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汁が薄いから? 思わずハシゴ蕎麦 邦昭 と そば処 むらかみ (宇都宮) [栃木の蕎麦]

今回の出張は宇都宮。ここに来る機会はあまりない。数年前に来た限りだ。
前回の宇都宮出張時に発見し行った蕎麦屋が二件ある。今回も行ってみよう。
どちらに行くか?禁煙席が設定されている方がいいな。とすると”邦昭”だ。
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中は、禁煙席と喫煙席がスペース的に分離されている。入り口、厨房が中央で左側の座敷が禁煙室、右側のテーブル席が喫煙室。ここまで分離しているとタバコの匂いが禁煙質まで漂ってこないから嬉しい。
喫煙室はよく見ていないが、禁煙室の座敷にたいして喫煙室は洋風に作ってあり、何となく大正時代の雰囲気を感じさせる。室内の電気配線(照明の)も天井に直接這わしてあり、電線と碍子が古い時代を演出している。
M中.jpgK茶.jpg
禁煙質(純和風)と茶。
ここの蕎麦は北海道産だそうだ。
盛りを頼む。なんと500円!大盛りは150円増し
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細打ちで表面は奇麗だ。
K蕎麦2.jpgK蕎麦3.jpg
蕎麦を手繰る。喉越しがいい。
かなり重度の花粉症で薬を飲んではいるが、それでも耳の中や鼻の奥、上顎の表面、そして喉奥までも痒い。
この痒い喉を喉越しの良い蕎麦が通ってゆく、気持ちいい!!!!!
でも、蕎麦の香りが感じない。
咀嚼してみる。蕎麦の香り、甘味が感じない????
さらに咀嚼する。すると”ここにいまーす”って感じで恥じらいながら蕎麦の甘味がきた。
喉越し優先の蕎麦か。でも今はこの喉越し気持ちいい。
それに、価格を考慮すれば蕎麦の香りや甘味に贅沢は言えないか。
いや、価格的制約の中でこの喉越し、これはこれで素晴らしい。
K薬味.jpg
山葵は普通。悪くない。香りはさほど強くないが、辛みは十分。
汁を口に含んでみる。薄い。やや甘味が前に出ている。
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弱めの蕎麦に薄い汁。まあバランスは良いのかも。
蕎麦湯。
K蕎麦湯.jpgK蕎麦湯2.jpg
適度な濃さの蕎麦湯だった。

食べ終えたがどうもしっくり来ない。
何か物足りないのだ。
蕎麦の香りがほしい。よし、もう一件だ!。
結局”むらかみ”にも行く事にする。

M外観.jpgM中.jpg
”むらかみ”は外観、内装ともに蕎麦屋らしい蕎麦屋。奇をてらったとこは無く、空間に違和感は無い。
M蕎麦案内.jpg
ここの蕎麦は茨城産で石臼挽きの二八。
盛りを注文。600円、大盛りは100円増し(何とリーズナブル)
蕎麦を待っていると邪魔な匂いが・・・・・煙草だ。
禁煙ではないのが残念だ。
蕎麦が来たが、煙草の匂いが残っていて気になる。
M蕎麦.jpg
蕎麦は若干緑がかり、茶色の粒も見られる。太さは細くなく強そうな蕎麦だ。
M蕎麦3.jpgM蕎麦4.jpg
蕎麦を啜る。が、やはり啜り辛い。喉越しは良くはない。
喉に向かった蕎麦から香りが伝わる。咀嚼すると蕎麦の甘味が重なり合う。
うん、良い蕎麦だ。とても美味しい。やはり蕎麦には香り、甘味がほしい。
山葵は正直良くはない。しかし不機嫌になる程悪くもない。一般的な山葵だ。
M薬味.jpg
汁を確認する。
M汁.jpg
薄い!なんという薄さだろう?甘味、辛み、酸味等、どれか飛び出たものはないが(感じないだけなのか?)全てに薄いのだ。二八の蕎麦をドップリと汁に沈めないと釣り合わないほど薄い。
しかし、汁を付けた方が蕎麦の甘味が引き立つ。
蕎麦の香りのよい二八蕎麦だ、もうちょっと強い汁で食べてみたいものだ。
蕎麦湯は至って普通の濃さで店の外観同様奇をてらったところはない。

二件とも汁が非常に薄く感じた。むらかみに至っては経験上一番の薄さだった。
このあたりの蕎麦は汁が薄めの傾向があるのだろうか?

数年前この二件で食したときはここまで気にならなかったが、最近食べ歩きを続けるうちに基準のスレッシュホールドが上がってきたらしい。ちょっと物足りなさを感じてしまった。







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