信州の帰りは胡桃ソフト 胡桃蕎麦&ネズミ大根をお土産に [甘味]
金曜日、仕事を終えての帰り道に道の駅雷電胡桃の里に向かう。目当ては・・・・
これ、胡桃ソフトだ。胡桃好きには嬉しいソフトクリーム。
浅間山を眺めながら食べよう。
一口含めば胡桃の香ばしさで口の中が満たされる。胡桃の甘さとクリームの甘さが広がった後は胡桃の僅かな苦さが顔を出す。ナッツ好きには嬉しい一品だ。
売店で見かけた胡桃大福も買ってみる。
小豆餡に胡桃が混ざっている。早速食べてみよう・・・
小豆餡の味と胡桃の食感が????互いを引き立てあっていない。
不味い訳ではないが・・・互いを無視しているような味わいで、別々に美味しいのだ。
一緒にいる必要を感じない関係だ。
白餡の方が胡桃に合うと思う。塩気があれば尚良い。いっそ味噌を少量混ぜ味噌餡&胡桃とするのも良さそうだ。
此処に来た目的はもう一つ。大好物の、信濃路うさぎやのくるみそば、
上田付近に来た時は必ず買って帰る。蕎麦&胡桃、好物が二つも入っているのだ。買わずにはいられない。
原材料名のトップは蕎麦粉。蕎麦粉メインの焼き菓子は嬉しい。
餡は白餡ベースの胡桃餡だ。
カットしてみると・・・・
断面のアップ。生地は蕎麦粉の色。胡桃がいっぱいだ。
蕎麦粉が多い生地だからシットリとはしていない。素朴な味わいで、蕎麦の香りが香ばしい。
胡桃餡も甘さのなかに香ばしさがあって美味しい。蕎麦嫌いの上の娘もこれは好きなのだ。
もうひとつの土産はねずみ大根。おしぼり蕎麦/饂飩を作るのに必要だ。
ウチでは普通の辛味大根で作るが、本物のおしぼりはねずみ大根を使う。だから買いたかったのだ。
地場の農産物直売所で買った。
信州味噌も買おう。客先に行く途中にある味噌屋さんで買った。
家族経営の小さな味噌蔵で”こうじや”という店だ。
ここの味噌は何度か買っているが懐かしい味わいの味噌なのだ。
三種類の味噌がメインで、原料は地元産だそうだ。
土曜日、おしぼり饂飩(釜揚げタイプ)を食べるために饂飩を打つ。
奥さんのパン捏ね機を使って手軽に打って・・・・
頑張る奥さん。打つのは奥さんにまかせて・・・・
切って・・・・太さが揃わないな・・・
茹でに入るのと同時にネズミ大根をおろす。茹では下の娘にまかせて、
自分はおしぼりを作る。ねずみ大根はキメが細かくおろすのが大変だ。
上の娘は・・・・座って待っている。お前も何か仕事しろよ〜っ
おろした大根を絞って・・・・ちょうど茹で上がったようだ。たらいうどんで・・・
買ってきた味噌を添える。
*ちくま農業協同組合のパンフより*
おしぼりうどんは、ねずみ大根の絞り汁に味噌の他、葱や胡桃などの薬味を好みで入れ釜揚げ饂飩をその汁に浸けて食べるもので、信州坂城の伝統食です。
俳人松尾芭蕉が更級紀行の中で”身にしみて大根辛し秋の風”と詠んでいるように、旅の途中芭蕉もこの地でおしぼりうどんを食べたとか。
〜略〜
通は薬味を一切入れず食べたり、しぼり汁に醤油を少し入れて更に辛味を増す場合もありますが、慣れない方は胡桃を少量入れると味がまろやかになり食べやすくなります。
というのがおしぼりうどんなのだ。
買ってきた味噌と胡桃を使ってもう一品作ってみる。
胡桃味噌だ。
だが胡桃を量ると・・・・150gか、ちょっと少ない、仕方ないピーナツ150gを混ぜてピーナツ&胡桃だ。
胡桃と生落花生を合計300gを用意する。
味噌100gと砂糖100g、蜂蜜50gを混ぜておく。
ピーナツ&胡桃を150℃のオーブンで15分ロースとして・・・
ローストが終わったピーナツ&胡桃をフライパンに移して弱火で煎る。
若干の焦げ目がつき香ばしさがでたら濡れ付近の上にフライパンを置いてパンを冷まして合わせておいた味噌を1/3投入して混ぜる。
混ざったら残りの味噌の中にピーナツ&胡桃を投入して混ぜる。
完成した味噌ピーナツ&胡桃。
最近、胡桃をご飯のおかずにするのがお気に入り・・・