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辛目の汁で強い田舎蕎麦 高崎の蕎麦 凡味そばきり [群馬の蕎麦]

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今日の出張は高崎。高崎に来ることは珍しく、そうはない。珍しいからこそ蕎麦を探す。前橋インターを降りて17号線を高崎方面に走り緑町の交差点を目指す。ここを左折してすぐ右折、そのまま真っ直ぐにいくとその店はある。”凡味そばきり”

だが・・・・・無いぞ?いや、看板らしきものが見える。

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廃墟か?道路側から見ると一見潰れた店のような茂り方だが、 入り口は整然としている。木々の茂り方はともかく、入り口の蕎麦屋らしさは好感が持てる。見るだけで落ち着く。ただ木々をもうちょっと手入れした方が良いのでは・・・・・・・・・・

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暖簾がかかった入り口は良いな。障子戸の入り口も素敵だ。 

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内装も落ち着く。土間がまた良い。 

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冷たい水が出される。暑い日だから水なのだろう。でも熱い蕎麦茶のほうが好きだ。

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 品書きを確認しよう。せいろか田舎か迷う。いっそ多種盛りにしようか? この他、蕎麦には白雪蕎麦(御前蕎麦?)と変わり蕎麦があった。

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多種盛りを探すと三色盛りがあった。これを頼む。

せいろ と 田舎 と 変わりそば かな?と想像した。 

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蕎麦が運ばれる。左上に田舎、その下は変わりの大葉切り、右上は御前蕎麦だった。せいろ(細打ち)が無いのか・・・・・

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 まずは田舎から啜る。太めで艶やかな表面の蕎麦は腰があって噛み応えが気持ちいい。蕎麦の香りみも十分にあって咀嚼すると甘みが滲み出てくる。美味しい、美味い蕎麦だ、これなら細打ちも試したかったな。

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次に変わり蕎麦を啜る。大葉の香りが食欲を刺激する。大葉の香り高く、サッパリと喉を通る。 

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最後に御前蕎麦。まさに白雪のごとく白い。 さすがに香りは弱いが味わいは良い。細打ちゆえに喉越しもよく、気持ちよく啜れる。

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薬味で味覚をリフレッシュ。山葵が美味しい。舌の上に山葵を僅かに乗せる。乗せた瞬間、甘みが舌の上を走った刹那に鮮烈な刺激が鼻の奥を突き抜ける。そのとき香りは鼻腔の中を満たす。良い山葵だ。

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 汁を舐めてみる。辛い!ちょっと辛口か。そのまま飲みくだすのは三口が限界だが、味は美味しい。もうちょっとだけ薄めなら文句は無いぐらい良いバランスだ。甘ったるくなく、角はたたず、酸味が強すぎもしない。田舎蕎麦と汁を合わせる。汁の塩気が蕎麦の甘みを強調する。美味しい、三色ではなく単色で大盛りにすべきだった。変わり蕎麦と汁を合わせる。大葉の香りが心地良い。最後に御前蕎麦を汁と合わせる。さすがに上品過ぎて物足りない。薬味皿の辛味大根を汁に入れる。辛味大根も本物だ、十分に辛い。辛味大根の辛味と蕎麦が良く合う。

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蕎麦湯。左程濃くは無い。サッパリとしている訳でもない。汁を割って飲むと丁度良い濃さだ。

美味しい蕎麦を落ち着く空間で楽しむ事ができた。次はセイロを試そう。しかし田舎も美味しかった。

 

凡味そばきり

群馬県高崎市問屋町西1-8-6

℡ 027-361-4928

 


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