総菜で満腹 川崎麻生の蕎麦 櫻屋 [神奈川の蕎麦]
今日の客先は近場の川崎、黒川近辺だ。
この周辺で気になる蕎麦屋がある。櫻屋。
総菜が食べ放題なのだ。さっそく行ってみた。
藁葺きの屋根が雰囲気を盛り上げる。入り口を抜けると中庭で、その奥が店である。
すでに満席に近い。最後の空席をゲットした。
各テーブルの上には総菜の小鉢が並んでいる。テーブルだけに乗り切らないのかカウンターの上にも並ぶ。
ざるそば1000円を注文した。
天ざる蕎麦1800円にも心動かされたが隣のテーブルに運ばれた天ざるを見て断念した。
天婦羅が山盛りだ。とても完食できそうもなかった。
(蕎麦以外にも饂飩、焼き魚などの定食がある。)
さていただこう。小鉢に入っている総菜を置いてある菜箸を使い自分の小皿に乗せる。
カボチャの煮付け、ほっとする味だ。店の味というより家で食べる味。
牛蒡、牛肉、蒟蒻を煮たもの。里芋の煮付け、茄子と人参の煮浸し。
ご飯が欲しくなる。
胡瓜の漬け物、タマネギのかき揚げ天婦羅、ピーマンの煮たもの、鶏の甘辛煮。
ピーマンがまた美味い。
もやしと胡瓜、メンマの煮たもの、昆布、コーンサラダ、
茄子や人参も素材自体が甘くて美味しい。
ほうれん草、胡瓜の酢の物、山菜とシラタキの・・・・・・もう何がなんだか覚えていない。
山菜の煮たの美味しかったな。
えーい、面倒だ全体を撮影すれば・・・・・って全部入っていない。
しかし、これで注文したものが来たら何処に置けばいいのだろう?
蕎麦を待ちながら食べる。しかし何というか落ち着く味だ。家で食べるような味なのだ。
だから思わず小鉢から直箸をしてしまいそうになる。
これらの総菜は季節によって変わる。その時々に畑で採れた野菜がメインとなるのだろう。
蕎麦だ。そうか、蕎麦を食べに来たのだった。
隙間を作って置く。
蕎麦を手繰るが最早味覚が鈍くなっている。総菜の食べすぎだ。
喉越しは良く、蕎麦の香りは感じられなかったが食感は悪くない。
汁、普通に美味しい。特に特徴は無いのか、それとも味覚が鈍ったか?
総菜のかき揚げ天婦羅や牛蒡と牛肉の煮たもの、鶏肉等々脂(油)を使った総菜をたっぷり食べたせいか味覚が鈍くなっている。
蕎麦の量は適量。今日はもりが少ないようにと祈ってしまった程総菜を食べ過ぎた。
蕎麦は星も見え、透明感もあって綺麗な細打ちだ。
総菜と蕎麦を満喫して支払いのためレジへ向かう。レジは店の奥の方にある。
何とレジ脇では別の種類の総菜が大きな器にはいっていた。
まだあったのか・・・・・食べきれないな。
支払いを済ませ、帰ろうとすると”中庭にサービスのコーヒーなどがありますからどうぞ召し上がってください”との声。
行ってみると・・・・・・・・中庭にちょっとしたテラス席が。
ホットコーヒー、かき氷。注文してくださいって、店の人はいなかった。
おっ、お汁粉だ。暖かいお汁粉、美味しそうに煮えている。
セルフで椀に盛り食べる。ん?満腹じゃなかったっけ?まあいいか。
甘味も適度で美味しい。
暑い夏の日のテラス席、汗をかきながら熱いお汁粉を3杯おかわりをする。
さすがに苦しい、動けない。
コーヒーを飲みながらお腹が落ち着くのを待った。
この蕎麦屋、某サッカーチームのグランドの真ん前にある。
ただ、車でしかいけないが、駐車場が問題だ。店から一寸離れている。しかも狭いうえに道路も細い。擦りそうだ。
しかも、いきなり崖なので落っこちないように。
そのせいか、店の前に路駐している人の方が多かった。
櫻屋
神奈川県川崎市麻生区片平1539
☎044-989-2776
10:30〜14:00
月曜定休