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久々に締まった汁を味わう 鶴見の蕎麦  手打蕎麦 竹清庵 [神奈川の蕎麦]

さて今回のお客さんはご近所の川崎。
オフィスからR1で真っすぐ行くだけ、R1だから道沿いに良い蕎麦屋など期待できない。
でも一寸だけ街に入り込めば・・・・・
鶴見駅に向かう交差点を右折して三角の交差点にある蕎麦屋、竹清庵に行く。
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変則交差点の真ん前にあるこの店には駐車場は無い。コインパーキングに車を入れて店まで歩く。
開店は11:45とやや遅めだ。

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蕎麦は二八、地酒も置いてあって蕎麦で一杯というのも良さそうだ。
セイロの大盛りを頼んだ。

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温かな蕎麦茶、濃さも丁度いい。

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店内はこじんまりとしているがサッパリとして居心地はいい。
酒を飲むのも良い感じの内装だ。

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18席(うち2席がカウンター)これ位が丁度良い。

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蕎麦打ちの仕事場には石臼。
小さい手動のと・・・・

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大きい電動のが並んでいる。
小さいのは何に使うのだろう?蕎麦は一種類しか無いようだが・・・・試作用かな。

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セイロの大盛り、800円+350円

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細打ちで色艶ともにオーソドックスな二八蕎麦だ。

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蕎麦を手繰る。口の中に入れた瞬間に香りが上がってくる蕎麦ではないが噛み締める確かな蕎麦の香りと甘味。
はやり二八、軽く啜っただけで喉越しよく蕎麦が通り過ぎる。が、勢いに任せて喉の奥に送り込んでは勿体ない。
良く噛み締めて蕎麦の甘味を味わいたいから。
蕎麦を噛み切った時に顎に伝わる噛み応えは強くない。が、柔らかすぎる訳ではない。

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薬味は山葵と葱と・・・・大根おろし。
普通に大根おろしだった。辛味大根ではなかったのが残念だ。
大根おろしは甘さは有るがやはり頼りない。鮮烈な辛味も清涼感も無い。
頼りない間延びした甘さだけの大根おろしを薬味に使う理由が判らない。いっそ無くても良い。
山葵は香り良く瑞々しい。辛さも丁度いい感じだ。葱も綺麗で瑞々しい。

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汁を口に少量含んでみる。
おぉ、久しぶりに辛口にありついた。
輪郭はぼやけずしっかりしている。が、固さは感じない。
背筋がのびるような汁ではないが、背中が丸まっている訳ではない。
自然体、何の気負いも無く普通に。そんな感覚の汁だった。
濃さは濃すぎずそのままでも飲み込める。二八には丁度良い濃さと思えた。
ダシの香りは強すぎず蕎麦の香りを邪魔する事はない。

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蕎麦を汁に浸す。
浸け過ぎはいけない、半分位浸けるのが丁度いいようだ。
それ位が一番蕎麦の甘味を感じさせてくれた。
ダシの香りを味わった後で咀嚼するごとに蕎麦の香りと甘味が立ち上がってくる。
思わず咀嚼を焦って何度が頬肉を噛む。
自分が頬肉を噛んでしまう時は美味かったときなのだ。

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蕎麦湯。今日最初の客だが白濁している。
単なる茹で湯ではない。打ち粉が入っているのかな。

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とろりとした蕎麦湯を楽しんで体を暖めた。
さあ、仕事だ。


手打蕎麦 竹清庵
横浜市鶴見区豊岡町40-21
☎045-575-0186
11:45〜15:00(火〜木曜日&日曜日)
11:45〜11:00 & 17:00〜20:30(金&土曜日)
定休日 月曜日&第二、四火曜日
(地酒も各種置いてあるが、夜の営業は金&土曜日のみだ。昼酒を楽しめということかな)



今週は近場での仕事ばかりだったが来週は遠距離、東北巡業だ。
前半は仙台、後半は会津で仕事なのだ。
前回仙台の蕎麦の記事の時にKENTAさんに教えていただいた抹茶クリーム大福を土産に買おう。楽しみだ。
ただ、何処で買うかが問題だ。郡山でレンタカーを借りて仙台に移動。その後会津に移動して仕事を終えたら郡山に戻る。
そのルート上に売っているのだろうか。
しかも仙台での宿泊先は仙台駅周辺ではないのだ、泉インター付近のホテルを取った。
(客さんの所在地が’泉区だから。朝ゆっくりしたいしね。)この付近で土産が買えたら良いのだけど。





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