走り初め 干物を買う口実で出掛けよう 温泉ライダーが行く 伊東温泉 東海館 [バイクと車]
そういえば走り納めの時に買った干物が美味しくて、又買うように家人に言われていた。
よし、それを口実に小田原方面に走りに行こう!
走り初めの前にブーツを購入しなければいけない、用品店にブーツを買いに行くが・・・・
サイズがない。気に入ったブーツの最小サイズはで25cmだ。しかし自分のサイズは24cmなのだ。
履いてみる・・・・が、やはり大きすぎる。歩く度に脱げてきそうになってしまう。
もはやデザインで選べない、サイズ設定があるものを選ぶしかない。
サイズ設定の制約の中で何とか見つけたのがこれ。
ブーツも買って準備万端。さあ走り初めだ。
土曜日の朝、奥さんと娘達はまだ寝ている。
朝ご飯を作って一人食べる。食べながら地図と睨めっこして目的地を検討する。
小田原からどこに行くか、前回は山方向だったから今回は海方向がいい。
ならば熱海、湯河原伊東、伊豆半島東側を走ろう。だが帰着時間を日没までとすると伊東あたりが無難か。
調べると伊東温泉で興味深い日帰り湯を見つけた。
目的地も確定した。
普通に立っている時の革パンの裾の長さは丁度いい。
バイクに乗っている時・・・裾は上がるが、ブーツのおかげで違和感は無い。
走り納めの時は普通の靴を履いて凄い違和感があったがこれで大丈夫。
7時半。さあ、出撃だ。当然木桶を装備。今日の攻撃目標は伊東温泉、東海館。
R1から新湘南BPを経由して西湘BPへ。今日も海が綺麗だ。
今日の上半身の装備は革ジャンの下にはヒートテック三昧重ね。
カイロは腹、脇腹、肩それに上腕に貼付けた。
下半身は革パンの下はヒートテックタイツ二枚重ねの重装備。
カイロは太もも内側に貼付けた。
靴下はシングル、前回と違い革ブーツだから。
ここまで重装備だが朝は寒い。
氷の怪物が肩を鷲掴みにしたのかと思う程の凍るような感覚に歯がガチガチ鳴る。
何故こんな思いをしてまで走るのかな・・・・ふと疑問が頭に浮かぶ。が、スロットルを開けた瞬間、ひと際大きくなる吸気音と切り裂かれた冷たい空気が奏でる旋律はそんな疑問を吹き飛ばす。
冷えた体を休めよう。西湘パーキングで一寸一休み。
重装備の効果は素晴らしい。走っていないと暑くなってくる。
あんまんと目が合ってしまった。(^-^*)
体が十分暖まった。海を眺めながら伊東に向けて走る。
選んだ道は全て旧道。海沿いとはいえカーブが多いから少しは楽しめる。
あまりにも素敵な空と海にバイクを止めてしばし眺める。
なんと気持ちのいいブルーなのだろう・・・・
伊東に到着。道の駅伊東マリンタウンで目的地の場所を再確認しよう。
ヨットハーバーもある。随分素敵な道の駅だ。
ここにも温泉があるようだ。
面白そうなものを発見。幸せにしてもらおうじゃないか!
でも下の二枚の看板、左右てれこになっている。
本当に幸せになれるか心配だ・・・・
アイスに色々なトッピングを入れてくれる。三種類までミックスできるそうだ。
フルーツ各種、クッキーとチョコレートが数種、いろいろある。
しかし、どうせなら・・・ありきたりの組み合わせでは面白くない。
オーダーした組み合わせは・・・・
ベースはジャージー種のソフトクリーム、トッピングは抹茶わらび餅、ラムレーズン、ブルーベリー、あり得なさそうな組み合わせ頼んでみた。
さあ、海を見ながら食べてみよう。
一口味わってみる・・・・不味い。
抹茶の香りとラムの香りが喧嘩してブルーベリーの酸味とわらび餅が言い争っている。
お互いを引き立てる組み合わせではなく否定しあう関係だ。
確実にプレーンのソフトクリームのほうが美味い。やはり無理のある組み合わせだったか。
海を眺めながらの足湯もあったが革パンの裾を上げるのも大変なのでパス。
広場では猿回しも。
目的地の場所を再確認した、行こう。
お、なかなか良い雰囲気の建物だ。あれかな・・・・
間違いない、東海館と看板もある。
入り口側はこんな感じ。
バイクは入り口横の一寸したスペースに停めさせてもらう。
内部は資料館になっている。
東海館は昭和3年に建てられ増改築を繰り返しながら平成9年まで営業していたそうだ。
1Fの部屋
廊下も素敵だ。かなり凝った建築だったようだ。
3F、一番良い部屋かな?
内部を見学した後は温泉に入ろう。
入ったが・・・・・ぬるい!
そういえば入館するとき今日はぬるいですと言われてたな。
それを承知で入ったから文句はいえないが・・・・
それにしても・・・・ぬるいを通り越して寒い。
一旦湯につかったら出られなくなる。
湯が温かくないから浴室も寒く、濡れた体で湯からあがれば歯が鳴りだす。
我慢大会か・・・・
源泉温度は26.3℃、これを加温しているわけだが・・・ボイラーのトラブルか?
聞けば年に何度かはこういう事があるらしい。
特にボイラーの不具合ではなく、外気温の関係で湧いてくる温泉の温度が想定以上に下がるとボイラーが追いつかなくなるようだ。
ボイラーを変えれば良いのだろうが、伊東市の文化財に指定されている施設だけにオリジナルから変更を加える訳にはいかないのかもしれない。
尤も、もともとがぬるめで正常時でも42℃とのことだった。
寒かったが泉質は良いようで、肌はすべすべになった。
春にもう一度来てみよう。
さあ、帰ろう。
干物を買って・・・・
16時に帰着した。(時計の文字がうまく写らないな・・・)
帰ってきた時木桶の位置はこんな感じ。
この積み方もありかな。
何故こんな積み方かというと・・・・
途中で玉子を買ったから。
奥さんが玉子が無いと言っていたのを思い出し、ルート上の生みたて玉子屋さんに寄ったのだ。
勿論、自分も使いたいし・・・・
買った干物は前回と一緒。
バイクにまたがっている状態の裾とブーツの位置関係確認するために下の娘に撮ってもらった。
またがると裾が上がるが・・・まあ許容範囲かな。
妙にバイクに乗りたがる下の娘。
いいけど寒いぞー。
静岡県伊東市松原町12-10
0557-36-2004
アルカリ性単純泉
源泉温度 26.3℃ 42℃まで加温
入浴+見学料 500円 (見学のみ200円)