友部SAの蕎麦と鯛焼きで厄払い [茨城の蕎麦]
今週は頭から調子が変だ。
何となく歯車が噛み合っていない、そんな気怠さを感じる。
さくっとコンプリートさせるつもりの仕事が予想外に長引いたり、考え事をしていて目的地を通り過ぎたり、狙った店に行ったら3分前に閉店してたり・・・・何故か調子が出ない。
今回の出張は茨城、そそくさと終わらせて蕎麦を楽しむはずが、仕事が難航し蕎麦を楽しめなかった。
今回は蕎麦を諦めて帰路につく。
だがこの調子の悪さをなんとかしたい。こういう時は甘いものだ。
そういえば常磐道の友部SAがずっと工事をしていた。そろそろ出来た頃だ、行ってみよう。良い甘味があるかもしれない。
最近高速道路のSA/PAが綺麗になってゆく。
常磐道の友部SA、半分だけオープンしていた。
一寸中を覗いてみると・・・
鯛焼きだ。良い甘味があった、狙ったようだ。
最近高速道路SAで良く見かける鯛焼きだ。
おめでたいやき、名前からして厄払いに丁度いいかも。
やや小ぶりで目が笑っている。
割ってみると・・・薄焼きではなく厚焼きの部類だ。
餡子の詰まり具合もいい感じ。
厚みも十分ある。
ここの鯛焼き、餡子は店内で煮ている。甘すぎずほっこりした餡子が美味しい。
皮も粉っぽくなく、フワッとしている。
さらに店内を見て回ると、フードコートに常陸秋蕎麦があった。
狙っていた蕎麦を食べられなかったから、せめてこれでも食べようか。
でもSAの蕎麦だからなー、味に期待は出来ないだろうし・・・・どうしようか、と悩んでいたら・・・
きつね蕎麦に目がいった。笠間稲荷という訳ですか・・・キツネが可愛いな。
そうだ、笠間稲荷蕎麦で厄払いになるかも、これにしよう。
体も暖まるし、
見本通りデカイ油揚げ、迫力がある。
ただキツネの模様が薄い、もっと強く焼き印を付けて欲しいな。
蕎麦のアップ。星が入ったやや太めの蕎麦だ。
啜ると油揚げからでたコクと甘味が美味しい。
油揚げが強く、蕎麦の香りは感じなかった。体が暖まる。
汁はダシが強い感じは無い。とくに飛び出た部分はなく無難な味わいだ。
どうも油揚げの油で味蕾が塞がれてしまったようで味が良く判らない。
油揚げのコクと甘味、そして汁の旨味は感じるがダシの繊細な香りが判らなかった。
SAの蕎麦だったけど常陸秋蕎麦にありついたから良しとしよう。
これで歯車が噛み合うといいな。