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早朝のオレンジ色に包まれて一人だけの観梅会 大倉山公園梅林で梅をみる [日常のなかで]

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2月になって寒さも和らいできた。
大倉山の梅林に梅の咲き具合を確認しに行こう。
4時半に起き、ストレッチで軽く汗を流して熱いシャワーを浴びる。
6時、家族は未だ寝ている。奥さんの寝室では目覚まし時計がけたたましく騒いでいる。
騒ぎは3分間程続くが諦めて黙り込んだ。5分後、再び騒ぐがその努力も徒労に終わっている。
まったく・・・・
何時もながら鋼の無神経だ。あの騒音のなかよく寝ていられるものだ。

スタバの深めにローストした珈琲豆を挽きドリッパーに入れると香しい香りがダイニングに溢れる。
珈琲ドリッパーの湯の音を聞きながらカメラのメンテをはじめた。
ドリッパーから湯気があがり、コポコポと乾いた音が出る。珈琲が仕上がったようだ。
昨日の残りもののチョココルネをかぶり付く、チョコクリームの甘さが口の中いっぱいに広がったところを熱々の珈琲で流し込む。
喉に残るのは珈琲の香り。

さあ、出掛けよう。9時前までには戻らないといけない。
何故なら今日は仕事なのだ。尤も仕事とは言っても基本的には出社の必要の無い仕事で、会社から転送される電話に対応するのが仕事なのだ。だから9時から17時までは家で待機しないといけない。
外に出ると1月の寒さが嘘のような穏やかな寒さだ。
陽光は朝焼けを引きずってほのかなオレンジ色をまとっている。
低いアングルからの陽に長くなった影を伴って公園までの坂道を登る。
大倉山記念館に到着。この裏側に梅林がある。

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せっかちな木は花を八分程咲かせている。
が、概ね3分咲きぐらいか。のんびりした奴は数輪しか咲いていない。

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緑がかった梅の花。凛とした風情が良い。

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咲く花の横で蕾が順番を待っている。

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あと2週間もすれば公園は梅の花で埋め尽くされる。

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まだオレンジ色が残る陽光を浴びる

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清々しさに満ちた光に全てが浄化されるようだ。

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幾重にも重なる花びら、和菓子のようだ。

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薄紅色の梅の花も又良い。

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白の清楚さとは又別の魅力。

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愛らしさがある。

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白は凛として近寄り難さも併せ持つが、薄紅色の梅は親しみを感じる。

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日陰はやはり寒さを感じる。歯が鳴る程だ。

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花もいいが蕾も愛らしい。

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もう少し、時間の許す限り愛でていたい・・・・

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梅の花のトンネルを歩く

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梅の花を愛でに来たのかな・・・・・

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梅の花のトンネルは続く、このあたりは野梅

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なんと綺麗な白だろうか、混じりけのない白

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梅の木のトンネルを楽しむ。満開だったら壮観だな。

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寒い・・・・温かな甘酒でも飲みたいな。
でも時間が早すぎて店は開いていない。
何も乗っていないテーブルだけが並ぶ。

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暖かさを感じる梅の花。寒さを感じさせるのも梅の花。

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艶やかな梅もあれば

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清楚な梅もある

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限りなく純粋な白にみとれる。

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オレンジ色をまとっていた陽光も今は薄い乳白色に輝く

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その陽を浴び、白がますます映え渡る

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静けさの中、ゆったりと時間が過ぎてゆく。
公園の中は喧噪からは遠い。鳥の鳴き声だけが聞こえる。

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まだ人影は少ない。梅の木に近づいた途端、鳥の羽音に驚く。

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苔むした梅の幹も良い味わい

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大倉山の梅林では2月19日、20日に観梅会が催される。
その頃には満開だろう。20日に来てみようか。
19日は上の娘の誕生日だからバタバタと忙しそうだから。
誕生日といえば明日7日は自分の4z歳の誕生日。(4x(エックス)ではなく4z(ゼット)という表記に意味が・・・)
はたしてケーキはあるのだろうか?
誕生日についての話題は上の娘の事だけしかのぼっていないから、ケーキどころか誕生日を認識してくれてない可能性もありそうだ。
まぁ、そんときゃ自分で焼こう。自分で焼いた方が食べたいものを作れるし。

帰り道、大倉山駅に向かう坂を降りてゆく途中にあるパン屋さんに目が行く。
昔何度か買った事のあるパン屋さんだが最近はご無沙汰している。
奥さんがやたらとパンを焼きたがるので買うチャンスがないのだ。
だが、ふとみると何故か宮城フェアと書いてある。
聞けば、宮城にあるベーカリー、パレットから職人さんを呼んで、その店の名物パンを焼いているそうだ。
ずんだのジャムとかウグイス豆のパンとかがある。・・・・奥さんはずんだが好きだったな。電話してみると朝ご飯まだだから欲しいと言う。(もうすぐ9時だぞ!何やってんだ?まったくウチの奥さんは・・・・本当に朝寝坊だ。目覚まし時計もさぞ飽きれた事だろう)
中に入ってみると・・・・昔とはかなり雰囲気が違う。
以前はカウンター越しに欲しいものを伝えて買うタイプで内装もお洒落だったが・・・・いまはトレイで各自が選ぶ一般的なタイプだ。
何もかも普通になってしまった店内に戸惑いながらパンを選ぶ。
まずはその宮城パレットの”ウグイス豆のパン”。そして一緒に置いてあった”パレット自家製栗原ずんだジャム”
もうひとつ”幸せのバナナのpan”を買ってみた。
このバナナのパンはTOTSZEN のお勧め商品だそうだ。

PALETTEは栗原と大崎、古川に店が有るらしい。

帰宅、朝ご飯を待っていた奥さんと娘達ががっつく。
珈琲を入れようとふとみると・・・・・炊飯器が保温に。ご飯が炊いてある。
えっ?ご飯炊いてたの?言ってくれれば・・・・と言うと奥さんは、
そう言ったら買ってくれなかったでしょ、って。確かに・・・よほどずんだジャムが欲しかったようだね。

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まずはバナナのパン。

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バナナの優しい甘さとフワフワの生地。でも予想通りの味。

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ウグイス豆のパン。

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谷でカットしたら・・・・ちょうど豆がない所だった。
しっとり、フワフワの生地が美味しい。豆の甘さも丁度良く、思わず後を引く。
パンが好きでない自分が後を引くのだから美味しいと判断できる。

奥さんが気に入って全部食べ切ってしまった。
”追加購入に行く、買い占める”と言っている。
でも一人二つまでと書いてあったぞ・・・




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