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懐かしい空間で食べる蕎麦 守谷の蕎麦2 田舎そば 美里 [茨城の蕎麦]

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今日も茨城で仕事だ。昼ご飯はわざと時間をずらして14時から。
これには理由がある。今日行こうとしている店は美里。この店を事前に調査したところ禁煙ではないようだ。
夜は居酒屋にもなるそうで、それ故禁煙にしていないのだろう。
蕎麦を食べている横から煙草の煙が来たらたまらなく嫌だ。蕎麦の香りが感じられなくなってしまうから。
時間をずらせば上手くいけば貸し切りになる。

しかし判り辛い場所にある。守谷小学校を目印にして探す。小学校の近所なのだ。

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住宅地に不釣り合いな大きな看板が出現。その奥には

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駐車場と趣のある入り口が。

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進んで行こう。緑が多い。


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蛍を飼っているから苔の上に乗らないようにとのこと。

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建物に沿って水が流れる。いい雰囲気だ。


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ようやく入り口。十割の大きな看板と大きな扉。扉を開けると・・・・・

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煙い!煙が充満している。・・・・中には薪ストーブがある。このストーブか?いや違う。その隣だ。
薪を使って釜でご飯を炊いている。
こんな時間でお客さんも引けたんで昼ご飯を作ってまして・・・・とご主人。
煙たくて薪の臭いが強いのですが・・・・・
でも、折角きたのだから出直すのも大変だし、と、蕎麦を頼んだ。
(何か昔を思い出した。学生時代、蕎麦屋でバイトしていたとき2時過ぎに入ってきた客を恨めしげに見たなー、俺に飯食わせない気かよって。)
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土間なのだ。懐かしい。

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お茶はほうじ茶。

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蕎麦は冷たい蕎麦しかない。種類は4種。焼酎などの酒類の札が並ぶ。焼き肉の名もある。居酒屋なんだなー。
大盛りの設定はない。

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蕎麦は十割のみ。盛りを頼んだ。
細打ちの蕎麦はきっと香りも良いのだろう。(薪の煙の臭いが’強くて・・・・)

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手繰る。十割らしい喉越しの蕎麦だ。
薪の臭いに鼻がやられて香りは判らないが甘味は感じる事が出来る。
さすが十割、しっかりとした甘味がある。

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汁はどうか。
爽やかさのある汁で甘味は感じない。厚みはやや薄めか。濃さは適度で飲み続けても問題ない。
若干コクが薄いが甘くないから嬉しい。

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薬味は・・・・・・特筆無し。無難なところだ。

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今日は香りが期待出来ない以上、甘味を楽しもう。
汁に浸けて手繰る。蕎麦の甘味が強調され嬉しくなる。
喉越しは十割らしく困難だが甘味もしっかりして美味しい蕎麦だった。
ご主人が破材の盛りだと半盛り分のザルをサービスしてくれた。
すごく嬉しい。

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蕎麦湯はたっぷり出てきた。

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トロッとして滑らかな口当たりだ。

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丁度ご飯が炊きあがったようで、ご主人がご飯を釜からおひつに移していた。
で、”釜のお焦げですが、よろしければ”と出してくれた。
思わず手を合わせて”いただきます”
日本人だね・・・・米は特別な心になる。
嬉しい、そして懐かしい。
一口、口に運ぶ。香ばしいご飯が凄美味しい。
一箸一箸、丁寧に運びゆっくりと咀嚼する。
懐かしい味だ。さる1号は田舎育ち、幼少の頃過ごした家では竃でご飯を炊いていた。




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