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帰省、直焼き鰻が食べたい 関辻屋可児支店 [日常のなかで]

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岐阜(可児市)に向かって出発!結局東名高速を選択した。
可児御嵩インターまでの道中は高速道路B級グルメを楽しもう。
土曜日、1000円効果なのか夏休み最後の土日のためなのか高速道路は混雑している。
海老名SAでメロンパンを買おうとしていたが混雑のためSAに入る事を諦めた。
富士川SAで昼ご飯にしようと入ったもののレストラン、フードコートは一杯だ。
諦めてスタバに行こうとしたが売店で見た事が無いパンを見つけた。”ようかんぱん”
どんなパンか買う事にした。

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あんぱんの上面に薄く羊羹がコーティングされている。真ん中は窪んで生クリームが。
美味しそうだ。

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食べると・・・・・・味は予想通りクリームあんぱん。餡子と生クリームは相性がいい。
しかしパンの生地は特別美味くもまずくも無かった。
(奥さんも”ようかんぱん”を買ったが、生クリームがクドいと文句を言っていた)

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一緒に買ったカレーパン。
牛筋黒カレーパン。このカレーはスパイシーで美味しい。カレーだけで食べたい程だ。

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もう一個買った”抹茶 あずきあん”
抹茶と小豆?普通抹茶餡は白餡に抹茶が煉り込んであるのだが・・・でも小豆?不思議に思って買ってみた。
割ってみると・・・・普通に抹茶餡。白餡だろ?これ?小豆は何処いったんじゃー???
味は正直言ってハズレ。
パン生地と餡の相性は悪かった。

夏バテの胃袋はカレーパンの揚げ油でとどめを刺された。
胸焼けに苦しみながら西にひた走る。
娘達は静岡県の長さにウンザリしている。足柄手前で静岡になってから何時までたっても静岡が終わらないから。
まあまて、浜名湖過ぎれば愛知県に入るから・・・・・。
ようやく浜名湖SAの看板が現れた。
胸焼けの胃袋が冷たいアイスを欲しがっている。そういえば浜名湖SAにはアイスコルネットがあったな、食べよう!


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浜名湖、ちょっと曇りがちかな。

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アイスコルネット。揚げたてコルネットパンにソフトクリームが乗せられているが、受け取ったそばから溶け出してくる。溶けかけが美味しいが、食べるのがとても忙しい。しかも手がベタベタになってしまう。
食べるのが忙しくて手汚れるから食べるのを躊躇うが頼んでしまう。揚げパンも美味しいし、ソフトクリームとの相性も抜群だ。パンをちぎり、ソフトクリームを付けて口に入れれば冷たい食感が広がり、舌先が冷たさで麻痺した頃に温かいパンで舌先が暖められる。そして冷たいアイスの柔らかな甘味に揚げパンの温かさと油のコクが加わる。
やっぱり美味しい。昨年のように行列が無いから買いやすい。


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再び西に向かう。下の娘が前の車を指差した。
????聞くと・・・・・前の車が困っている、と。
みれば確かに困った顔をしていた。


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ようやく愛知県に入った。娘が五平餅を食べたいと急にいう。
昨年、恵那峡SAで買った五平餅を思い出したそうだ。しかしそれは中央道、ここは東名だ。
東名の五平餅といえば・・・・赤塚PAで買うか。
(高速道路上で初めて五平餅を売ったのが赤塚のPAらしい。)

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わらじ型で250円。
岐阜県出身者としては五平餅は岐阜県内に拘りたいところだが・・・・
個人的には胡桃、胡麻、落花生、エゴマがたっぷり入った甘めの五平餅が好きなのだが、ここのは好みとは対極。
ちょい辛めで甘味が少なく、生姜の風味がほのかにしている。
食べやすく、くせが無い。これはこれで美味しい。
しかし、味噌の味が落ち着く。

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東海環状線に入る。いつも空いている。

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トンネルも多い。

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多治見付近を通過。(通過エリアは多治見市ではなく隣の市ではあるのだが。)
多治見は日本一暑い街の記録を持っている。
車載外気温度計は33.5℃を表示。今日は左程暑くないようだ。

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晴れて来た。気持ちのいい道だ。(空いているから)


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可児御嵩インターで降りて可児市市街地を走ると・・・・・
突然後部座席から停止要求!
昨年は無かった甘味店がある!シャトレーゼか。ちょっと覗いてみる。

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6個で315円、安いな。思わず大量に買ってしまう。

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買った中で一番気に入った一品。”黒みつきなこアイス”

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豆乳入り抹茶アイスに黒蜜が載って、その上を抹茶きな粉がコーティング。
抹茶の苦さと黒みつのコクのある甘味が美味しい。


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実家に到着、さっそく婆さん仕様に変更。(マグネットシールだけど)


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帰省の楽しみの一つは直焼き鰻。
関東と違って蒸さない鰻は又違った味わいがある。
実家近所にある関辻屋の可児支店に鰻を食べに行こう。

結構混んでいる。婆さんが足が悪いのでテーブル席がよかったが生憎空きそうにない。
座敷でも大丈夫というので座敷にする。
鰻丼(一匹)を頼む。
下の娘は”ひつまぶし”を食べたいというので彼女だけが”ひつまぶし”だ。
大丈夫か?量が多いぞ。
ふと隣の席を見ると大盛り鰻丼が運ばれてきていた。
ご飯が富士山になっている。丼ご飯の上に丼に盛ったご飯を逆さまに重ねた感じで富士山のようだ。
タレがしっかりかかり、表面に鰻が貼り付いているようで面白い。
写真を撮りたかったが自分で頼むのは気が引けた。絶対食べきれないから。

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ひつまぶしの薬味類

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そして”ひつまぶし”ぎっしりと詰められた鰻が美味しそうだ。
お茶漬けが美味しいんだよね。

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こちらは”鰻丼(一匹)”
やはり鰻の表面が関東と違う。
まず、色が濃い、そして若干の焦げ。表面はパリッとして固い。
鰻を頬張る。パリッとした皮の食感の後、ジュワッと脂が口の中に広がり、柔らかく、しかし噛み応えのある熱々の肉を咀嚼すれば脂と肉の旨味が溢れる。
タレは濃く、辛い。尤も蒸さない直焼きの場合、タレが薄かったら脂に負けてしまうだろうから濃くて正解なのだ。
関東の上品な鰻に慣れた人にはこの鰻、手強いと思う。
タレは濃い、脂は強い、焦げはある、肉に噛み応えがある。見れば見る程、食べれば食べる程違う食べ物だ。
関東の鰻に慣れた人にはこの鰻は受け入れ難い。
一方、このような直焼きに慣れた人にとって関東の蒸した鰻は不満の残るものだ。
ウチの婆さんがそうだ。関東の鰻を食べて物足りないと文句を言っていた。
皮がパリッとしていない、柔らかすぎるから食感が悪い、味が無い、脂がのっていない、表面が綺麗すぎて香ばしくない!と散々だった。
自分も上京したての頃はそうだった。関東風の蒸した鰻は物足りなかった。
でも最近は関東風に慣れて直焼きの鰻はクドく濃く感じる。
だからご飯が進む進む。何時もの倍は軽く食べられる。

何れにしても、別の食べ物(料理)だと認識して食べればどっちの焼き方味付けでも美味しいのだ。

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丼のご飯の中には下段の’鰻が’。
ここの鰻丼、ご飯が多い。当然ひつまぶしも量が多い。
下の娘は案の定、玉砕している。まあそうだろう。
子供や年寄りには量が多いようだ。
残りを引き受けよう、まぶしをお茶漬けにして楽しもう。
味が濃いからお茶漬けが美味しいのだ。
鰻の上から熱いお茶(ダシ)を注ぐと、脂でギトギトに光る茶の表面が食欲をそそる。
そして鰻の旨味とタレの味が移った茶漬け湯でご飯を流し込み、湯で柔らかく蒸し上がった鰻を頬張る。
うーん、溜まらん美味い!

食べ終わって帰り際、足の悪い婆さんが上手く立てない。
手を貸せと言われ手を貸すも上手く立たせられない。
それどころか、こっちの腰も危ない。危険だ!支払いにレジまで行っていた奥さんを手振りで呼ぶ。
奥さんが戻ってきて婆さんを抱えあっさり立たせた。
う〜ん、やっぱりプロは違う。ダテに介護の仕事をやっていないぜ。



関辻屋支店

可児市今渡2040
☎0574-61-3500
11:00〜21:00
火曜定休





 

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