やらかしちまっただよ・・・温泉ライダーが行く 箱根の湯 [バイクと車]
何時もは朝寝坊の家族は皆寝ているが今朝は一寸違う。
何が違うかというと・・・・いつもは起こしても起きない上の娘が起きている。
しかもリビングにいて何やらやっている。何だろう・・・・モニターを熱心に見つめながらマウスを操作している。シアターのページを見ている
GANTZ・・・今日公開らしい、嵐の二宮とやらが出演しているから公開日に見に行くそうだ。
ファッンって有り難い物だね〜・・・・
聞けば翔とやら単体のファンでは無かったらしい。(一番好きではあるそうだが)5人全員のファンだそうだ。となるとケーキはあと3つは作るという事か。
彼女は友達と映画館に。奥さんと下の娘はお留守番(まぁ、横浜そごうの富沢に行くだろうけど)
まぁいい、そんな事はほっといて・・・・出撃前の腹ごしらえだ。パンをカジリながら行き先を検討する。(まだ確定していなかったのだ!)
房総半島方面の場合、フェリーのタイミングが制約条件になる。時刻を調べると・・・・なんと一時間毎にしか出航しない。
これでは到着時間によっては大きな無駄時間が発生してしまう。帰りもそう。
出撃の条件は日没までの帰還だ。出撃ターゲットは温泉、白浜だ。
タイムテーブルを検討する。発進は0700、久里浜の出航が0820・・・・80分で久里浜まで行けるか?(意地でした道なのだ・・)
これを逃すと0920、白浜で温泉に入って、ちょこっと楽しんで、そして金谷の出航時間が・・・日没は1700、どうだ?
楽なスケジュールではない。日没超えて凍える寒さと暗さのなか走るのは危険だ。それに帰還時間を超過したら次の出撃の承認が困難になる。
仕方ない、時間が読める西方向に走ろう。
箱根、伊東と行ったから今回は湯河原だ。ターゲットは”こごめの湯”
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上562-6
0465-63-6944
0700、出撃だ!
今日もいい天気。海も空も綺麗だ。寒いけど。
湯河原の漁港を見に行く。この時間の静かな漁港の景色、落ち着きます。
漁港からしばらく行くと一寸したパーキングが。ここからの景色は岩場が中々良い感じだ。
右手奥を見ると下に降りられるようだ。降りてみよう・・・・
干物が干してある。パーキングの前は海胆、干物の店。・・・・・確かにバーベキュー禁止、テント禁止とはあるが干物禁止とは書いていないか・・・・
岩場に降りてみる。海苔で滑りやすい。波の音が心地いい。
岩にある水の中には・・・・引潮の時に取り残され、そして波に押され戻れなくなった掻き揚げのネタだ。
透明な体が美味しそうだ。
こっちはさらに凄い。いっそ唐揚げにしたいな。
気持良い潮風を暫く楽しんだ・・・・真鶴半島を一周して湯河原駅方面へ。
そして湯河原に到着。こごめの湯は何処だ?看板がある、ここを曲がって・・・・凄い坂道だ。
路面は悪く速度が出せない。坂も急だから1速で登る。
坂の途中に”こごめの湯”はあった。
二輪駐車場は・・敷地右側に僅かにあったが、狭い上に坂がキツい。
原付以外入れるのは躊躇するような場所だ。
入れたにしても足場の悪さと坂の急さに出すのは困難、いや、大型なら確実に破綻する。
隣に有料駐車場がある。ただ4輪専用のようだ。
看板が有り坂の上に無料の駐車場があると案内があった。行ってみよう。
さらにキツくなった坂を登り、ほぼ平になった所に駐車場があった。
左に車体を向けて駐車スペースへ到着。ブレーキを引きクラッチを切って左足を出し車体を傾ける!!!!?????
地面が無い???ヤバい!そう思った瞬間足が接地。足は固定できたものの固定した左足の内腿にはいつもより勢いが付いて倒れ込んでゆく太っちょのZZRの重さがかかる。
いかん、片足では支えられない。
うぉぉぉぉっ、こらえるがクラッチを切っているから車体が動いてしまってこらえられない。エンジンはかかっている。この状態でクラッチをつないだらどう動くか保証は無い。
そう、登ってきた坂道が問題だったのだ。あまりに急な坂をずっと登っていたので駐車場の勾配を読み誤ったのだ。
平らに近いと思ったその場所は・・・・まだ勾配が強かったのだ。だから谷側の左足が接地しなかった。そして車体は何時も以上に勢いがついて倒れ込んだのだった。
仕方ない。このまま倒すか。が、しかし待て、隣の車にあたりそうだ。通常倒れても接触しない位置を狙って停めるが、こらえたときに反動で車体が隣側にずれてしまったのだ。
これはヤバい。なんとか支えながら降り、押し上げようとするが体制が悪く腰が入らない。
やはり一旦寝かせて体制を整えるしかなさそうだ。
隣の車に当たらない位置にする為に右足をスッテプとカウルの間に挟み込んで、左足と腰を使って押し上げる。少しづつ動く。動いたら右足の位置を変えて挟み込んで・・・・
繰り返して何とか接触しない位置にして・・・・ZZRに寝てもらう。
寝たら起こそう。しっかり腰を入れる。
勾配がそれなりになる場所、谷側から起こすのは・・・・大変だった。自分の腰をほめてあげたい位だ。
ステップがぁ・・・折れた。><
起こした後・・・思った以上に勾配がきつかった・・・・
一度寝るとエンジンがかからない・・・クランキングしない。キルスイッチのポジションは問題ないが。
しばらくしてクランキングするようになった後も火が入らない・・
あちこちチェックしてようやくかかった。
頂上付近のに移動させてみる。が、段差がキツい。
頭を少し入れた後、引き出せない。どうやら腰が利かなくなっている。そりゃそうだろう、腰よ、判るぞ。
なんとか道側に戻した。・・・・どうしようか、停める場所が無い・・・・
それにテンションが下がりまくりだ。
ケチがついたし、止めよう。
帰路につく。走りながら寒さが身にしみる。身も心も寒い・・・・・
凍えながら西湘BPを走る。このままmission終了していいのか?Impossibleでいいのか?自問自答する。
決めた!二宮でターン。戻ろう。
湯河原でケチがついたのなら場所を変えればいい。箱根にしよう。
”箱根の湯”に到着。手前に”箱根の湯 花紋”という似た名の温泉もあり一寸迷った。
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋100-1
0460-85-8080
10;00〜22;00
入浴料1000円
折れたステップ、いじってたら・・・・・取れてしまった。
針金巻いて固定しておこう。
他に受けだダメージは・・・・・前回の立ちコケの傷隠しで貼ったテープに付いた傷。
これは貼りかえればいいか。
まぁ気を取り直して温泉に入ろう。
アパートかな?と思ったら温泉の有料個室休憩室だった。
入り口、いかにも日帰り湯っぽい感じで・・・・
右側がチェックインカウンター、左側に無料休憩室の大広間と浴場。
泉質は塩化物硫酸塩泉だ。塩化物泉、暖まりそうだ。
源泉温度は61.6℃、不足はない。
内湯が一つ、これはぬるめ。
露天が二つ。ぬるい湯と熱い湯。
そして寝湯があった。
冷えきった体を露天の熱い湯に浸す。
熱さが刺すような刺激となって凍えた肌をあたためる。
表面はあたたまるが芯までなかなか届かない。
どれだけ浸かっただろう、あまり調子に乗ると湯冷めが恐い。
芯まで暖まっていないが出よう。
帰り際に見つけた看板。お犬様用露天風呂があるらしい。
そういえば子供の頃飼っていた犬は風呂が好きだったな・・・・
帰り道、全然寒くない。
走っていても凍えないのだ。さすが温泉。風呂の湯とは違って湯からでても暖まっている、
芯が暖まった感じはないと思ったが、しっかり暖まっていたようだ。
家に帰って革パンを見たら・・・・・縫い目がほつれている!
太っちょのZZRを支えたのがかなりキツかったようだ。
まだ三回しか履いていないのに(><
治るのかな?裏の縫い方を見ると治らなそうだ。
となると、長さ調整でカットした端材を裏にあてて革用の接着剤で固着させればいいのかな・・・・・