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喉越しの良い標準的な蕎麦 館山の蕎麦3 梵  [千葉房総の蕎麦]

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今回の出張は館山。有料道路からR127はいってトンネル抜けたすぐにこの店はある。”手打ち蕎麦 梵”11:30の開店だが今は15分前、予定より早く着いてしまった。駐車場に車を入れると既に3台止まって開店を待っている。

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店内はカジュアルな感じで広さも十分。分煙化されていて煙は壁に仕切られる。名ばかりの分煙も多い中、この分煙は好感が持てる。

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品書きには品目が多い。おおもりを頼む。大盛りは170円増しだ。価格的にはリーズナブルで気軽に利用しやすい価格設定だ。

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茶は蕎麦茶ではなかったのが残念。

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蕎麦が運ばれてきた。綺麗な細打ちの蕎麦で表面も綺麗だ。個性の強そうな感じはしない。

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蕎麦を手繰ってみる。見た目通り喉越しが気持ちいい。蕎麦の香りは弱いか。咀嚼しても甘みを左程感じない。これは蕎麦汁で甘みを呼び出すタイプのようだ。

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薬味。山葵を少量舐めて口の中をリフレッシュ。瑞々しさが少ないようだがボソボソではない。辛味が少ない山葵だった。

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汁を味わう。少量口に含む。甘い・・・甘く濃い汁だ。甘みが後味に残るほど甘くないが甘さを最初に感じる汁だった。当然キレはなくボッタリした感じの汁で極太田舎蕎麦と相性が良さそうだ。  (残念ながら田舎蕎麦の設定が無い)味見しながら飲み続けたくなる味ではないが、この濃く甘い汁は蕎麦湯で割ると美味しそうだ。

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蕎麦を汁に浸けて楽しもう。艶やかな蕎麦を汁に少量浸け啜る。蕎麦が勢い良く口の中に飛び込む汁ダシの香りが立ち上る。咀嚼すると汁が後ろに下がり、蕎麦が前に出てくる。だんだんと蕎麦の甘みが押し寄せる。十分に甘みが出たところで喉の奥に送り込む。

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蕎麦湯は適度な濃さ

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若干トロミのある蕎麦湯で汁を割り飲む。想像通り美味しい。

特別強い個性は無いが普通に美味しく、喉越しが良いこの蕎麦に抵抗を感じる人は少ないだろう。この店のロケーションを考えれば週末は観光客も多く訪れるだろうから個性が強く高価なマニア向け蕎麦では適切ではないのだ。適切な価格で多くの観光客や地元の人たちが納得する味でC/Pの高い蕎麦を目指す。そんな店だ。だから平日にも関わらず、開店前に三台の車が回転を待っていたのだ。(地元ナンバーばかりだった)

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食後に見かけたアゲハ。

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夕日が綺麗だ

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アクアラインを渡ろう・・・・・

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海ほたるで休憩。スタバでコーヒーを買ってデッキへ。iodを取り出してCarol Sloaneのbut not for meをしっとりと聴くか。

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1980年代中頃にCBSソニーから出された女性JAZZボーカルのシリーズで、当時は古いアナログ録音の曲をCDに焼き直しただけのアルバムしかないなか最新(当時としては)のデジタルレコーディングで作ったシリーズだった。

その中でCarol Sloane,Lorez Alexandria,Susannah McCorkle,Carmen Lundy,Vivian Lordをipodに入れてみた。久しぶりにこのシリーズを聴いているが夕刻の雰囲気とよく合う。

 


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