鎌倉で十割蕎麦を 鎌倉の蕎麦 宮前 [神奈川の蕎麦]
鎌倉の雪化粧を楽しんだ日のこと・・・・
鎌倉宮の前にある以前から気になる蕎麦屋に行くために。
瑞泉寺に向かう道の途中にあって、良く前を通るが入る機会が無かったのだ。
観光地らしいと言うべきか、大きな品書きが店の前に。
目的はここの十割蕎麦だ。
不思議なものも、それは”かけそば と けんちん汁”
別々に食べるのか、浸け蕎麦なのか。わざわざ分ける理由は?セットにする理由は?不思議だ。
自分が知っているけんちん蕎麦は”けんちんセイロ”と”けんちん蕎麦”
この品書きの書き方だとそれらとも違うようだ。
店の中、座敷に3卓とカウンター席。BGMはJazz
店内にある品書きでメニューを再度確認。
十割は限定で十食のみ。
好物の蕎麦ぜんざいもある。
熱い蕎麦茶を啜って冷えた体を温めよう。
十割セイロ、1000円だ。
蕎麦は太めで量は少なめに思える。
蕎麦のみを啜る。太めの蕎麦を想いっきり啜り込む、その刹那香りが口の中に満ちあふれる。
しっかりと太い十割、素晴らしい香りを感じる。
噛み切る時の歯応えも太さ相応にしっかりしている。顎に感じる食感が心地いい。
咀嚼すれば、顎が動く度に蕎麦の甘みが奥歯から滲み出てくる。
十割を堪能できる蕎麦だ。
山葵は瑞々しく香りも爽やかだ。
葱も綺麗にさらしてある。
汁はどうか。
汁はやや薄めで、そのままで飲み込める位の濃さだ。
輪郭がシャープな汁ではないが甘くぼやけてもいない。
優しくクセの無い汁。どんな蕎麦にも合いそうな気がする。
ダシの香りも強すぎず、蕎麦の香りを邪魔しない。
汁を浸けて啜る。
太めの蕎麦から薫る蕎麦の香りと汁で引き出される甘味、思わず何度も何度も咀嚼してしまう。
太めの蕎麦は咀嚼の回数も多くなり食べ応えも十分にある。
蕎麦湯、濃すぎず薄すぎず、頃合いだ。
外は寒い、ちょっと暖まりたい。蕎麦ぜんざいを頼んだ。
蕎麦がきの団子が三個入っている。
ねっとりした蕎麦がきが小豆汁粉に絡んで美味しい。
甘さの奥に塩気がアクセントになって思わず一気に食べてしまった。
手打ちそば 鎌倉 宮前
鎌倉市二階堂93-14
☎0467-38-5588
11:30〜16:00
定休日 水曜日
蕎麦を食べ終わった後は小町通りを経由して鎌倉駅に。
小町通りを歩くとついつい・・・・・煎餅やら団子やら、ソフトクリームに鯛焼き、誘惑が実に多い。
いつも目が行く団子屋さん。
いろいろな種類の団子
やっぱりコレ、買っちゃうんだよねー。
しかも出来立ての団子だった。
柔らかで温かでとても美味しい、甘塩っぱさがたまらない。
********今日の楽しみは・・・・**************
今日は朝からソワソワ、仕事をしていても何故かニンマリ。
楽しみな事があるから。それは・・・・・
ガトーショコラクラシック、作ってから三日目になった。
味も馴染み、ようやく食べられるから。
朝、冷蔵庫から取り出し、室温に放置して仕事に出掛けた。
仕事から戻り、一目散にキッチンへ向かう。紅茶と珈琲をいれて準備をする。
さあ、食べよう。
焼き過ぎではないかと心配したが生地はじっとりしてドッシリと重く、しっかりした味に仕上がってくれた。
この重さ、まさにチョコレートケーキの醍醐味だ。
チョコレートの苦みとバナナの酸味が良く合う、やはりチョコとバナナは最強の取り合わせである事を再確認した。
尤も上の娘はバナナが無い方が良いという。もっとヘビーな方が好みらしい。
奥さんと下の娘は1/8ホール、上の娘は1/4ホール、そして自分は1/2ホールを平らげた。
さすがにガトーショコラは重い。1/2ホールで満腹になってしまった。チーズケーキだと1ホールは軽くいけるのだけどな・・・