酒屋の蕎麦 千曲の蕎麦 蕎麦料理処 萱 [信州の蕎麦]
今回の仕事は埼玉と群馬の県境。翌日は上越で仕事がある。仕事はとっとと片付けて上越に少しでも近づいておこう。宿泊は千曲市に設定した。千曲といえば”おしぼり蕎麦”といわれる辛味蕎麦を食べたい。夜に営業している美味しい蕎麦屋はないかな・・・・・戸倉駅周辺を彷徨っていたら匂った!振り向くと酒屋が。わらぶき屋根の渋い建物の酒屋。良く見ると蕎麦の字も・・・・・
駐車場は店の横。休業中のGSだ。
酒屋正面に行くと・・・・蕎麦屋の入り口は別らしい。
なんだ、反対側だ。
中は座敷のみ。結構部屋数は多い。 和室がいくつもある。女性向きかな。昼下がりに千曲マダムたちの憩いの場になっているのかも。
畳は落ち着くな・・・・・・・。
サイドメニューにまず目が行った。そばプリンはアガーで固めてあるそうだ。蕎麦餡をアガーで固めるということは”そばプリン”とは蕎麦餡の水羊羹なのか?
そばがきぜんざい。 どう見ても確かに蕎麦がきだ。蕎麦団子ではない。
蕎麦ロールまで・・・・・・・やはりな。憩いの場だ。
蕎麦の品書きを見よう。といっても頼むのは決まっているが。
十割蕎麦で辛味蕎麦を作ってもらう。そしてそばがきぜんざいも頼んだ。
まずは蕎麦茶で口を潤す。
これが”おしぼり蕎麦”
十割の蕎麦、細打ちで綺麗な蕎麦だ。
蕎麦のみで啜る。蕎麦の香りが心地いい。咀嚼して甘みも確認。噛み応えも弾力があって顎が気持ち良い。 啜るごとに広がる蕎麦の香りを楽しんだ。
これが”ねずみ大根”のすりおろしの絞り汁。凄く辛い、そのままだと結構咽る。
マイルドにするには味噌を投入。味噌の甘みが汁をカバーしてくれる。
つけあわせ。
さあ、味噌を投入。少しづつ混ぜて味を調節・・・・・・・・
蕎麦を汁に浸けて手繰る。この汁だけはしっかり浸す。辛味が美味しいから。啜ると・・・・蕎麦の香りの後で猛烈な辛味が湧き上がる。咽そうになるのをこらえながら咀嚼してゆくと舌の上にほこっとした味噌の甘みが感じられる。 さらに咀嚼すれば味噌の塩気が蕎麦の甘みを引き出し、味噌と蕎麦の甘さがなんとも良い味だ。この”おしぼり蕎麦”、このあたりでしか食べられないのは残念だ。
そばがきぜんざいも運ばれてきた。
蕎麦団子ではない。蕎麦がきだ。汁粉より蕎麦の方が多い
表面の感じは艶やかで美味しそうだ。頭に蕎麦の実。
そばがきを食べよう。弾力があり、もっちりした感じの蕎麦を口の中に。蕎麦の香りがガツンとやってくる。美味しい。汁粉が少ないのが問題だ・・・・・でも、主役はあくまで蕎麦。だから餡が少ないのかも。
蕎麦湯を要求したら蕎麦湯と共に普通の汁も出てきた。せっかくだから味見しよう。
口に含む。柔らかく優しい汁だ。甘めだが薄口だからくどくない。最初に感じるのは甘み、酸味はその後から。締まった汁ではないが、今度は普通の蕎麦をたのんでみたくなった。
長野県千曲市大字戸倉1855-1
026-276-7205
11:00~20:00(日曜は19:00)
定休日 第一第三月曜
******おまけ*****
埼玉と群馬の上里での仕事をやっつけ、次の目的地の千曲まで18号を走った。碓氷峠で紅葉をちょっと楽しもう。
松井田妙義Iから軽井沢の間にある碓氷峠は旧道を選択した。旧道にある何の説明も要らない建造物。実に味わい深い。コンパクトデジカメだと上手く色が出ないな・・・・・
旧道には碓井湖もある。ちょっと覗いたら紅葉が良い感じだった。下まで降りよう。
宇宙人のような・・・・・
赤いベロを出しているような・・・・・
碓井湖の紅葉。まだ浅いが良い感じになりかけている。
良い感じに染まってきたな
碓井湖の外周1200mにわたって遊歩道がある。三つの橋と一つのトンネルを楽しみながら1周してみた。
碓井湖の紅葉もようやく始まった。見た目では綺麗なのだがコンパクトデジカメにとっては雨上がりの光のなか、若干靄った遠景は辛いらしい。うまく色が表現できない。
旧道を軽井沢に向けて走る。濡れ落ち葉がブラインドコーナーの先に溜まっている。バイクでは怖いな。
旧道沿いの紅葉
ヘアピン
軽井沢を抜けて、今日の宿泊先、戸倉の上山田温泉に向かう。
********
さて蕎麦も食べた、ホテルに行こう。ここはビジネスHのくせに源泉温泉がある。しかもかけ流しだ。戸倉出身の友人に聞いたら一言、”水張って湯をわかすより温泉引いたほうが安上がりなんだ”という。
そっそうなのか?・・・
ホテルの温泉の効能書き。硫黄泉は好みだ。
ホテルにチェックインして温泉三昧をした。大好きな硫黄泉だからか?のぼせるほど入ってしまった。一寸のぼせがひどいのでラップトップを止めてipadに切り替えた。ベッドに寝転んでブログをやっていたら・・・・やって5分は記憶にあるのだけど・・・・・・いつの間にか爆睡してしまった。気付いたらAM4:00。
更新がぁ~