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細打ちの十割蕎麦 手打蕎麦切屋 木鉢坊 [茨城の蕎麦]

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今回は茨城の霞ヶ浦付近での仕事。木鉢坊に行ってみた。

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中は結構広い。テーブル席側と

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座敷がある。

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並、田舎、生粉の三種類の蕎麦がある。
並と田舎は二八、生粉は十割だ。常陸秋蕎麦の十割か・・・

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限定の文字、やはりこの言葉には弱い・・・・・
十割蕎麦が700円とはお値打ちだ。十割の大盛りは350円増しだそうだ。
迷わず十割の大盛り(1050円)を頼んだ。

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並蕎麦と田舎蕎麦の価格は・・・何と580円。
場所柄なのか値打ちな価格設定だ。

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暖かい蕎麦茶がうれしい。

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蕎麦の量も丁度いい感じだ。
蕎麦が運ばれてきたとき、店の方が”山葵は汁に溶かさずに蕎麦に少量付けて召し上がってください”と説明してくれた。

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細打の蕎麦はキメも細かく綺麗な表面をしている。
早速蕎麦を手繰る。
十割といえども細打ちであるから喉越しよく啜れる。
しかし、啜った瞬間に香りが立ってくる蕎麦ではない。細打の蕎麦は啜った瞬間の香りは弱い傾向があるようだ。
咀嚼していくとようやく奥から香りが登ってくるような感じだ。

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薬味は山葵と葱。
山葵の香りは弱く、辛味だけが強い。
最近美味しい山葵にありついていない・・・・

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汁を舐めてみる。
薄めで甘さを強く感じる汁だ。
甘さがかなり強いが薄めなので甘さが気にならない。
丸く優しい汁でダシの香りも丁度良く、ついつい飲んでしまう。
丸いという形容がぴったりの汁だった。

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蕎麦を汁に浸けて啜る。
汁は薄めだが蕎麦が細いからバランスはいい。
蕎麦を半分位汁に浸けて啜る。
啜った瞬間の蕎麦の香りは弱いが、汁の塩気が蕎麦の甘味を引き出し、咀嚼していくと汁の旨味の奥に蕎麦の甘味が現れてくる。
繊細な味わいの蕎麦だった。



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”時間が早いのでまだ薄いですが”との言葉とともに蕎麦湯が供される。
蕎麦湯は茹で湯そのまま。
これはこれでサッパリとして良い。

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汁を蕎麦湯で割って楽しもう。
体も温まる。



木鉢坊
茨城県稲敷郡阿見町大字輪か栗353-1
029-887-8631
11:00か20:00
定休日 火曜日&第三月曜日




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食後、霞ヶ浦沿いを走る。

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冬の霞ヶ浦、冬枯れた木とススキが良い感じだ。

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客先に行く途中、牛を見かけて思わず撮影。
牛を見ているとのんびりした気分になる。


本年の仕事も終了。
従って本年の蕎麦紀行もこれで納めになる。
来年はどんな蕎麦と出逢えるのだろうか。楽しみだ。



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