素晴らしく香る蕎麦 長野須坂の蕎麦 手打ちそば処 小杉 [信州の蕎麦]
折角の長野、蕎麦を楽しまなければ。無論長野産蕎麦粉に拘りたい。
須坂ICの近くにある”手打ちそば処 小杉”にいく。
ここはインター近くなので出張時に利用しやすいのだ。
蕎麦茶と緑茶のフレンド。蕎麦茶の香ばしさと緑茶の爽やかさが良い感じだ。
店内は座敷とカウンター。カウンター席は暗い。酒を飲むならともかく食事に暗い場所は好きではないので一人客だが座敷にしてもらう。
ここの蕎麦はすべてが十割。霧蕎麦は長野県産蕎麦粉に拘った蕎麦。長野県産でない蕎麦もある。
並でも1200円、ちょっと高め。大盛りだと2000円となる。品書きにはないが中盛りもあってこれは1500円。
大盛りはセイロが二枚と記載してある。
こちらは普通の十割蕎麦。無論国内産蕎麦粉。
十割蕎麦が700円ならお値打ちな部類である。
霧蕎麦が1200円、普通の十割が700円、長野県産蕎麦粉はプレミアプライスなのか。
御前蕎麦の十割は800円
霧蕎麦をオーダーした。並盛りでも十分に多い。気取った店の大盛り分ぐらいはある。
この蕎麦は是非塩でも試してくださいと説明があった。
蕎麦の色は緑。灰色がかった渋い緑色の蕎麦に鼻を近づけると・・・・・なんという香り!
甘い蕎麦の香りが立ち上ってくる。
鼻を近づけただけでここまで香りを感じる蕎麦はそうはない。
蕎麦のみで手繰ってみる。蕎麦の香りが口の中に充満する。香りの中に甘味まで感じるのだ!そして咀嚼、甘さが重なってくる。顎が待てないらしい、焦って咀嚼し頬肉を噛みそうになる。
蕎麦の一部に塩を振り手繰る。塩気が甘さを更に引き出す。何とも美味しい。
汁。舐めてみると・・・・・甘い。濃く甘い汁だ。甘さで辛さは感じない。酸味も感じにくいほどだ。
ダシが香るがそれ以上に甘さが口に残る。野暮ったい汁だ。
濃く、甘すぎる汁はそのまま飲み続ける気にはなれない。
薬味は葱と山葵、そして少量の辛口大根。
山葵は香りより辛味が強い。瑞々しさも少なめ。大根はもっと欲しいな。
蕎麦を汁に浸けて手繰る・・・・・・・どうしたことだ?蕎麦の香りが、蕎麦の甘さが感じられない。
感じるのは汁の甘さだけだ。
濃い汁に浸けすぎか?極少量だけ浸けてみる。何とか良い感じだ。しかし甘く濃すぎる汁は浸け方が難しいし塩のみで食べた方が格段に美味しい。
二箸三箸は汁に浸けたが、浸け方が難しい。ミスると折角の蕎麦が勿体なく思えて悔しい。だからそれ以降は塩で手繰った。
塩で十分なほど、いや、塩こそが美味しいと思わせる程の蕎麦であった。
それだけに汁が残念。
サービスでいただいた小皿。蕎麦がき団子を揚げたものに甘味噌が乗せてある。
香ばしい外側とふんわりした中身。蕎麦の香りと甘味に味噌がからまって美味しい。
美味しくて家でも作りたくなる一品だった。
蕎麦湯。
さっぱりとした汁だった。
この蕎麦をキリッと締まった汁で食べてみたい。
(須坂インター店)
長野県須坂市福島412-1
☎026-248-8864
11:00〜16:00
金曜日定休
長野といえば蕎麦そしてリンゴ。
仕事を終えての帰り道、道の駅にある農産物直売所でリンゴを買った。
小布施の道の駅に隣接する公園。広くてしばらく遊んでいたい気になるが帰らないと。眺めるだけ。
直売所の建物は二つある。
こっちの店では紅玉を6個(150円)とシナノスイーツを4個(300円)を買って・・・・
こっちら側では秋映を8個(300円)を買った。
(でも家に帰るとリンゴが買ってあった。しばらくリンゴが続きそう・・・・)
小布施道の駅で新幹線の中のおやつ用に栗どら焼きを買った。
原材料を見ると、砂糖、栗、小麦粉、卵、生餡、・・・・・の順に並んでいる。
餡より栗が多いのか。期待できそうだ。
焼目は極普通。
割ってみると・・・・・栗の甘露煮を潰して白餡でつなげたような餡だ。
食べてみると見た目通り、栗の甘露煮そのままのどら焼きだ。
栗だけだと食べにくいのを餡で補って滑らかさを出している。美味しかった、5個ぐらい買っておけばよかった。