真夏に自然氷を味わう贅沢 長瀞 阿佐美冷蔵金崎本店 [甘味]
長瀞に自然氷のかき氷を食べられるところがある。阿佐美冷蔵だ。
R140を走ると、上長瀞駅の先にある。
蕎麦屋の手前の細い砂利道が入り口だが車は入れない。駐車場は身障者優先で健常者は近所の有料パーキングを利用する。蕎麦屋やガソリンスタンドの敷地が一回500円で駐車できる。
客先に入るのは午後一だから昼ご飯のタイミングでかき氷を楽しもうと考えた。
かき氷だから時間はかからないだろう、その後で手早いFFランチをすればいいから・・・・・・。
だが、この考えは甘かったのだ。
平日にかかわらず、すでに長い行列だ。
これじゃあ昼ご飯を食べる時間は無いな。だが、かき氷を諦めてしまっては駐車場代がもったいない。
しかたがない、今日の昼ご飯はかき氷だ。
並んでいると品書きが回ってくる。
品書きを見る。結構変わったシロップだ。
まるごとみかん
こだわり白桃
そのまんまメロン
懐かしい昔のキャラメル
大人のアールグレイ氷紅茶
(各600円)
黒落花生ミルク
煎茶あずき
やみつき氷甘酒
(各700円)
乙女の苺ミルク
ピーチ姫のみるくヨーグルト
メロン王子のみるくリッチ
天使のみるくココア
白桃白あんのかき氷
ほうじ茶&白あん
抹茶豆乳あずき
(各800円)
蔵元秘伝蜜(1000円)
とある。何だ?秘伝蜜とは?随分思わせぶりな一品だ。
しかも”平安貴族の氷菓子再現”などとそそらせる一言も。
どんなものだろう?聞いてみると和三盆を煮詰めて蜜を作り、白餡を添えたものだという。
白餡か、普通の小豆餡が好きなんだが・・・・聞いてみると好みに合わせてくれるという。
ならば蔵元秘伝蜜、小豆餡添えに決定。
蔵元秘伝蜜の案内板
中庭にテーブルがありそこで食す。
裏側の庭にも席がある。
室内席。
天気もよく、蝉も元気に鳴いている。庭のテーブルで健全に汗を流しながら冷たいかき氷を味わおう。
かき氷が運ばれてきた。実に涼しげだ。
シロップはまだかかっていない。ミニ急須に入ったシロップを自分でかけながら食べるのだ。
当然小豆餡も別添え。
エベレスト状態のかき氷では小豆餡は乗らない。少し食べ進めてから乗せるしかない。
少量シロップをかけてみる。淡い褐色をしている。糖の良い香りがする。
まずは氷のみで食べてみた。普通に氷だった。
当然冷たいので水の味も判り辛い。
シロップがかかった部分を食べてみる。
ほのかな香ばしさが口に広がり優しい甘さが舌の上を通り過ぎる。
上品な甘さでクドさがない。
氷と混ぜ、シロップの濃さを調整しながら食べ進む。
何故か不思議と頭が痛くならない。
冷たさも甘さも体に自然に染み込んでゆくようだ。
半分程食べたところで中央に窪みを作り小豆餡を投入。
小豆餡をシロップ、氷とまぜ食べる。小豆餡の旨味と香りが一杯になる。
成る程、小豆餡だとちょと強かったかな。デフォルトの白餡の方が和三盆の蜜とのバランスがいいかもしれない。
個人的には小豆餡は好物なので問題ないが。
ごちそうさまでした。おいしゅうございました。
でもかき氷に1000円、これで美味しくなかったら嘘だ。
駐車場代含めて1500円。なんともセレブなかき氷を昼ご飯にした。
埼玉県秩父郡皆野町大字金崎27-1
☎0494-62-1119
10:00〜17:00頃まで
かき氷で一杯になった(?)あとは客先にはいり仕事をする。が、しょせんは水、腹が鳴る。
今日の機械は良い子で聞き分けが良い。さくっとコンプリートさせる。
客先での仕事が終わりオフィスに戻る途中、我慢出来なくなりエネルギー補給をすることにした。
31アイスで雪ダルマやってたな、いや、アイスといえば嵐山パーキングに気になる一品が。
たくやさんのブロブで知ったブラックソフト。真っ黒なソフトクリーム。エスプレッソ味だという。
良い機会だ試そう。嵐山パーキングに急ぐ。
いや、黒い。普通コーヒー味のアイスといえば31アイスにもあるように褐色である。
しかしこれは黒い。
まるで軟弱な輩を排除するが如く、手強い外観だ。
食べてみよう。んーっ、これは・・・・・苦い。
確かにソフトクリームの食感だが、クリーミーさも甘さも感じない。
コーヒーの香りと苦さが攻めてくる。
これはなんとも形容し難い感覚だ。
バニラとブラックとのミックスもあったが、ミックスがベストチョイスではないだろうか?
ブラックだけだと苦いだけで、ここにクリーミーさと甘さが加われば美味しいだろうなと思えたから。
結局、今日の昼ご飯は蔵元秘伝蜜のかき氷とブラックソフトクリームとなった。
そういえば夕飯の後は寝かしておいたガトーショコラがあったんだ!
甘味を目一杯楽しめる日は嬉しい。