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チョコレートとバターの甘い香りに包まれて ガトー・クラシック ショコラを作ろう [甘味]

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バレンタインの前日、我が家はチョコレートとバターの溶ける甘い香りに包まれていた。
咽せる程の甘い香りに心も甘くとろけるようだ。
そう、娘達がバレンタインのチョコ菓子の製作に追われている。
勿論手出しはしない、見ているだけ。
二人とも随分沢山作っている。だがお父さんの分は無いそうだ。

おや?奥さんも何かやっている。
生地を捏ねて・・・・パンかな?
どうやら昼ご飯用にドーナツを揚げるらしい。
パン生地のドーナツだそうだ。じゃあシュガーレイズドがいいな、それとシナモン。
チョコレートとバターの溶ける匂いに揚げ油の匂いとドーナツの香りが加わる。
家中が甘くなった。お菓子の家に住んだらこんな感じなのかな。

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最近奥さんはこのブログに彼女の作品を載せると嬉しがる。
彼女が使う楽天ブログだけの掲載ではものたりないのかな。
まぁいい、たまには載せましょう。
甘くフワフワのドーナツ、揚げたては美味しいですね。

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娘達にオーブンを占領されて自分はスイーツが作れない。
この間買ったレシピ本を持ってベットに寝転がる。
午後の柔らかな陽射しが窓から差し込み、レシピ本を読んでいてもついウトウト・・・
ほんわかする陽射しを肌に感じ、チョコとバターの甘い香りに包まれる。これが実に気持ち良い。
・・・・・・
んっ?いつの間にか寝てしまったらしい。
キッチンは静かになっている。ダイニングテーブルの上には出来上がった菓子が並んでいる。
オーブンが空いたようなら自分も作りたい。

バレンタインの季節ならチョコレート菓子がいいな。さっき読んでいたレシピ本から作ろう。
微睡みながらイメージしていたケーキはドール・オ・ショコラ (Gateau dore au chocolat),材料は足りるかな・・・・
調べると不足しているものもある。が、今から買いに行く時間は無い。
それに仕上げのガナッシュをしたらその日のうちに食べきらないといけないらしい。
チョコケーキのホール一気食いは辛いな。

ならば、オーソドックスなチョコケーキにしよう。そうガトー・ショコラ。オーソドックスなクラシックショコラ(Gateau cassique au chcolat )か湯煎焼きしてソフトし仕上げる グランマルニエショコラ(Gateau au chocolat et Grandmarnier)か悩む。
やはりここはガツンと重いチョコレートケーキがいい。となるとガトー・クラシック ショコラだ。

おーい、下の娘を呼びに行くが・・・・・ラッピングと格闘中、忙しそうだ。
だが、声をかけると”仕方ないな・・・・”って感じで手を止めて来てくれた。悪いね。
クラシックショコラを作りたいんだ。と言うと、バナナも入れたいと言う。
いいとも、バナナ入りクラシックショコラにしよう。
そして今回は拘りのレシピ本に忠実にいこう。

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チョコ、無塩バター、卵黄、グラニュー糖、生クリーム、ココアパウダー、薄力粉、バナナを用意した。
メレンゲ用に卵白とグラニュー糖を用意して。卵白は冷凍庫に入れておいて。
(今回はレシピ本に忠実な作り方であり著作権の問題もありますので分量の記載は控えさせていただきます)

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生クリームを湯煎にかけて人肌に暖めよう、それとチョコとバターも湯煎にかけて溶かそう。おっと、温度が指示されているぞ!注意が必要だな。

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卵黄とグラニュー糖をボールに入れて湯煎だ。ホイッパーで良く混ぜて・・・・

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白っぽくなるまでな・・・・

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チョコの温度を測って!温度の管理を宜しくな。これの温度は仕上がりを左右するぞ、きっと。

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薄力粉とココアを合わせて振るっておいて・・・・

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えーと、卵黄のボールに指示温度になっているチョコ&バターを入れて混ぜよう。


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混ざったら暖めた生クリームも投入して、

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よく混ぜる。このまま舐めても美味しいな

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冷凍庫に入れておいた卵白とグラニュー糖を合わせて泡立てよう。
しっかりとした固いメレンゲにするんだ。

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メレンゲは任せた。その間に父ちゃんはボールに薄力粉とココアを振るい入れて・・・・

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混ぜる。混ざったらメレンゲだ。出来てるか〜


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メレンゲを数回に分けて入れて混ぜて

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型に半分入れてバナナを並べよう。その上に生地を流し入れて・・・

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表面にもバナナを並べて。180℃のオーブンで35分焼いた。

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竹串を刺して何も付いてこなかったら焼き過ぎだ。
この串の状態でも焼き過ぎのようだ。理想はこの3倍くらい串に付着してほしい。
チョコケーキに焼き過ぎは禁物だ。30分ぐらいで良かったかも。

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型から出してオーブンシートを外そう。
思った以上にフワフワで扱いが難しい。下手すると潰してしまいそうだ。

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ケーキが冷えたら飾りチョコレート、大きいコポーを作ろう。
チョコを湯煎にかけて、ラム酒を少し加えた。
溶けたらバットの裏に塗って冷蔵庫に。
冷えたらスクレイパーで削ってゆくわけだが・・・・スクレイパーが見当たらない。
仕方ないバターナイフで削ろう。
・・・・・・・あっ、失敗だ!まだ固まっていない。塗り方が厚かったようだ。
綺麗に丸くならない。バターナイフにも無理があったのだろうけど。

ならば・・・・小さいコポーで。(でも綺麗なコポーにならず、ワイルドなコポーになってしまった)

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コポーを表面外周に散らしてゴツゴツしたワイルド感を演出。そこに粉糖を降らせて完成だ。
さあ、ラッピングして冷蔵庫で寝かせよう。
2、3日後が食べごろだ。そして食べる前に室温に十分な時間置いておく事を忘れないようにしないといけない。
冷えたままだとチョコレートとバターが固まったままで口溶けが悪いから。


バレンタインデーで奥さんからのプレゼントはこれ。

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日本酒ボンボン。
ウイスキー以外でもあるんだ。

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ギフト用?

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確かに日本酒っぽい

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清酒?いや、ただの清酒ではない。
トロリとして甘い。

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色は透明。清酒の色だけど粘度がある。
結構美味しい。ウイスキーボンボンより食べやすいな。



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ブログを閲覧していると・・・・・
マンションの前を走る車の音が変だ。チェーンを巻いているような音。まさか

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おわっ、雪?予報は雨だったが。

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しかも積もっている!横浜で積もるとは珍しい。
明日電車は動くのだろうか?日頃雪の無い地域だから雪に弱い。
心配だ。まぁ、なるようになるさ。

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