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近所にできた蕎麦屋に行ってみよう 横浜の蕎麦 手打ちそば 大空 [神奈川の蕎麦]

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震災以降出張がない。予定されていた出張の殆どがキャンセルとなった。
出張が無いと言う事は・・・・蕎麦を楽しむ機会が無いという事。
蕎麦が食べたい・・・・今朝訪問した響さんのブログで見た軍鶏セイロ蕎麦、あまりにも美味しそうだったので我慢できなくなった。
ならば・・・最近近所にできた蕎麦屋があり気になっていた。オフィスの帰りに行ってみよう。

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まだ建材の匂いが残る綺麗な店内。勿論店内完全禁煙、これは嬉しい。
ただ建材の匂いが強すぎる気もする。まぁ時間が経てば落ちつくだろう。

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窓のから見えるのは東横線、菊名駅のホーム。

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暖かな蕎麦茶が出される。

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北海道産の蕎麦を二八で打っている。

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品書きを見ると冷たい蕎麦は4種。


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温かいのは三種。大盛りは210円増しとなる。

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セイロの大盛りを頼んだ。
蕎麦の表面は綺麗で粗い感じは無い。太さは1.5ミリくらいで細くはない。
手繰ると・・・二八とはいえ太めの蕎麦、喉越しはそれほど良くはない。が、やや太めの蕎麦を力強く啜る醍醐味を味わう事ができる。
気持ちよく、想いっきり音を出して啜る。啜った音が壁に反響して実に気持ち良い。
啜った瞬間に香りは立ってこないが咀嚼すると蕎麦の香りと甘味が口のなかに広がる。
噛み切る時の食感もよく、しっかりとしたコシもある。
久しぶりの蕎麦に満足。

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薬味は葱と山葵。実にオーソドックス。
山葵は香りよりも辛味が強い。

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汁を口に含んでみると・・・
甘い・・・汁にキレとか輪郭とかは全く感じない。なんともぼやけた味わい。
汁は濃くないが、あまりにも甘味が気になる。口にまとわりつく甘味を感じた。
ダシの香りも甘味の中に沈んでしまう。
後味に甘味が残るほどに甘い。この汁は好みではないな・・・

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蕎麦を汁に浸けて啜る。
ダシの香り・・・と言いたいところだが、甘味が最初に来る。
甘味が去るとようやく蕎麦の甘味、最後に蕎麦の香りだ。
でもなかなか甘味が消えてゆかない。ちょっとしつこく残る感じだ。
だが、ひたすら咀嚼すれば蕎麦の甘味がだんだん登ってくる。
久しぶりの蕎麦を楽しむ為に、喉の奥に消えようとする蕎麦を何度も押しとどめる。
汁の味が甘すぎるのは好みではないが、これを除けば合格点だ。

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蕎麦湯は普通に茹で湯。特に演出な無かった。


手打ちそば 大空
横浜市港北区菊名6-1-6-1
☎045-717-7658





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フルーツが食べたくて大倉山にある行きつけの八百屋に行くと・・・

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バナナが100円。これ19本連なっていた。

そして苺も。
一箱4パックで300円。

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思わず3箱買う。これで900円。
(奥さんも一箱買っていた。だから都合4箱も買ってしまった)
茨城県産の苺。茨城県知事の安全証明書と各農産物(収穫地域)の放射能測定データー付き。
大体苺なんざビニールハウスのなかにいるのだから問題はない。
茨城県を応援する意味もあっていっぱい購入。
変な風評に惑わされないようにしないと、ね。

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一箱分はジャムにして・・・

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パンにたっぷり塗って食べよう。

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後は一人二パック分を丼に盛って大人食い。
この季節の苺は冬(クリスマスシーズン)の苺と違って形は悪いけど凄く甘いですね。




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久々に締まった汁を味わう 鶴見の蕎麦  手打蕎麦 竹清庵 [神奈川の蕎麦]

さて今回のお客さんはご近所の川崎。
オフィスからR1で真っすぐ行くだけ、R1だから道沿いに良い蕎麦屋など期待できない。
でも一寸だけ街に入り込めば・・・・・
鶴見駅に向かう交差点を右折して三角の交差点にある蕎麦屋、竹清庵に行く。
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変則交差点の真ん前にあるこの店には駐車場は無い。コインパーキングに車を入れて店まで歩く。
開店は11:45とやや遅めだ。

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蕎麦は二八、地酒も置いてあって蕎麦で一杯というのも良さそうだ。
セイロの大盛りを頼んだ。

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温かな蕎麦茶、濃さも丁度いい。

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店内はこじんまりとしているがサッパリとして居心地はいい。
酒を飲むのも良い感じの内装だ。

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18席(うち2席がカウンター)これ位が丁度良い。

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蕎麦打ちの仕事場には石臼。
小さい手動のと・・・・

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大きい電動のが並んでいる。
小さいのは何に使うのだろう?蕎麦は一種類しか無いようだが・・・・試作用かな。

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セイロの大盛り、800円+350円

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細打ちで色艶ともにオーソドックスな二八蕎麦だ。

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蕎麦を手繰る。口の中に入れた瞬間に香りが上がってくる蕎麦ではないが噛み締める確かな蕎麦の香りと甘味。
はやり二八、軽く啜っただけで喉越しよく蕎麦が通り過ぎる。が、勢いに任せて喉の奥に送り込んでは勿体ない。
良く噛み締めて蕎麦の甘味を味わいたいから。
蕎麦を噛み切った時に顎に伝わる噛み応えは強くない。が、柔らかすぎる訳ではない。

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薬味は山葵と葱と・・・・大根おろし。
普通に大根おろしだった。辛味大根ではなかったのが残念だ。
大根おろしは甘さは有るがやはり頼りない。鮮烈な辛味も清涼感も無い。
頼りない間延びした甘さだけの大根おろしを薬味に使う理由が判らない。いっそ無くても良い。
山葵は香り良く瑞々しい。辛さも丁度いい感じだ。葱も綺麗で瑞々しい。

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汁を口に少量含んでみる。
おぉ、久しぶりに辛口にありついた。
輪郭はぼやけずしっかりしている。が、固さは感じない。
背筋がのびるような汁ではないが、背中が丸まっている訳ではない。
自然体、何の気負いも無く普通に。そんな感覚の汁だった。
濃さは濃すぎずそのままでも飲み込める。二八には丁度良い濃さと思えた。
ダシの香りは強すぎず蕎麦の香りを邪魔する事はない。

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蕎麦を汁に浸す。
浸け過ぎはいけない、半分位浸けるのが丁度いいようだ。
それ位が一番蕎麦の甘味を感じさせてくれた。
ダシの香りを味わった後で咀嚼するごとに蕎麦の香りと甘味が立ち上がってくる。
思わず咀嚼を焦って何度が頬肉を噛む。
自分が頬肉を噛んでしまう時は美味かったときなのだ。

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蕎麦湯。今日最初の客だが白濁している。
単なる茹で湯ではない。打ち粉が入っているのかな。

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とろりとした蕎麦湯を楽しんで体を暖めた。
さあ、仕事だ。


手打蕎麦 竹清庵
横浜市鶴見区豊岡町40-21
☎045-575-0186
11:45〜15:00(火〜木曜日&日曜日)
11:45〜11:00 & 17:00〜20:30(金&土曜日)
定休日 月曜日&第二、四火曜日
(地酒も各種置いてあるが、夜の営業は金&土曜日のみだ。昼酒を楽しめということかな)



今週は近場での仕事ばかりだったが来週は遠距離、東北巡業だ。
前半は仙台、後半は会津で仕事なのだ。
前回仙台の蕎麦の記事の時にKENTAさんに教えていただいた抹茶クリーム大福を土産に買おう。楽しみだ。
ただ、何処で買うかが問題だ。郡山でレンタカーを借りて仙台に移動。その後会津に移動して仕事を終えたら郡山に戻る。
そのルート上に売っているのだろうか。
しかも仙台での宿泊先は仙台駅周辺ではないのだ、泉インター付近のホテルを取った。
(客さんの所在地が’泉区だから。朝ゆっくりしたいしね。)この付近で土産が買えたら良いのだけど。





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鎌倉で十割蕎麦を 鎌倉の蕎麦 宮前 [神奈川の蕎麦]

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鎌倉の雪化粧を楽しんだ日のこと・・・・

カメラ担いでの鎌倉散歩、北鎌倉から鎌倉宮に向かって歩く。
鎌倉宮の前にある以前から気になる蕎麦屋に行くために。
瑞泉寺に向かう道の途中にあって、良く前を通るが入る機会が無かったのだ。

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観光地らしいと言うべきか、大きな品書きが店の前に。
目的はここの十割蕎麦だ。

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不思議なものも、それは”かけそば と けんちん汁”
別々に食べるのか、浸け蕎麦なのか。わざわざ分ける理由は?セットにする理由は?不思議だ。
自分が知っているけんちん蕎麦は”けんちんセイロ”と”けんちん蕎麦”
この品書きの書き方だとそれらとも違うようだ。

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店の中、座敷に3卓とカウンター席。BGMはJazz

店内にある品書きでメニューを再度確認。
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十割は限定で十食のみ。

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好物の蕎麦ぜんざいもある。

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熱い蕎麦茶を啜って冷えた体を温めよう。

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十割セイロ、1000円だ。
蕎麦は太めで量は少なめに思える。

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蕎麦のみを啜る。太めの蕎麦を想いっきり啜り込む、その刹那香りが口の中に満ちあふれる。
しっかりと太い十割、素晴らしい香りを感じる。
噛み切る時の歯応えも太さ相応にしっかりしている。顎に感じる食感が心地いい。
咀嚼すれば、顎が動く度に蕎麦の甘みが奥歯から滲み出てくる。
十割を堪能できる蕎麦だ。

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山葵は瑞々しく香りも爽やかだ。
葱も綺麗にさらしてある。

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汁はどうか。
汁はやや薄めで、そのままで飲み込める位の濃さだ。
輪郭がシャープな汁ではないが甘くぼやけてもいない。
優しくクセの無い汁。どんな蕎麦にも合いそうな気がする。
ダシの香りも強すぎず、蕎麦の香りを邪魔しない。

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汁を浸けて啜る。
太めの蕎麦から薫る蕎麦の香りと汁で引き出される甘味、思わず何度も何度も咀嚼してしまう。
太めの蕎麦は咀嚼の回数も多くなり食べ応えも十分にある。

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蕎麦湯、濃すぎず薄すぎず、頃合いだ。

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外は寒い、ちょっと暖まりたい。蕎麦ぜんざいを頼んだ。

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蕎麦がきの団子が三個入っている。
ねっとりした蕎麦がきが小豆汁粉に絡んで美味しい。
甘さの奥に塩気がアクセントになって思わず一気に食べてしまった。


手打ちそば 鎌倉 宮前
鎌倉市二階堂93-14
☎0467-38-5588
11:30〜16:00
定休日 水曜日



蕎麦を食べ終わった後は小町通りを経由して鎌倉駅に。
小町通りを歩くとついつい・・・・・煎餅やら団子やら、ソフトクリームに鯛焼き、誘惑が実に多い。


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いつも目が行く団子屋さん。

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いろいろな種類の団子

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やっぱりコレ、買っちゃうんだよねー。
しかも出来立ての団子だった。
柔らかで温かでとても美味しい、甘塩っぱさがたまらない。





********今日の楽しみは・・・・**************

今日は朝からソワソワ、仕事をしていても何故かニンマリ。
楽しみな事があるから。それは・・・・・
ガトーショコラクラシック、作ってから三日目になった。
味も馴染み、ようやく食べられるから。

朝、冷蔵庫から取り出し、室温に放置して仕事に出掛けた。

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仕事から戻り、一目散にキッチンへ向かう。紅茶と珈琲をいれて準備をする。
さあ、食べよう。
焼き過ぎではないかと心配したが生地はじっとりしてドッシリと重く、しっかりした味に仕上がってくれた。
この重さ、まさにチョコレートケーキの醍醐味だ。
チョコレートの苦みとバナナの酸味が良く合う、やはりチョコとバナナは最強の取り合わせである事を再確認した。
尤も上の娘はバナナが無い方が良いという。もっとヘビーな方が好みらしい。
奥さんと下の娘は1/8ホール、上の娘は1/4ホール、そして自分は1/2ホールを平らげた。
さすがにガトーショコラは重い。1/2ホールで満腹になってしまった。チーズケーキだと1ホールは軽くいけるのだけどな・・・



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区役所の蕎麦屋?富士山盛りに遭難しかかる  横浜の蕎麦 味奈登庵 [神奈川の蕎麦]

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今週は出張が無い。実は仕事用に使っているPCがクラッシュしたのだ。
復旧を試みたが・・・・再び目覚める事はなかった。
で、新しいPCになったが、これを今までと同等の状態にもってゆくのに手こずっていたのだ。

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とりあえずは何とか業務に支障がない(違和感が無い)状態にもってこれた。来襲からはフル稼働だ。
オフィス勤務だったついでという訳でもないが、丁度区役所に行く用事もあり、昼休みを利用してオフィス近所の保土ヶ谷区役所まで行って用事を終えた。

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しかし昼休み時間は残り少ない。昼ご飯は区役所の食堂を利用しよう。
食堂に向かう・・・・・

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えっ?蕎麦屋がある。しかも役所の食堂ではなく、普通に街にある蕎麦屋だ。
味奈登庵、横浜市内でよく見かける蕎麦屋だ。自分の家の近所にもある。
(横浜市内に14店舗あるそうだ。役所内には横浜市庁舎と保土ヶ谷区役所にある)
丁度良い機会だ食べてみよう。

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店内は・・・・やはり区役所の食堂の雰囲気、しかも食券方式だ。
(調べてみたらフルサービスの店とセルフの店とがあるようだ。)
セイロを頼む。ふとみると大盛り、富士山盛りの二種類の大盛りがある。
新年になってから富士山の写真をブログで良く見かける。そう、新年といえば富士山だ。
迷わず富士山盛りを頼む。
フルサービスの店とセルフの店では価格が違う。
盛り蕎麦を例にとると、フルサービスの店は500円、セルフの店は300円だ。
大盛りは100円増しで富士山盛りは200円増しとなる。
かなりリーズナブル。懐に優しい店だ。(でも味に贅沢は言えないか)



12番の札を渡され、呼ばれるのを待つ。

12番の富士山盛りの方〜っ!

呼ばれた。受け取りに行くとそこには・・・・・

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そこには富士山があった・・・・これで500円なのだ・・・・

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蕎麦のみを手繰ってみる。喉越しはいいが一寸柔らかい。
噛み応えを楽しめない。が、・・・・何と蕎麦の香りを感じる。期待していなかっただけに嬉しい。
ただ、蕎麦の甘味は少なく、これは価格なりといった感じだ。
意外に香る(価格に割りに)蕎麦を楽しむが・・・・・噛み応えが良くないのと、味が単調(咀嚼しても味が上がってこない)なので飽きてくる。

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薬味は葱のみが皿に盛られる。山葵はセルフ。
セルフの山葵など期待できないから持ってこなかった。

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汁を舐めてみる。甘い!薄めでダシの香りが少ない。
後味は甘味が強く残る。ダシの味が弱く甘味だけが残る感じだ。
価格を考えれば致し方ないか・・・・・・良いダシを使う訳にはいかないのだろう。

何れにしても蕎麦のみで啜るのも飽きてきた。汁に浸けて啜る。
甘い!しかも蕎麦の香りも感じられなくなってしまう。
これは辛い。

再び蕎麦のみで手繰る。
そして・・・飽きる。
飽きたら汁に浸けて甘さと格闘する
甘味にめげて蕎麦のみで・・・・
またまた飽きる
汁に浸けて・・・・・

しかし、躊躇っている暇はない。箸を止めたら最後、再び箸が動く事は無いだろう。
勢いで勝負だ!しかし・・・・何度も止まりかかる。

もういいだろう?十分食べたのだ。残したって・・・・・
頭の中で囁く声が聞こえる。
しかし・・・・
いや、いけるはずだ。味に難があるとはいえ量は大した事無い。
佐久の草笛の大盛りを何度も制覇した胃袋だ。草笛の大盛りの量に比べれば軽いはずだ・・・・
佐久の草笛の蕎麦は1kgもあったのだから。
尤も味も噛み応えも、そして価格も違う。佐久の草笛の蕎麦は蕎麦の方から喉に飛び込んできてくれた感じだったが・・・

格闘は続いている・・・・汁も少なくなってきた。
最後は汁が足らなくなり強制的に蕎麦のみで手繰ることになった。

何とか完食。
今回は本当に登頂に失敗するのかと思った。遭難寸前だった。

聞けば、この富士山盛りは軽く三人前はあるとの答え。
三人前?たった?おかしい三人前程度だったら軽くいけるはずだが。
味が弱いので飽きてしまうのだろう。
そして蕎麦に腰がないので食べていて心地よくない。
特に量を食べるとき、汁の味は重要なファクターなのだ。

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気を取り直してデザートも頼んだ。
蕎麦アイス白玉ぜんざい。480円だ。

蕎麦アイスは蕎麦の香りが高い。
餡子の甘味と蕎麦の香りが口の中に広がり、そこにアイスのコクが加わってとても美味しい。
白玉のムチッとした噛み応えが甘味によくあう。
でも・・・・ちょっと寒かった。暖かな蕎麦ぜんざいがあると良かったな。

ふと時計を見ると・・・・・!!!昼休みも終わる時間だ!オフィスまでダッシュだ!



横浜市保土ヶ谷区川辺町2-9
営業時間 11:00~18:00
045-334-6375
土・日・祝定休


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仕事始め 蕎麦始め 宿場蕎麦 桑名屋 [神奈川の蕎麦]

今日から仕事始め。自分にとっては仕事始めは蕎麦始めでもある。今日はオフィスビル最寄の蕎麦屋に行ってみよう。

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気になる蕎麦屋を見つけていたのだ。宿場蕎麦、桑名屋。蕎麦打ちも教えているらしい。

西暦1833年に安藤広重が発表した浮世絵の東海道五十三次四番目の宿場町「保土ヶ谷宿」の新町橋の絵に二八の看板があり、それにちなんで宿場風の店構えにしたそうだ。なんとも昔の宿場にある店らしい外見だ

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二階は予約席らしい。

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入り口を入ると下駄箱があり靴を脱ぐ、入り口左手は厨房で席は奥だ。板間の乱雑さはいただけない。

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奥の座敷は二間ある。窓はなく外からの明かりはない。なんとなく窮屈な感じになる。BGMは昭和初期の歌謡曲なのかやたら懐古趣味な音が流れている。しかもSP盤の音のようにNOISEに埋もれた歌声がかすかに聞こえる。ちょっと違う時代に来てしまった気分になる。

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暖かな蕎麦茶がだされる。正統派のようだ、一寸安心。

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品書きを確認すると、セイロが735円とある。大盛りにすると1050円とのことなので大盛りにした。普通盛りは二段、大盛りは三段だ。(品書きに味噌煮込み饂飩もあったが・・・・・どうせイメージとは違うものなんだろうな。関東で味噌煮込み饂飩を頼むとイメージとは違うものが出てきて戸惑う。出てくるのは大抵味噌味の鍋焼き饂飩だ。おっと、蕎麦に戻ろう)

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セイロ三段の蕎麦。昔からの蕎麦屋の蕎麦という趣だ。蕎麦は左程細くなく、やや太めの感じで、表面は綺麗で肌理が細かい。なんとなくのっぺりしている。

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蕎麦を啜ってみる。 二八なのだが啜り辛い。これは太さとだけが原因ではないようだ。ちょっと柔らかめで腰が弱い蕎麦なので啜るのに力が要る。腰のしっかりした細打ち蕎麦のように蕎麦の方から飛び込んできてくれる事は期待できない。

啜った瞬間の蕎麦の香りは高くはない。噛みしめて行けば蕎麦の甘みと香りはが現れる。が、噛み締めた最初の頼りなさは興ざめだ。やはり柔らかすぎる気がする。

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汁を舐めてみる。甘い!最初に甘さを強く感じる。ダシの香りは感じない、完全に甘さに負けている。酸味も塩気も甘みに沈んでいた。

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薬味は山葵と葱。山葵香り高くはないが普通に香りはあった。(最近辛いだけで香りを感じられない山葵が多かったから嬉しい)

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気になったのは蕎麦の幅。太いのと細いのとの差が大きい。

蕎麦を汁に浸けて啜る。やはり甘い。甘く、くどさを感じる。みりんが多いのかな?蕎麦を汁に浸けて啜っても蕎麦の甘みが出てこない。感じるのは汁の甘さだけだ。

ここの蕎麦の甘み・香りを楽しむ食べ方を試行錯誤した結果、汁に浸けずに啜るのが一番だった。残念だけど好みの汁ではなかった。

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蕎麦湯はポットに入ってできた。情緒ないな・・・・・。宿場を模して店を作る等、拘っているのだから情緒も大切にしてほしいな。

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それなりに濃い蕎麦湯。

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蕎麦湯は体が暖まって良いですね。

 

 

宿場蕎麦 桑名屋

横浜市保土ヶ谷区岩井超21

℡ 045-331-0233

営業時間 11:00~22:00

定休日 木曜日

 

 

明日から富山で仕事だ。今日の夕方の飛行機で富山に向かう。羽田へ行かないと・・・・

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仕事始めの日、一寸だけのんびり気分

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おぉ、ガンダムだ!

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富山に向かってテイクオフ!

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小さいけど富士山だ!

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そして立山連峰。薄く雪化粧した山々が美しい。


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ウチの近所の美味しい蕎麦 横浜の蕎麦 石挽きそば 蕎真 [神奈川の蕎麦]

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今日の仕事は川崎、新川崎付近で家から30分ぐらいだ。しかも約束の時間は13時、仕方ないから一度オフィスにでて昼近くに出掛けた。
綱島街道を走りいっそ家で昼ご飯を食べようかと考えたが・・・・そうだ、一度行ってみたい蕎麦屋が近所にあった。こんなチャンスは滅多にないから行ってみよう。
家から歩けないことはない距離、晴れた日は歩くが雨の日は勘弁と思う距離にある。駐車場は6台分あるので仕事車で向かった。
綱島街道を走り、大倉山と綱島の中間ぐらいにある。駅から歩くと良い運動になりそうだ。

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開店と同時に到着。

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うれしいね。

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暖かい蕎麦茶が出される。やっぱりこれだね。水はいけません。

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店内。ちょっとカジュアルな感じだけど和風。良いのでは。

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こういう雰囲気好きだな。おっと品書きを見ないと。

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やっぱり冷たい蕎麦だね。
セイロは玄蕎麦から殻を取り除いたものを電動石臼で挽いた粉につなぎを5%入れて打った蕎麦という。
手挽きは玄蕎麦の殻ごと手回しの石臼で製粉した粉に10%のつなぎを入れて打った蕎麦だ。
更級は玄蕎麦の真ん中のみを使った白い蕎麦。更級だけは自家製粉ではないそうだ。

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ああ、この言葉に弱いんだ・・・・・限定。しかも十食だって。
更級は好みではないから手挽きそばを頼む。あえて大盛りにしなかった。その理由は・・・・・

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手挽き蕎麦。ほー良い感じだ。近所にこんな蕎麦屋があったとは・・・・
蕎麦はやや粗挽きのようだ。粗挽きか・・・・・香りが物足りないかもしれないな。
いままで食べた粗挽きで香りが高かった蕎麦はなかった。
蕎麦を細かく挽いた方が香りが立つのだろう。

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蕎麦のみを手繰ってみる。
啜った瞬間、蕎麦の香りが立ってくるような感じはない。
しかし、咀嚼しているうちに甘味が口の中に溢れてくる。
歯ごたえも良い感じだ。歯で噛み切るときのプリッとした感覚はクセになりそだ。
普通の挽き方のセイロも試したいな。

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汁を舐めてみる、刹那に薫風が吹き渡るような爽やかさを感じる汁だ。
口に含んだ瞬間、爽やかな酸味とダシの香りを感じる。
その下から甘味が味を押し上げて来るようだ。無論甘味は口に残らない。
そして全体を引き締めるように塩気があるが、その輪郭にエッジは立っていない。軽く丸みを帯びている。
良いバランスだ。舐めながら無くなってしまいそうだ。

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山葵の香りがすばらしかった。たまにツブツブ山葵が刺激をくれた。

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蕎麦を汁に付けて手繰る。
汁が蕎麦の甘味を引き出す、蕎麦の喉越しは左程良くない。粗挽きだから当然か。

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食べ終わって気付いた。素敵な皿だ、織部かな。
この手挽き蕎麦、量が少ないから1枚のみでは腹が空く。セイロを注文する。

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オーソドックスな外観.落ち着きますね。
手繰ると蕎麦の甘味がほのかに感じられる。咀嚼すると甘味が確認出来る。

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汁との相性はセイロの方が良い感じだ。几帳面に揃った蕎麦、香りは手挽き蕎麦より感じる事ができる。
手繰ると汁が蕎麦の甘味を引き出しているのがよく判る。

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蕎麦湯。なかなか色付きの良い蕎麦湯。

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蕎麦湯も美味しく頂ました。


気にはしていたが近所すぎて行った事が無い蕎麦屋。
結構美味しくて大満足、




石挽き蕎麦 蕎真 

横浜市港北区樽町2-1-7
☎ 045-531-1444
定休日 水曜
11;30〜15;00


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確かな蕎麦の香りの蕎麦豆腐 厚木の蕎麦 あり田 [神奈川の蕎麦]

今日の仕事は近場の厚木。
今週はまだ蕎麦にありついていないから若干の禁断症状がでている。
食べてもいない蕎麦の香りが味蕾の上に広がる。余程欲しているのだろう、こういう日は十割蕎麦につきる。
厚木で十割蕎麦を探す。そのなかで客先に近い”あり田”が今日のターゲットだ。
この店は旧街道沿いにあって店は目立たない。看板もしかり。
一寸油断すると通り過ぎてしまうような感じである。駐車場も少なく、店の前には一台しか停められない。
(離れた場所にも駐車場はある)

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色合いが渋い暖簾をくぐり中に入る。会津産蕎麦の名もある。

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店内はこじんまりとしているが居心地の良い雰囲気だ。寛げる空間で好感が持てる。

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品書きを確認。二八のセイロは700円。しかし今日の目的は十割蕎麦950円だ。

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辛味大根をトッピングしようと思ったが今日はノーマルでいこう。
変わり蕎麦もいいな。
でも十割蕎麦をオーダー。
大盛りにしたかったが十割蕎麦には大盛りの設定はない。

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蕎麦がきしるこだと〜っ、しかも小豆を自家で炊いているそうだ。これは頼むしか無いじゃないか。
しかし残念なことに品切れだった。(少量しか作らないのかな?)
まあ、若干涼しくなったとはいえまだ暑い、汁粉を頼む人は少ないから毎日仕込むわけでもないのだろう。
そのかわり蕎麦豆腐を紹介された。(メニューには載っていないが・・・)
なんでも葛を使っていないとか、他と一寸違らしい。なら頼もう。

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出てきた茶はダッタン蕎麦茶。若干苦みがあるが美味しい。

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ふる里蕎麦(十割蕎麦)のご到着。

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薬味皿には左から”香り塩””辛味大根””葱と山葵”だ。
辛味大根は絞りすぎのようで瑞々しさがない。
山葵も同様。瑞々しさが無いのが残念。山葵は甘味を感じた。

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汁を舐めてみる。
濃いめの汁だ。そのまま違和感無く飲める程度に濃い。塩気は強く無く、甘味が包み込む感じだ。しかし甘味は口に残らない、凛とした汁ではないが辛口の美味しい汁だ。もう一寸キリッとしていた方が好きだ。

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蕎麦は几帳面さを感じさせる。細い蕎麦だ。粉の粗さ、蕎麦の色艶申し分ない。

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手繰る。蕎麦の香りが口中に満ちてくる、だがその勢いは穏やかだ。
柔らかな香りが包み込むように広がってくる。
こういう香りの立ち方もあるのだなと感心する。
蕎麦の甘味も十分にあり、奥歯から蕎麦の甘味が溢れ出てくる。
強い香り、甘味はないが存在感は十分にある蕎麦だ。
汁に浸けて啜る。
汁が濃いから注意が必要だ。折角の香りを殺さぬよう微妙に漬け方を調整する。
濃いめの辛口汁によって増幅された蕎麦の甘味が喉の奥へと走り去る。
美味しい。

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蕎麦湯は若干こってり。

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濃い汁は蕎麦湯で割ると美味しい。

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蕎麦豆腐。上には蕎麦の実が散らしてある。

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葛を使っていないからムッチリとした食感ではない。
若干の粉のザラっとした舌触りを感じるがネチッとした食感だ。
葛を使った蕎麦豆腐に比べ蕎麦粉が多いのだろう。
口に含むと蕎麦の香りと甘味がしっかりと感じられる。なかなか美味しい蕎麦豆腐だ。
自分でも作りたくなる・・・・が、迷う。葛を使った蕎麦豆腐も好きだから。
ムッチリした葛粉と蕎麦で作る蕎麦豆腐もいいな。黒蜜とキナコを添えて。
でも、このタイプも良い。しかし、何で寄せているのか?
何で蕎麦粉を寄せているか問うと、卵だと言う。茶碗蒸しの要領だそうだ。
だが茶碗蒸しのような食感ではなく、パンプキンプディングのような食感だ。
そうだ!砂糖を加えれば蕎麦プリンになるのでは?
これは・・・・仮説が正しいか家で実験がしたくなった。
丁度先日、熊谷の農産物直売所で地粉蕎麦粉を1kg買ってきたところだ。
蕎麦プリン、作ってみよう。



あり田
神奈川県厚木市岡田5-17-17
☎046-228-0438

11:30---15:00
17:30〜20:30
火曜日定休







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総菜で満腹 川崎麻生の蕎麦 櫻屋 [神奈川の蕎麦]

今日の客先は近場の川崎、黒川近辺だ。
この周辺で気になる蕎麦屋がある。櫻屋。
総菜が食べ放題なのだ。さっそく行ってみた。

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藁葺きの屋根が雰囲気を盛り上げる。入り口を抜けると中庭で、その奥が店である。
すでに満席に近い。最後の空席をゲットした。

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各テーブルの上には総菜の小鉢が並んでいる。テーブルだけに乗り切らないのかカウンターの上にも並ぶ。
ざるそば1000円を注文した。
天ざる蕎麦1800円にも心動かされたが隣のテーブルに運ばれた天ざるを見て断念した。
天婦羅が山盛りだ。とても完食できそうもなかった。
(蕎麦以外にも饂飩、焼き魚などの定食がある。)

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さていただこう。小鉢に入っている総菜を置いてある菜箸を使い自分の小皿に乗せる。
カボチャの煮付け、ほっとする味だ。店の味というより家で食べる味。
牛蒡、牛肉、蒟蒻を煮たもの。里芋の煮付け、茄子と人参の煮浸し。
ご飯が欲しくなる。

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胡瓜の漬け物、タマネギのかき揚げ天婦羅、ピーマンの煮たもの、鶏の甘辛煮。
ピーマンがまた美味い。

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もやしと胡瓜、メンマの煮たもの、昆布、コーンサラダ、
茄子や人参も素材自体が甘くて美味しい。 

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ほうれん草、胡瓜の酢の物、山菜とシラタキの・・・・・・もう何がなんだか覚えていない。
山菜の煮たの美味しかったな。

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えーい、面倒だ全体を撮影すれば・・・・・って全部入っていない。
しかし、これで注文したものが来たら何処に置けばいいのだろう?
蕎麦を待ちながら食べる。しかし何というか落ち着く味だ。家で食べるような味なのだ。
だから思わず小鉢から直箸をしてしまいそうになる。
これらの総菜は季節によって変わる。その時々に畑で採れた野菜がメインとなるのだろう。

蕎麦だ。そうか、蕎麦を食べに来たのだった。
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隙間を作って置く。
蕎麦を手繰るが最早味覚が鈍くなっている。総菜の食べすぎだ。
喉越しは良く、蕎麦の香りは感じられなかったが食感は悪くない。

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汁、普通に美味しい。特に特徴は無いのか、それとも味覚が鈍ったか?
総菜のかき揚げ天婦羅や牛蒡と牛肉の煮たもの、鶏肉等々脂(油)を使った総菜をたっぷり食べたせいか味覚が鈍くなっている。
 
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蕎麦の量は適量。今日はもりが少ないようにと祈ってしまった程総菜を食べ過ぎた。

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蕎麦は星も見え、透明感もあって綺麗な細打ちだ。
総菜と蕎麦を満喫して支払いのためレジへ向かう。レジは店の奥の方にある。
何とレジ脇では別の種類の総菜が大きな器にはいっていた。
まだあったのか・・・・・食べきれないな。
支払いを済ませ、帰ろうとすると”中庭にサービスのコーヒーなどがありますからどうぞ召し上がってください”との声。

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行ってみると・・・・・・・・中庭にちょっとしたテラス席が。

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ホットコーヒー、かき氷。注文してくださいって、店の人はいなかった。

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おっ、お汁粉だ。暖かいお汁粉、美味しそうに煮えている。
セルフで椀に盛り食べる。ん?満腹じゃなかったっけ?まあいいか。
甘味も適度で美味しい。
暑い夏の日のテラス席、汗をかきながら熱いお汁粉を3杯おかわりをする。
さすがに苦しい、動けない。
コーヒーを飲みながらお腹が落ち着くのを待った。

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この蕎麦屋、某サッカーチームのグランドの真ん前にある。

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ただ、車でしかいけないが、駐車場が問題だ。店から一寸離れている。しかも狭いうえに道路も細い。擦りそうだ。
しかも、いきなり崖なので落っこちないように。
そのせいか、店の前に路駐している人の方が多かった。



櫻屋

神奈川県川崎市麻生区片平1539
☎044-989-2776
10:30〜14:00
月曜定休



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香り高い蕎麦と強い汁  鎌倉の蕎麦 手打ち蕎麦 鎌倉一茶庵 [神奈川の蕎麦]

鎌倉まで紫陽花を見に来た帰り、鶴岡八幡宮前の鎌倉一茶庵に寄る。

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駐車場も満杯、中に入れば既に満員だ。少々待たされる。店内は広いが席数も多い、従って圧迫感を感じるほどに窮屈だ。

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ようやく席が空く。お茶は出てこない、水のみだ。せいろ、田舎、十割とありどれにするか迷う。が、やはり十割で決まりだ。1100円で大盛りは315円増し。若干価格は高めだ。観光地だからしょうがないか。

薬味と汁が出てきた。薬味は葱、辛味大根、それに山葵だ。山葵の香りは十分にあり辛味も多すぎない。大根も美味しい。蕎麦を待つ間、汁を味見した。

随分しっかりした汁だ。辛味、酸味、甘み、どれかが吐出しているわけではない。が、結構濃く、旨味もある。味を確認するためになめ、少し飲む。確かに濃すぎることはなく、そのままでも飲むことができる程度に濃い。昔はこのような汁が好きだったのだが、最近は辛く感じる。もうちょっと軽やかなほうが好みだ。歳だろうか。

蕎麦が来たが・・・・・量が少ない。極細打ちで、表面は艶やかだ。観光地、しかも古都ゆえに客層は年輩者が多いためもあって量が少ないのかも。普通盛は悲しいぐらいに寂しい盛だった。

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啜る。蕎麦の香りが口中に広がる。ここまで細打ちなのに蕎麦の香りが立っている。残念なのは器だ。プラスチック、悲しくなる。 観光地で諸経費が高く、客数も多いからプラスチックなのだろう。理解できるが味気ない。

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 汁を浸けて啜る。蕎麦の香りが鼻に抜け、汁の旨味が舌を喜ばせる。その旨味はだんだん蕎麦の甘みに変わってゆく。ここまで細いのにここまで香りがあるとは。さすが足利一茶の系統だ。

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蕎麦湯はサッパリとして口直しに最適なタイプだった。

極細打ちでも香りが高く、美味しかったのだが器には興ざめだ。しかも蕎麦の量が少なめだ。また観光地ゆえに座席数が多く、隣との間隔が狭い。それ故ゆっくり寛げないのも残念だ。それに蕎麦茶も欲しい。

鎌倉一茶庵 

℡0467-22-3556

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-24

 

 


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JAZZと蕎麦 綾瀬(神奈川)の皿蕎麦 田川 [神奈川の蕎麦]

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きょうは綾瀬(神奈川)。出張というには近所だ。
いつもと気分を変えて道を変えてみる。すると皿蕎麦の看板、良さげな蕎麦屋があった。
まだ11時15分だが何と営業している。11時からの営業らしい。
せっかくだ、行きましょう。
皿蕎麦、田舎蕎麦と書いてある。
田川茶.jpg田川室内.jpg
湯のみの形が変わっている。手作り風。
室内はテーブル席と座敷。JAZZが流れる室内の照明は若干暗め。
田川品書き.jpg田川品書き2.jpg
蕎麦と汁を別々に頼むシステムであった。
皿蕎麦(細打ち)400円と田舎せいろ蕎麦520円があり、田舎に限り2.5盛り890円がある。
汁はもり汁210円、タヌキ汁360円、鴨汁560円。
掛け蕎麦系には細打ちが使われ、田舎に変更すると120円増しになる。
2.5盛りの田舎を盛り汁で頼む。
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さすがに2.5盛りは皿ではなく板に乗る。
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色は黒め、太さはさほど太くはない。見た目表面は少々ぼそっとした感じである。
早速手繰る。まずは蕎麦のみで。
ちょっとボソっとした食感で、蕎麦の香りは少ない。
咀嚼しても甘味を感じづらい。咀嚼後、喉の奥へ通り抜けようとする蕎麦を押しとどめ、再度奥歯の上に乗せ咀嚼を続けるとようやく甘味を感じる。香り、甘味が少ない。
山葵を舐めリフレッシュ。
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山葵は普通。香りは少ないが、辛みは十分。
葱は細く、瑞々しい。
汁を確認しよう。
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汁を口に含む。ちょっと甘い。
濃さは適切である。このまま自然に飲み込めるギリギリの濃さで好みの濃さだ。
ただ、個人的にはもうちょっと甘味を押さえて締まった味の方が好みだ。
蕎麦を汁に漬け啜る。
汁の旨味とともに蕎麦の甘味を感じる。
蕎麦のみで手繰って甘味が少ないと感じる蕎麦は汁を付けると甘味が引き立ってくる。
ここの蕎麦もそう。蕎麦のみより汁を付けた方が断然良い。
が、食べ終わった後で、やはり蕎麦の香り、甘味に物足りなさを感じた。
田舎蕎麦ならもっと強い蕎麦であってほしい、咀嚼ごとに香りと甘味が増す田舎蕎麦が理想だ。
田川蕎麦湯.jpg田川蕎麦湯2.jpg
甘めの汁は蕎麦湯を入れて飲むと、とても美味しい。
蕎麦湯はあっさりした湯だった。







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