕎麦を啜る。喉越しはいい。噛み応えも良いが香りがこない。咀嚼しても蕎麦の甘みが感じられず、汁を付けて蕎麦の甘みを引き出したほうが良さそうだ。値段を考えれば相応か。
蕎麦を汁に付ける前に汁を味わってみよう。汁を舐めるほど口に含む。!!!濃い!一口目から喉につっかかるほどだ。しかも濃すぎて旨味が判らない、甘いか?酸っぱいか?、それとも辛いか?味が判らなくなるほど濃い汁だ。
蕎麦を汁に付け手繰る。濃い!蕎麦の味を引き出すどころか汁の味しかしない。もっと少なめに付け、再度試す。汁の味が口の中を占拠し、咀嚼を続けると少しづつ蕎麦の味が出てくる。しかし、汁の付け加減が難しい。ちょっとでも付けすぎると蕎麦の味が味わえない。
食べ続けると汁の味で口の中が麻痺してきてしまう。”ご飯がほしい”自然に思うほどだ。この濃い汁で食す蕎麦は、このままご飯のおかずになり得る濃い味だ。なるほど、ご飯を頼んでいる人も居る訳だ。
大盛りにしたのを後悔してきた。薄い汁と水っぽい蕎麦で食べ進むのが飽きたという経験はあるが、今回のように濃すぎて口の中が麻痺してしまい、食べ進むのを口が嫌がるのは初めてだ。完全に味蕾がオーバーロード状態だ。味覚がサチレーションを起こしている。
山葵で口の中をリフレッシュといきたいが、山葵は瑞々しさがなく、香りは少ない。これではリフレッシュできない。汁に山葵を溶くには良いのかもしれない。
蕎麦湯はあっさりとした蕎麦湯。この蕎麦湯で汁を割って飲む。が汁が濃すぎるので蕎麦湯が足らない。蕎麦湯を全部使い切って薄めても濃すぎて全部飲めなかった。ここまで濃い汁は初めてだ。ここまで濃い味の店だと、カレー南蛮(880円)が美味しいのかもしれない。そういえば香辛料の香りが素晴らしかった。そうか!、それで初夏にもかかわらずカレー南蛮で汗流している人も多かったのか。気になる。今度試してみよう。
やっぱり田舎はいいな 熊谷の蕎麦3 めん好房 夢我 [埼玉の蕎麦]
今月の仕事はずっと熊谷。そして熊谷の蕎麦の探索はつづく。
今回は めん好房 夢我へ行ってみよう。花園ICから140号を熊谷方向に走る。しばらく走ると客先の工業団地が左手に見えるが、そのまま通過する。案山子のうどん屋がある交差点を右折し、しばらく行けば看板が見える。店の造りは一軒家を改造した造りだ。
客室は八畳間と六畳間の二つで、禁煙ではなく分煙もされていない。残念。
茶は期待を持たせない普通の茶。品書きを見ると、”セイロ800円、田舎800円、大盛り200円増”とある。石臼挽きで二八で打っていると品書きに記されていた。そのほか、二色盛950円もあり、最近の流れで今回も二色盛を頼んだ。
セイロと田舎、蕎麦の太さの対比が面白い。さっそく手繰ってみよう。まずはセイロ(細打)から。
いや、極細だ。素麺のようだ。啜ると素麺のごとく口の中に流れ込んでくる。が、蕎麦の香りが感じられない。・・・・・咀嚼してみる。噛みしめても噛みしめても蕎麦の甘みが少ない。全体的に水っぽく味が感じられない。
極細打ちの蕎麦を出す店全般に感じるのだが、ここまで蕎麦を細くする理由は何だろう?ここまで細いと蕎麦の味も弱くなる気がする。極細で香り、甘みに満足できた蕎麦に出会ったことがない。また、極細の蕎麦は水っぽいのが多い。やはり、同一重量でも表面積が多くなる分水分が付いている訳だから味も薄くなるのだろう。
喉越しの為?しかし、ここまで細くなくても喉越しの良い蕎麦は数多い。喉越しが欲しいのなら饂飩、素麺等、蕎麦以外にいっている。蕎麦の香りと甘みを楽しみたいから蕎麦を食べるのだ!
とりあえず極細打ちは流し込んだ。次は田舎だ。
うん、田舎は噛みしめるほどに甘みを感じる。咀嚼のたびに甘みと香りが味蕾を刺激する。やっぱり田舎はいいな。ちゃんと蕎麦の味が楽しめる。ここの田舎は太いといっても極細のセイロと比較してのことで、極太ではない。問題なく啜れる。
汁の味を確認しておこう。口に含む・・・・酸味が強い。濃さはやや濃い目であるが、そのまま口に含み二三口は飲める位の濃さだ。濃すぎない。酸味の次には甘みが強いが、酸味が非常に目立つ味だ。
蕎麦を汁に付けて手繰る。
セイロは蕎麦の香りより濃い目の汁の味ばかりが目立つ。想像はしていたが、蕎麦は汁に負けてしまっている。益々以って、極細の蕎麦を打つ理由がわからない。これがもっと薄い汁だったらまだ理解できるが、ここまで濃い汁では辛いのでは?
田舎は問題なくマッチしている。蕎麦が汁に負けることは無く、むしろ汁の旨味が蕎麦の甘みを引き立てる。やっぱり田舎はいい。二色ではなく田舎の大盛りにしておけば良かった。
薬味を舐め口の中をリセット。大根おろしは辛味ではなく普通の大根。山葵は香りは少なく辛味が強い。
蕎麦湯はサッパリとした蕎麦湯で昔ながらの蕎麦屋の趣。
おやっ?そういえば熊谷、深谷の蕎麦屋で蕎麦あられ(蕎麦の揚げたもの)が出なかったのは初めてだ。熊谷、深谷ではデフォルトで出されるものと思っていた。