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つくば 香り高い蕎麦、でもこんな山葵じゃ蕎麦が。。。。そばの里 奴庵 [茨城の蕎麦]

つくばでの仕事は午前中でやっつけた。街路樹の紅葉を楽しみながら今日の蕎麦はどこにするか思案する。よし、奴庵にしよう。ここはサービスセットで蕎麦汁粉を付ける事ができる。甘党には嬉しい。
とある研究施設の敷地の裏側にこの蕎麦屋はある。表通りからは見えなく、しかも大きな研究施設の裏側の木立のなかにありわかりづらい。
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すべて十割である。サービスセットは880円で蕎麦と丼もの(けっこう種類は多い)か蕎麦汁粉が選べる。大盛りは200円増しと嬉しい価格設定。
まず最初に蒟蒻が到着。たしか茨城名物だっけ?奥久慈名物?と悩みながら蒟蒻を味わう。
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ランチサービスセットが到着。甘党には汁粉が嬉しい。
蕎麦は細切り。早速手繰る。
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咀嚼するまでもなく、口の中に蕎麦の香りが広がる。実に香りの高い蕎麦である。
ここまで香りの高い蕎麦は滅多にありつけない。
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蕎麦の次は汁を口に含み味を確かめる。
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濃い。というか塩っぱい。ずいぶんと塩気が強い汁である。甘みも強いと思われるが塩気の奥に隠れてしまっている。魚の香りも多めのようだが、塩気で隠れてしまっている。
蕎麦に汁を少しだけ付け手繰り、蕎麦の香りを楽しむ。
口直しに山葵を舐める。が、山葵の質が良くない。山葵の香りが悪く、ざらついた味わいの山葵である。

今理解した。前に行った傳六で、山葵が進んで。。。と書いたが、何も傳六の汁が甘くて口直しの山葵進んだ訳ではないのだ。傳六の山葵が香り高く美味ったから進んだんだ、と。

せっかくの香り高い蕎麦なのに、こんな山葵じゃ蕎麦を殺してしまう。ぜひ山葵の事をもっと大切に考えてほしいものである。
ここの香り高い蕎麦は一番好みなだけに非常に残念である。
この香り高い蕎麦には、本山葵のおろしたてで楽しみたいものだ。
汁は好みの問題もあるが、この山葵は好み以前であろう。
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この山葵じゃちょっと。。。蕎麦がかわいそうだ。
で、そば湯。普通なそば湯で、後口すっきりと。
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最後に蕎麦汁粉。
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蕎麦団子はこのとおり。
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甘党として、汁粉で締める。
蕎麦の香りに満足。



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日立 住宅地のなかにうまい蕎麦 手打ち蕎麦 傳六(でんろく)  [茨城の蕎麦]

今日の出張は日立。気に留めていた蕎麦屋に行くことにしたので仕事は手際よく片付けてゆく。
さて昼。十王付近から6号線へ向かって走る。6号を高萩方面へ。
天気もよく、右側に開ける海も気持ちよい。
小貝浜入り口の信号を目印にして住宅地に入る。小さいが看板があり迷わない。
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中は6卓ほどで、さほど広くは無い。壁等内装は落ち着ける感じで、なかなかよい。
十割と二八がある、十割の大盛りを頼む。
十割で800円、大盛りで+200円と値打ちな設定だ。
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細切りで星がなく、上品な蕎麦だ。江戸前の洗練された蕎麦の趣である。
太さもバラツキがなく、色も良い。
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さっそく手繰る。新蕎麦の香りがうれしい。細切りだけに喉越しを味わいたいところだが、そこは新蕎麦、もったいなくて飲み込めない。喉の奥へ消えてゆこうとする蕎麦をおしとどめ、ていねいに租借して香りを楽しむ。
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蕎麦を確認したあとは汁
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おや、ちょっと甘めだ。味は薄めで細切りの蕎麦に丁度良いが、若干後味に甘みが残る。
太い田舎切りならばバランスが取れると思うが、この細切りにはもっとスッキリした汁のほうが好みだ。
が、甘さは強めだが、酸味は丁度良く、味は悪くない。まぁ好みの問題なのであろうが。
蕎麦を汁に付け手繰る。手繰りながら口直しの山葵を舐めるが、汁の甘さのせいか、山葵が進む。
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蕎麦湯。すっきりとした蕎麦湯で好感が持てた。
CPは高く、満足できた店だった。ただ、店内にTVはいらないでしょ?せっかくの良い雰囲気の内装と良い蕎麦の気分が壊されてしまう。
(丁度蕎麦特集やってたが、DVDだったかも)



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十割にこだわる 秩父 みやび庵 [埼玉の蕎麦]

朝から妙に気乗りのしない月曜日。
出張の目的地、熊谷に向かって関越道を花園めがけてひた走る。と、高坂付近で携帯が鳴り、予定変更、当日ドタキャンが知らされる。これか、気乗りがしなかった理由は。なんとなく予感していたのか。
さて、どうするか?どのみち明日朝からここで仕事となると今日は宿泊だ、いったん帰るのも無駄だ。
昼も近い、とりあえず秩父の蕎麦を楽しむとしよう。紅葉もきれいだろうし。
花園をおり、140号を右折して熊谷に向かうところを左折し、秩父に進路をとる。
140号を進み長瀞の紅葉を楽しむ。さすがにこのあたりはすっかり紅葉し、むしろ晩秋の深い色合いに染まっている。
秩父市街地にはいり、140号沿いにある みやび庵 に入る事にする。
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店の左側にはギャラリーがあり、絵画が展示してある。
入り口には店内禁煙の文字、これは嬉しい。
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ここは十割蕎麦にこだわっている。
季節柄新蕎麦を大盛りで注文する。
1100円+大盛り400円
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さっそく蕎麦のみで手繰る。新蕎麦の香りが広がる。
香りがあり、腰もしっかりして茹で加減も良好。
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汁を口に含む。実はここの汁は一番の好みである。
実に、酸味、甘み、コク、これらのバランスがよい。
汁に塩辛さを感じないが、味はしっかりと濃い。甘みが口に残らない、しかもコクがある。
酸味も僅かにかんじられる程度で味に角がなくまろやかである。
つい、汁ばかりのんでしまいそうになる。
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箸の先に付けた山葵を舐めて口の中をリフレッシュする。
蕎麦を汁につけすする。
蕎麦の香りと汁の旨味が口の中に広がり至福の一時を過ごす。思わず仕事をキャンセルした先方さんに感謝。
蕎麦をすすり、よく咀嚼して口の中を蕎麦の香りで満たす。
新蕎麦は喉越しなんて言っていられない。よく咀嚼して香りを楽しまなくては。
最後は蕎麦湯である。ここの蕎麦湯は蕎麦粉が溶かしてあり、どろっとした湯が入っている。
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これも楽しみのひとつ。

ここの蕎麦は3種類あり、選ぶ事ができる。いずれも十割だが、さらしな、二番粉を使った みやび蕎麦切り、三番粉主体の 田舎蕎麦切り から選べる。



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フォンダンが最高に好き クラブハリエ バームクーヘン [甘味]

とある金曜日。めずらしく出張がなく、社内で仕事。雨に煙り上層部が霧のなかに消えたランドマークを見入っていると、ふと何故か、無性にバームクーヘンのフォンダンの部分がかじりたくなる。
仕事の帰りに高島屋の中のクラブハリエに。
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一番小型だけど。
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フォンダンの部分に紙が巻いてありフォンダンを保護。
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フォンダンの部分。これだ。これが食いたかったんだ!
写真だと解りづらいが、このフォンダンの厚さが絶妙である。
厚すぎれば口の中で邪魔になるし、何より甘ったるくなってしまう。
薄すぎれば、口のなかで存在感がなく、フォンダンの存在価値がない。
他店だとフォンダンのないバームクーヘンもあるが、フォンダンが無いとバームクーヘン食べてる気がしない。食べたときに口にフォンダンのかけらが残って、それが解けてゆく様が好きだ。
フォンダンでもいろいろあるが、プレーンなシンプルなものがよい。レモン風味などはいただけない。食べているとレモンが強すぎるのがほとんどで、レモンケーキ食っていると錯覚してしますう。
レモンケーキを食いたい訳ではない!あくまでバームクーヘンを食いたいのだ。
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年輪もしっかり。
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まずはフォンダンの部分を食す。口の中のフォンダンが絶妙な感じで解けてゆく。
次に内側の部位を。ここの生地はしっとりしているが、しっかりとした感触があってよい。
中にはしっとり感を通り越したものや、ふわふわなシフォンケーキか?と思ってしまうようなバームクーヘンを供する店もあるが(そんなバームクーヘンを供している店の方が多いと思う)
そのようなものとは異なっている。
ましてや、クリーミー過ぎるものや、バームクーヘンの中央の穴にクリームを詰めたものなどは個人的には許せないのである。
そもそもドイツの規格にそって正式なバームクーヘンを作ろうとすると (ドイツではこの規格に沿わないとバームクーヘンを名のれないそうな)柔らかいふわふわなものはできないそうだ。(日経新聞の日曜版か何かにユーハイムの社長が書いていたのよ読んだが)
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このバームクーヘン、フォンダンと生地のバランスが最高に気に入っていて、たまに無性に食べたくなる。

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きりっと引き締まった味 鳴沢村 手打ち蕎麦 あづま [山梨の蕎麦]

今日の出張は富士山の麓、鳴沢村。
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紅葉も実にきれいに染まっている。ツーリングのバイクも多く気分は仕事モードになれない。
ま、とりあえず蕎麦だ。
仕事の気分ではなくとも蕎麦の気分にはなれる。
今日は鳴沢村の139号沿いの 手打ち蕎麦あづま。
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店内は新しく、旧来の蕎麦屋の内装ではない。BGMはジャズボーカル。蕎麦にジャズの店も多いが、個人的な感想はさほど合うとは思えない。
(しかし、他に合うのもなさそうだ。)
十割蕎麦と二八がある。また、十一も始めたとのこと。十一は辛み大根が指定。
十割は江戸風と田舎の二種類。
十割の田舎、大盛りを頼む。
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大盛りのわりにはちょっと少なめか。
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蕎麦のアップ。なかなかよい感じである。
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まずは蕎麦のみで。
んっ!腰がある。香りは少なめだ。新蕎麦なんだが?と思いながら固めの蕎麦を咀嚼していると、来た!口の中に蕎麦の香りが広がる。咀嚼が足らなかったのか!
汁を味わう。これは良い!甘くないのである。最近甘めの汁が多く、甘めは食傷気味だったのでなおさらだ。
酸味を残して喉の奥に消えてゆく。なのに味が丸いのだ角がない。甘くなく、きりっと引き締まった味。蕎麦に汁をつけすする。咀嚼を十分にして香りを口の中に広げる。
今回は田舎をたのんだが、この汁には細切りの江戸風を試したい。
山葵もいい味だった、
十割田舎 1050円+大盛り 400円
そば湯を入れるまでもなく汁のみで大半を飲んでしまった。
蕎麦湯は薄め。
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きりっとした汁は食べ終わった後が実に気持ちよい。
次に来たときは江戸風だ。と思ったがここに仕事に来る機会はあまりない。
しょうがない、今度はバイクでくるか。

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館山 安房叶庵 [千葉房総の蕎麦]

今日は館山へ出張、127号沿いの たちばな へ行こうとしたが今日は木曜で定休日だったと気づく。
それに妙に蕎麦をガツンと食いたくなった。同じ127号沿いの叶庵の板蕎麦が浮かんだ。早速向かう。
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さっぱりした外観。蕎麦屋っぽくはない。和食屋的外観とでもいおうか。(尤もここは”石臼挽き蕎麦 和食”と看板にでている)
店内はきれいで、雰囲気はよい。
さっそく板蕎麦をオーダー。板蕎麦は蕎麦だけの値段が設定され、それに好みで汁選んでオーダーする。もり汁、刻み鴨汁、山掛け汁とある。
オーソドックスに盛り汁を頼む。薬味は葱、山葵、胡麻と並んでいる。
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だいたい、2.5人前あるそうな。
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蕎麦は細く、喉越し重視のタイプである。外観は至って上品な感じ。
さっそく蕎麦を手繰る。???ちょっと柔らかい?以前はもっと固かったと思う。
たまたま今日の茹で方がそうなのか?しかし、何度か来ているがいつももっと腰があった。
(この店、いつ来ても年配の客が多い。その人たちに合わせて柔らかめにするようになったのか?)
多少前より柔らかめだが、まあ許容範囲だ。
蕎麦の香りは控えめ。喉越しのよい蕎麦である。田舎蕎麦好きには上品すぎて物足りないだろう。
(正直、もっと強い蕎麦がよい)
汁を口に含む。甘めの汁である。が、しかし甘すぎず後味に甘みを引きずらない。また、後味は酸味を僅かに感じさせるのみで角ばったところがなくまろやかであるが、力強い汁である。
蕎麦に汁を付け手繰る。
力強い汁に上品な蕎麦では汁が勝ちすぎてしまう。
蕎麦の存在を求め箸が進む。2.5人前の板蕎麦を完食しても蕎麦よりも汁の印象ばかりが残った。
何か蕎麦が少なく感じた。板蕎麦をあと二枚ぐらいは軽くいけそうな心持ちだ。
何なら三枚でも大丈夫な気がする。
(どうも最近ガツン系の場合、基準が草笛の大盛りになってしまっているようで)
蕎麦湯の前に汁のみを今一度口に含む。強い汁だが、角がなく、つい後を引く。
そば湯を加え飲む。そば湯は特にそば粉は加えず、ゆで汁そのままである。
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机の上も蕎麦屋というより和食の店という感じである。
メニューにあった海鮮丼が妙にそそられた。
丼とセットもあり、腹一杯を求める向きにはこっちの方がよいだろう。
蕎麦のみでなくうどんもある。
板蕎麦880円と、盛り汁250円。まあ、CPは高い。






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