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江戸の時代から続く店でおしぼり蕎麦を食す 千曲の蕎麦2 鶴忠 [信州の蕎麦]

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今回は信州の千曲市に来た。千曲市界隈ならば”おしぼり”を楽しみたい。
おしぼり蕎麦を求めて選んだ先は千曲市の鶴忠だ。

 
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千曲川沿いに18号線を走る。
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屋代駅の信号を駅と反対側に曲がり、千曲川を超えて最小の信号を左折、数十メートルすると左手にその店はある。
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店内は座敷に6卓
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テーブル席3卓とまずまずの広さだ。
この店は、主のお婆さんを筆頭に女性ばかりで切り盛りしているようで男性の姿は見たことがない。
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品書きにあるのは十割蕎麦のみ。。
品書きの赤丸は暖かいものもできるとのことで、デフォルトは冷たい蕎麦だ。
ただ、”今日は二八もございます、二八の場合は200円安くなります”と説明を受けた。
日によって二八も打つとの事だ。つまりこの店では二八蕎麦は限定バージョン。
これは珍しい。一般的に良く聞くのは、普通にあるのが二八で限定として十割が設定されるパターンだ。
しかし、この店は十割が普通で二八は日によっては存在する限定品だ。
不思議に思い聞くと、二八はどうしても二八がいいとうお客様が予約されたときに限り打つとの事だった。
二八は喉越しが良いから、喉で食べる志向の方は二八に拘るのかも。
今回はもちろん十割の大盛り、おしぼりで頼んだ。
品書きを見ると1600円で普通盛りに比べて400円増しだ。
品書きを眺めて面白いのは大盛りと普通盛りの価格差だ。
もりそば 400円増し
ざるそば 450円増し
おしぼりそば 400円増し
にしんそば 200円増し
きのこおろしそば 400円増し
ごまだれそば 400円増し
くるみ汁そば 300円増し
そば三昧 200円増し
この差は何だろう・・・・そば三昧の大盛りがお徳のようだ。
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お茶とともに野沢菜の漬物が出される。信州だな~・・・・・美味しいんだよね、これ。
お茶も良いけど、ご飯が欲しくなるな・・・・
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店内壁に貼ってあるこの店の歴史。
260年前から店はあるらしい。文政って何時の時代だ???
明治か大正の頃の写真だろうが、渋い建物だ。
大正の頃に建て替え、昭和40年頃に再び建て替えて現在の店になったようだ。
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漬物石ではない。なんと駐馬用の石だ。
昔、店の周りに有ったものという。
客さんが馬で来て、これに馬をつないで・・・・・渋いな。西部劇で有りそうな雰囲気だ。
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さあ、蕎麦がやってきた。
手前左にあるのが”おしぼり”だ。
左手奥にあるのは追加用。嬉しい事にこれで足りなければ追加もしてもらえる。
右手手前には味噌と薬味。真ん中の味噌は追加用。無論これらも追加してもらえる。
右手奥にあるのは通常の盛り用の汁だ。
おしぼりが辛すぎると感じる場合は盛り汁を追加する事によって辛味が抑えられるのだ。
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薬味と味噌。無論山葵は無い。
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追加味噌と・・・・さすがに味噌が美味しい。
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汁はほんのりピンク色をしている。
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汁の追加分、足りなくてさらにお代りをした。
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蕎麦を手繰る。
細すぎず太過ぎず、頃あいの太さの蕎麦で喉越しが良いわけではないが啜るのに疲れる事は無い。
さすがに十割の蕎麦だ。手繰って噛んだ瞬間に蕎麦の香りと甘みが口いっぱいに広がる。
咀嚼するたびに甘みが増し、味蕾を喜ばせる。
噛み切る時の前歯に伝わるむっちりした感触も嬉しい。
蕎麦を絞り汁に浸して手繰る。
鮮烈な辛味が鼻の奥を吹き抜ける。
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おしぼり汁に味噌を溶いて・・・・・蕎麦を浸けて啜る。
啜った瞬間、強烈な辛味でむせそうになるが奥から甘みが登ってくる。
味噌を調節しながら手繰る。
おしぼり汁に味噌を投入する訳だが、一気に入れてはいけない。
少しづつ、味を確かめつつ入れてゆくのだ。
丁度良い塩梅の汁に仕上げれたら最高だ。これ以上の汁は無い。
上手い塩梅が見つかったなら、これ以上手を加えてはいけない。行き過ぎればバランスを崩すだけだから。
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一旦味が決まれば後は一気に手繰るだけだ。
自分は盛り汁を加えない。加えると円やかになりすぎるから。
当然味噌の入れすぎも良くない。味が丸くなりすぎるのだ。
かといって絞り汁そのままでは塩気が無いから甘みが引き出しきれない。
おしぼり汁の量は蕎麦を食べきるには丁度良い量だったが、それでは面白くない。
追加を頼んだ。・・・・その理由は・・・・
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蕎麦湯
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見るからに頃あいの蕎麦湯だ
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そして、忘れてはいけません。盛り汁。
盛り汁の味を確かめよう。口に含む。
薄口で甘目だ。ダシの香りも心地いいが甘さを最初に感じる汁だ。 
正直なところ好みではないが、ここではいつも”おしぼり”だから問題は無い。
この甘目の汁を使った最後の楽しみは・・・・・
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これ。残ったおしぼり汁に蕎麦湯を入れて盛り汁を加える。
おしぼりの辛味と味噌の甘み、盛り汁の旨味が一体となって喉を通りすぎる。
実に体が温まる。



手打ち蕎麦 つる忠

長野県千曲市稲荷山996
☎026-272-1022
11:00〜15:00
定休日 日曜日、月曜日



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奥さんは承諾してくれた、土曜日は開放日だ!温泉ライダーに変身だ。
今度はどこの湯を攻めるか。
伊豆も良いけど、ここ二回程続いているし・・・・
房総半島で白浜もいいな。
でもETC未装着だからアクアラインの割引が無いし。
いっそフェリーに乗るのも風情があっていいかも。
でも、伊豆も温泉がいっぱいあるし・・・・
悩みは続く・・・・おそらく金曜日、布団に潜り込むまで。(単に優柔不断なのか・・・・)
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(二杯目)さる1号の蕎麦と甘味の探求記録の信州の蕎麦の記事は→ここ
   平成23年4月1日以降の記事は(二杯目)に記録されます
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勤務先の新年パーティで ケーキを食べまくる。 [日常のなかで]

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今日は勤務先の新年会。Yokohama Bay Sheraton Hotelでパーティだ。
お腹を空かせて会場にGo!

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好物の鴨に、定番のローストビーフ

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生ハムに、サラダ各種、中華にイタリアン・・・・・お預け状態は辛いな。

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乾杯までワインを飲みながら待つ。下戸だから乾杯前に酔っぱらった。

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乾杯の後は大好きなものから・・・・
ワインの産地当てゲームでワインを飲んで更に酔っぱらう。

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もうワインと食事はいいや・・・早々に切り上げてスイーツに走った。

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最早ケーキバイキング状態だ。でも種類が限られるのが残念だ。
ケーキとフルーツで腹を満たそう。
酔っぱらった口に冷たく甘いムースが凄く美味しい。テーブルの上に空き容器をタワーの如く積み上げてゆく・・・
スカイツリーみたいだ・・・・
会場ではゲームが終わり大抽選会。PS3やらマッサージチェアを引き当てた人を羨ましげに見ながらケーキを頬張る。
PS3、欲しかったなー・・・・

何時ものデジカメが修理中なので今日は8年前のデジカメを引っぱりだした。ピントがあわない、ボケてばかりだ。
撮影後の確認も液晶が小さすぎて良く判らない。
ケーキのアップを撮りたかったけどフォーカスが合わなくて、合えば今度は白飛び・・・
当時のデジカメってこんな程度の性能だったっけ?技術の進歩は凄いな・・・・

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ケーキを食べ過ぎてラウンジで休憩・・・・そういえば最近ケーキバイキングに行っていない・・・・



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誰の誕生日? 珍しく上の娘がケーキを焼く アイドルの誕生日だって [甘味]

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土曜日にケーキを焼こうとしたら奥さんが先にアップルパイを焼いてしまった。
年末年始で体重が増加気味だからスイーツの食べ過ぎは避けたい。奥さんが焼いたなら自分は日曜日に焼こう。
と、思っていたら・・・・・

朝ご飯のとき、上の娘がケーキを焼くと言い出した。
何で急に???
誕生日ケーキだという。誰の?
某アイドルグループのメンバーの誕生日が近いから焼きたいのだそうだ。
仕方ない、自分は来週に焼こう。

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彼女は滅多に焼かない。
昔は彼女とペアを組んでスイーツを作っていたが、このところ下の娘としか作っていない。
さて、彼女は作り方を覚えているだろうか?高見の見物を決め込みダイニングの椅子に座って手元を見物する。
テキストを見ながら手順を確認している。
お〜い、オーブンの予熱忘れているぞ〜っ
彼女が用意したのは卵2個、グラニュー糖65g、薄力粉55g、バニラオイル、牛乳20g。

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粉を振るって・・・・

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湯煎したボールにグラニュー糖と卵を入れてミキサーで泡立てる。白っぽくもったりしたら湯煎を外してホイッパーに持ち帰る
ホイッパーでキメを整えたら・・・

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薄力粉を振るい入れて・・・・
ヘラで粉をすくうように混ぜる。諸説あるが今回は今まで通り40回位かな。
バニラオイルと牛乳を混ぜたら型に入れて、ショックを与えて・・・・
ほー、意外と覚えているな。

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180℃で30分焼く。

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ん、下の娘がチョコレートを溶かしだした・・・・何作るのだ?

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オーブンシートで作った筒に溶けたチョコレートを入れて・・・どうするのだ?

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んー、何か描いている。♡のようだ。文字も描いている。
バレンタインデー作品の習作だそうだ。パーツ作りの練習だとか。
家の中に広がるチョコレートの甘い香りはいいなー・・・・

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焼き上がったスポンジ。ラム酒を塗ってケーキクーラー(蒸し鍋に付いてきた網だけど・・・)に乗せて冷ます。


冷ましているタイミングで自分はトレッサのノジマに行った。
蕎麦の食べ歩きの撮影に使用しているPENTAXのコンパクトデジカメの調子が悪く修理に出しにいったのだ。
ついでに最新型のファックス電話を調査して・・・・ウチに戻ると・・・・

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作業が進んでいた。中に挟んでいるのはモモとパインらしい。

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壁塗りと一寸した飾り絞りの後は・・・・

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チョコレートの文字を貼付けだした。この字は・・・・

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横にも

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嵐ねぇ・・・・上のフルーツは要らないんでないか?

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こちら側には♡

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29は読めるけど・・・ああ、thね。


しかしファンというものは有り難いものだね・・・

外出から帰ってきた奥さんが食べたがったが今日は寝かせる事になったようだ。
どうせなら美味しく食べたいから寝かした方が良い。
ん、ひょっとして今日作った理由は寝かす時間を考慮してのことか?なかなか考えたな。
下の娘に今日の習作の具合を聞くと、思ったような出来ではなかったようだ。
一体どんなのを作ろうとしているのかな・・・・




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信州の帰りは胡桃ソフト 胡桃蕎麦&ネズミ大根をお土産に  [甘味]

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金曜日、仕事を終えての帰り道に道の駅雷電胡桃の里に向かう。目当ては・・・・

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これ、胡桃ソフトだ。胡桃好きには嬉しいソフトクリーム。

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浅間山を眺めながら食べよう。

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一口含めば胡桃の香ばしさで口の中が満たされる。胡桃の甘さとクリームの甘さが広がった後は胡桃の僅かな苦さが顔を出す。ナッツ好きには嬉しい一品だ。

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売店で見かけた胡桃大福も買ってみる。

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小豆餡に胡桃が混ざっている。早速食べてみよう・・・
小豆餡の味と胡桃の食感が????互いを引き立てあっていない。
不味い訳ではないが・・・互いを無視しているような味わいで、別々に美味しいのだ。
一緒にいる必要を感じない関係だ。
白餡の方が胡桃に合うと思う。塩気があれば尚良い。いっそ味噌を少量混ぜ味噌餡&胡桃とするのも良さそうだ。

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此処に来た目的はもう一つ。大好物の、信濃路うさぎやのくるみそば、

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上田付近に来た時は必ず買って帰る。蕎麦&胡桃、好物が二つも入っているのだ。買わずにはいられない。

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原材料名のトップは蕎麦粉。蕎麦粉メインの焼き菓子は嬉しい。
餡は白餡ベースの胡桃餡だ。

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カットしてみると・・・・

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断面のアップ。生地は蕎麦粉の色。胡桃がいっぱいだ。
蕎麦粉が多い生地だからシットリとはしていない。素朴な味わいで、蕎麦の香りが香ばしい。
胡桃餡も甘さのなかに香ばしさがあって美味しい。蕎麦嫌いの上の娘もこれは好きなのだ。


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もうひとつの土産はねずみ大根。おしぼり蕎麦/饂飩を作るのに必要だ。
ウチでは普通の辛味大根で作るが、本物のおしぼりはねずみ大根を使う。だから買いたかったのだ。
地場の農産物直売所で買った。

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信州味噌も買おう。客先に行く途中にある味噌屋さんで買った。
家族経営の小さな味噌蔵で”こうじや”という店だ。
ここの味噌は何度か買っているが懐かしい味わいの味噌なのだ。
三種類の味噌がメインで、原料は地元産だそうだ。

土曜日、おしぼり饂飩(釜揚げタイプ)を食べるために饂飩を打つ。

奥さんのパン捏ね機を使って手軽に打って・・・・
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頑張る奥さん。打つのは奥さんにまかせて・・・・

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切って・・・・太さが揃わないな・・・

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茹でに入るのと同時にネズミ大根をおろす。茹では下の娘にまかせて、
自分はおしぼりを作る。ねずみ大根はキメが細かくおろすのが大変だ。
上の娘は・・・・座って待っている。お前も何か仕事しろよ〜っ

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おろした大根を絞って・・・・ちょうど茹で上がったようだ。たらいうどんで・・・

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買ってきた味噌を添える。

*ちくま農業協同組合のパンフより*
おしぼりうどんは、ねずみ大根の絞り汁に味噌の他、葱や胡桃などの薬味を好みで入れ釜揚げ饂飩をその汁に浸けて食べるもので、信州坂城の伝統食です。
俳人松尾芭蕉が更級紀行の中で”身にしみて大根辛し秋の風”と詠んでいるように、旅の途中芭蕉もこの地でおしぼりうどんを食べたとか。
〜略〜
通は薬味を一切入れず食べたり、しぼり汁に醤油を少し入れて更に辛味を増す場合もありますが、慣れない方は胡桃を少量入れると味がまろやかになり食べやすくなります。

というのがおしぼりうどんなのだ。



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買ってきた味噌と胡桃を使ってもう一品作ってみる。
胡桃味噌だ。
だが胡桃を量ると・・・・150gか、ちょっと少ない、仕方ないピーナツ150gを混ぜてピーナツ&胡桃だ。
胡桃と生落花生を合計300gを用意する。
味噌100gと砂糖100g、蜂蜜50gを混ぜておく。
ピーナツ&胡桃を150℃のオーブンで15分ロースとして・・・

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ローストが終わったピーナツ&胡桃をフライパンに移して弱火で煎る。
若干の焦げ目がつき香ばしさがでたら濡れ付近の上にフライパンを置いてパンを冷まして合わせておいた味噌を1/3投入して混ぜる。

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混ざったら残りの味噌の中にピーナツ&胡桃を投入して混ぜる。

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完成した味噌ピーナツ&胡桃。
最近、胡桃をご飯のおかずにするのがお気に入り・・・

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確かに隠れ家なんだけど、でも・・・  小諸の蕎麦 隠れ蕎麦処 あいの風 [信州の蕎麦]

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今日の出張は信州の小諸だ。佐久ICを降りて小諸方向に向かう。雪少なく、幹線道路に雪は無かった。

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浅間山の雪も軽めで寒さを感じさせない。

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佐久ICから小諸側に走り 、18号を目指す途中に何時も気になる看板があるのだ。今日こそは行ってみよう。(いつも佐久に来ると、ついついガツンと蕎麦が食べたくなって佐久の草笛に行ってしまっていたのだ)

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看板に従って路地に・・・・かなり奥まっている。目立たない場所にあるためか幟と看板がよく目立つ。 

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ただ・・・・・目立つのはいいけど幟以外は♡ホテルの看板みたいだ。 

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至って統一感のない二つの店。チグハグは感じで並び建つ  

蕎麦屋は左側。こちらは隠れ家っぽい外観と大きさだ。期待できるのか?期待したい。でも、右側の建物が隠れ家の雰囲気を壊している。右側の建物の1Fは中華料理店だ。 

 

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蕎麦屋入口上には・・・・浅間山麓の霧下蕎麦粉で手挽きの粉らしい。こっこれは・・・・期待できるぞ! 

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入ってみると・・・・蕎麦屋っぽくない。・・・・・新聞は片づけましょうね、机の上に置きっぱなしはいけません。

薪の香りに誘われて目をやると。・・・

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薪ストーブ。山小屋の隠れ家、良い雰囲気だな。

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今日は先客がいた。11時15分に入店したのだが、先客がいたのである。美味しいのか?この店は当たりなのか?先客は団体さん。地元の婆さんグループで元気におしゃべりしていた。耳が遠いのか声が大きい・・・・

ここは婆さんたちの隠れ家だったのか。でも、一寸うるさいぞ・・・><

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お茶は緑茶、そういえば某蕎麦屋ではタンニンの成分が蕎麦の風味を殺すため緑茶はありませんと張り紙がしてあったのを思い出す。確かに緑茶より蕎麦茶の方がいい。

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ふと見ると・・・テーブルの上には中華の香辛料セットが・・・蕎麦と餃子のセットでもあるのか?

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品書きは壁に。なんだ、普通の蕎麦ばかりだ。テーブルの上にも紙で品書きがある。キワモノはこっちかな?見ると・・・

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普通の蕎麦の品書きだ。何っ!限定だと!手挽き蕎麦は限定だ。限定・・・・なんて甘美な響きなんだ。選ばれた者のみが得ることができるもの。それが限定。迷うことは無い、これに決定!

オーダーすると・・・・今は無いとのこと。何時あるのだ?聞くと、客さんの少ない時期は作っても捨てることになってしまい勿体ないから客さんの多い時期(土日とか、雪が少なくなってきたとき)に打つらしい。

限定ってそういう意味だったのか・・・残念  (T T)

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いまあるのは石臼挽きの蕎麦。セイロの大盛りにした。そういえばザル蕎麦とセイロ蕎麦の違いはなんだろう?聞くのを忘れてしまった。セイロに乗るかザルに乗るかの違いだけだったら楽しいな。ザルのほうが若干量が少ないのか?

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サラダが出される。柑橘系のドレッシングでさっぱり美味しい。でも蕎麦食べに来てサラダは嬉しくない。体が冷えるし。

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蕎麦がなかなか来ない。先客グループの分で忙しいのだろうか。と、思っていたらサービスの一品をいただいた。砂肝が美味しかった。コリアンダーの香りとセロリの香りも高く、ビールでも欲しくなる味だ。

あの~、嬉しいのですけど、これから蕎麦を食べるのですが・・・いただいた品の香りは蕎麦の香りを確実に凌駕する。このタイミングで蕎麦が来たら一寸辛いかも。(砂肝とかコリアンダー、セロリも大好きだから食べてしまったのだ)

先客グループにも皿ものが出されていた。セットものかな?ランチもの?品書きに無いようだったけど裏メニューかな?

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うおおおおお、来てしまった・・・・茶で口直し・・・って、緑茶じゃん、タンニンがやばい、飲めない・・・

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太くしっかりした蕎麦だ。さっそく手繰る。太めだから喉越しは良くは無い。香りはどうだ?太いわりに蕎麦の香りが上がってこない。感じられないのだ。さっき食べた香草のせいかな?咀嚼して蕎麦の甘みを探し出す。ん~ん、それも弱いような気が・・・

コシもあり、噛み応えはしっかりして噛み切るときに顎に伝わる感触がプチって感じで心地いい。太い蕎麦だが硬すぎず、食感もいい。

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薬味。山葵を舐めてみる。山葵の香りが少ない感じだ。瑞々しさが不足か。葱は綺麗だ。 

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汁を味わおう。少量口に含み舌の上で転がす。・・・甘い。やや薄めの汁で最初に甘みがやってくる。甘みが引いた後にはダシの香りが残り、そして爽やかさを伴って喉の奥に消えてゆく。喉に引っかからず丸く優しい味わいだ。ただ重みは少ない。ワインで言うところのライトボディか。

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一寸気になったのは蕎麦の太さにバラツキが・・・・箸でつかんでいる蕎麦とその下側に写る蕎麦、結構違う。

蕎麦を汁に漬ける。汁が薄めだから蕎麦の9割方を汁に漬けて啜る。蕎麦の甘みは汁の香りと一体化して喉の奥に落ちてゆく。蕎麦の香りと甘みを汁が出してくれた。が、蕎麦の外観から想像する程香りと甘みを感じられない。風邪でもひいたかな・・・

ふと婆さんグループに目をやると・・・・暖かい蕎麦を啜っている。でも麺が変だ。変わり蕎麦か?良く見たら・・・ラーメンだった。さらに見ればテーブルの上の皿には中華料理が・・・・隣の中華屋とつながっていたのだ。それでテーブルの上に中華の香辛料があったのだ!・・・・・一気に興ざめしてしまった。

小屋風の建物、薪ストーブ、大通りからかなり奥に入ったロケーション、隠れ家的な条件は整っていたのに・・・・隠れ家的蕎麦を楽しむのは日常空間から離れて蕎麦を食べたいからだ。それなのに目の前にラーメンがあったら一気に雰囲気は日常だ。これでは隠れ家は名のれない。

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蕎麦湯、オーソドックスな器で好感が持てる。

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蕎麦湯はオーソドックスなタイプ

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最後にまたサービス品。杏仁豆腐。ソフトタイプの杏仁豆腐はブルーベリーの酸味と良く合う。なるほど、いただいたサービス品は中華の品々、ごちそうさまでした。

 

隠れ家蕎麦処 あいの風

長野県小諸市御影新田1949-6

℡0267-23-5804

定休日 火曜日

11:00~15:00 / 17:00~21:30


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友部SAの蕎麦と鯛焼きで厄払い [茨城の蕎麦]

今週は頭から調子が変だ。
何となく歯車が噛み合っていない、そんな気怠さを感じる。
さくっとコンプリートさせるつもりの仕事が予想外に長引いたり、考え事をしていて目的地を通り過ぎたり、狙った店に行ったら3分前に閉店してたり・・・・何故か調子が出ない。

今回の出張は茨城、そそくさと終わらせて蕎麦を楽しむはずが、仕事が難航し蕎麦を楽しめなかった。
今回は蕎麦を諦めて帰路につく。
だがこの調子の悪さをなんとかしたい。こういう時は甘いものだ。
そういえば常磐道の友部SAがずっと工事をしていた。そろそろ出来た頃だ、行ってみよう。良い甘味があるかもしれない。
最近高速道路のSA/PAが綺麗になってゆく。

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常磐道の友部SA、半分だけオープンしていた。
一寸中を覗いてみると・・・

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鯛焼きだ。良い甘味があった、狙ったようだ。

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最近高速道路SAで良く見かける鯛焼きだ。
おめでたいやき、名前からして厄払いに丁度いいかも。

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やや小ぶりで目が笑っている。

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割ってみると・・・薄焼きではなく厚焼きの部類だ。
餡子の詰まり具合もいい感じ。

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厚みも十分ある。
ここの鯛焼き、餡子は店内で煮ている。甘すぎずほっこりした餡子が美味しい。
皮も粉っぽくなく、フワッとしている。

さらに店内を見て回ると、フードコートに常陸秋蕎麦があった。
狙っていた蕎麦を食べられなかったから、せめてこれでも食べようか。

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でもSAの蕎麦だからなー、味に期待は出来ないだろうし・・・・どうしようか、と悩んでいたら・・・

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きつね蕎麦に目がいった。笠間稲荷という訳ですか・・・キツネが可愛いな。
そうだ、笠間稲荷蕎麦で厄払いになるかも、これにしよう。
体も暖まるし、

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見本通りデカイ油揚げ、迫力がある。

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ただキツネの模様が薄い、もっと強く焼き印を付けて欲しいな。

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蕎麦のアップ。星が入ったやや太めの蕎麦だ。
啜ると油揚げからでたコクと甘味が美味しい。
油揚げが強く、蕎麦の香りは感じなかった。体が暖まる。
汁はダシが強い感じは無い。とくに飛び出た部分はなく無難な味わいだ。
どうも油揚げの油で味蕾が塞がれてしまったようで味が良く判らない。
油揚げのコクと甘味、そして汁の旨味は感じるがダシの繊細な香りが判らなかった。

SAの蕎麦だったけど常陸秋蕎麦にありついたから良しとしよう。
これで歯車が噛み合うといいな。


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アイス石焼ブリュレ?暖かいプリンに戸惑う 安楽亭 & 新しいエアコンとガスコンロがやってきた [甘味]

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今ウチには具合の悪いものがいっぱい

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そう、まずはエアコン。マルチタイプなのでリビングと寝室の二台が動作しない。
12月に入ってから我が家は凍えている。
新しい年になってさらに寒さは厳しくなっている。朝、娘達は布団からでてこなくなった。リビングが寒いからだそうだ。
毎日が遅刻ギリギリ、奥さんと娘達のバトルで我が家の朝は実に騒がしい。

s-IMGP5710_コンロ旧.jpg
火がつかないガスコンロ・・・・だから火をつける時はチャッカマンを使う。
しかしただ単純に圧電ラインに不具合があるのみではない。チャッカマンで火を近づけても簡単には点火させられないのだ。
経年劣化でバーナーキャップが変形しセンサー系がおかしいようだ。
だが自分と下の娘は点火させる事ができるが、何故か奥さんと上の娘はまともに点火させられない。
いまだにコツが判っていないようで、魚焼きグリルに至っては半分爆発状態で点火させている。消防関係者が見たら頭から湯気を出して怒られそうだ。

s-IMGP5712_焼きむらのでるオーブン.jpg
焼きムラが発生しだしたオーブン。奥さんはパンを焼く度にぼやいている。
自分はケーキを焼く時は一台焼なので左程問題ではないが、プリンの時はムラが気になっていた。

s-IMGP5713_蹴飛ばして動かす洗濯機.jpg
蹴飛ばさないと動かない洗濯機。
アラームが出ると表面ドアの右上あたりを思いっきりキックする。
すると・・・・おぉ、不思議、エラー無く動き出す。
上の娘が昭和のドラマの洗濯機みたいだと言う。一応ドラムなんだけどな。

s-IMGP5733_たまに聞こえなくなる子機付き電話.jpg
子機が突然使えなくなる電話。子機で通話していると突然相手の声が聞こえなくなる。
だが、こちらの声は聞こえているようだ。

いい加減具合の悪いものは新しくしよう。
ここは優先順位をつけて少しづつ新しくしよう。
まずは危険性があるビルトインコンロ、そして凍える冬をすごすためのエアコンだ。

マンションの1Fにあるリフォーム屋さんで丁度掘り出し物があった。
早速購入、取り付けてもらう。

s-IMGP5710_コンロ旧.jpg
ガスコンロのトップを外すとそこには・・・・
左上のコンロの横部分の黒いのは汚れ・・・ではなく穴。腐食していた。

s-IMGP5729_コンロはずして.jpg
凄い、14年間ご苦労様的な汚れでいっぱいだ。
フレームのフランジ部分は腐食し割れてボロボロの状態。(よく落下しなかったものだ)内部は錆だらけだ。

s-IMGP5730_新しくなったコンロ.jpg
新しいものに付け替えてもらう。
早速使いたいところだが奥さんの実家に行かないといけない。
昨年亡くなった奥さんの祖母の荷物整理の手伝いだ。

s-IMGP5744_使い道に困ったGC.jpg
ウチで余っていたグルメカードを持ってゆく。
使いたいと思っていたがなかなか使う機会がなかった。
奥さんの実家(埼玉、川口)の近所に使える店があるそうなので持ってゆく事に。

s-IMGP5746_安楽亭.jpg
我が家族と奥さんの母親の五人で夕食を食べに・・・近所の安楽亭で焼き肉を食べる事にした。
食べ放題(2980円、税込み3129円)に興味があったが・・・・皆の反対にあった。
たしかに女性ばかりだから食べ放題は無理だな・・・適当に頼み食べまくる。
安楽亭も昔とは随分と変わった。
炭火焼になったし、肉も昔より良くなったようだ。(一時期肉の質が落ちて行かなくなっていたが・・・・)
でも、場末の定番、おみくじマシンが鎮座していた。
炭火焼き肉を満喫したあとはデザートだ。
デザートメニューを見るとそそられるものが・・・・
アイス石焼ブリュレ
s-IMGP5734_焼肉デザート.jpg
プリンが石焼?熱いのか?冷たいのがプリンだろ?・・・・頼んでみよう。
表面をカラメル状に焦がしたクリームプリンを石で焼き、冷たいアイスをのせたHot&Coolスイーツだそうだ。
大人三人はこれを頼んだ。
頼むと熱々の石の器に入ったプリンが・・・・アイスは別添えだ。

s-IMGP5736_アイスを乗せて食べる.jpg
自分でアイスをプリンに乗せるそうだ。
乗せよう。!!!ここからが忙しい!石からの熱でアイスが溶け出す。
スプーンをどかすと熱で溶け、滑りやすくなったアイスが表層雪崩をおこしプリンから落下したがる。
スプーンをどかせられない!
食べ進む。しかし下の方に食べ進むと・・・だんだんプリンが暖かくなってくる。プリンの底の部分は熱い!
熱々のプリン!こんなの初めてだ。
しかも温度が上がれば甘味を強く感じるようになってくるからすごく甘い。
しかも締まりのない甘味だ。やはりプリンは冷たい方が良い気がする。
アイスも石の器に落ちたら一気に溶けてしまうし。

s-IMGP5741_オレンジシャーベット.jpg
下の娘はオレンジシャーベット。口の中と腹の中をスッキリさせたいそうだ。
たしかに焼き肉のあとは口の中をスッキリさせたいね。

s-IMGP5742_オーソドックスパフェ.jpg
上の娘はチョコパフェ。パフェの定番だね。
バナナがクレープに巻いてあったりして焼肉屋のデザートにしては手を入れてあった。

娘達はこのまま泊まりたがったが、日曜日はエアコンの工事がある。
帰らないと・・・・夜走る。
川口から横浜まで、夜なら一般道でも一時間半、大した距離ではない。


s-IMGP5747_壊れたエアコン.jpg
そして日曜日、エアコンの工事の日だ。古いユニットを取り外して・・・

s-IMGP5748_室外機はずして.jpg
室外機が無いとベランダも広々・・・・

s-IMGP5759_新しい室外機.jpg
新しい室外機は旧式に比べて小型化している。

s-IMGP5760_新しいエアコン寝室.jpg
寝室のユニットは旧式より太ったようだ。

s-IMGP5764_新しいエアコンリビング.jpg
リビングのユニットも太っている!新型になると小型化するものだが何故かな?




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区役所の蕎麦屋?富士山盛りに遭難しかかる  横浜の蕎麦 味奈登庵 [神奈川の蕎麦]

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今週は出張が無い。実は仕事用に使っているPCがクラッシュしたのだ。
復旧を試みたが・・・・再び目覚める事はなかった。
で、新しいPCになったが、これを今までと同等の状態にもってゆくのに手こずっていたのだ。

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とりあえずは何とか業務に支障がない(違和感が無い)状態にもってこれた。来襲からはフル稼働だ。
オフィス勤務だったついでという訳でもないが、丁度区役所に行く用事もあり、昼休みを利用してオフィス近所の保土ヶ谷区役所まで行って用事を終えた。

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しかし昼休み時間は残り少ない。昼ご飯は区役所の食堂を利用しよう。
食堂に向かう・・・・・

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えっ?蕎麦屋がある。しかも役所の食堂ではなく、普通に街にある蕎麦屋だ。
味奈登庵、横浜市内でよく見かける蕎麦屋だ。自分の家の近所にもある。
(横浜市内に14店舗あるそうだ。役所内には横浜市庁舎と保土ヶ谷区役所にある)
丁度良い機会だ食べてみよう。

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店内は・・・・やはり区役所の食堂の雰囲気、しかも食券方式だ。
(調べてみたらフルサービスの店とセルフの店とがあるようだ。)
セイロを頼む。ふとみると大盛り、富士山盛りの二種類の大盛りがある。
新年になってから富士山の写真をブログで良く見かける。そう、新年といえば富士山だ。
迷わず富士山盛りを頼む。
フルサービスの店とセルフの店では価格が違う。
盛り蕎麦を例にとると、フルサービスの店は500円、セルフの店は300円だ。
大盛りは100円増しで富士山盛りは200円増しとなる。
かなりリーズナブル。懐に優しい店だ。(でも味に贅沢は言えないか)



12番の札を渡され、呼ばれるのを待つ。

12番の富士山盛りの方〜っ!

呼ばれた。受け取りに行くとそこには・・・・・

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そこには富士山があった・・・・これで500円なのだ・・・・

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蕎麦のみを手繰ってみる。喉越しはいいが一寸柔らかい。
噛み応えを楽しめない。が、・・・・何と蕎麦の香りを感じる。期待していなかっただけに嬉しい。
ただ、蕎麦の甘味は少なく、これは価格なりといった感じだ。
意外に香る(価格に割りに)蕎麦を楽しむが・・・・・噛み応えが良くないのと、味が単調(咀嚼しても味が上がってこない)なので飽きてくる。

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薬味は葱のみが皿に盛られる。山葵はセルフ。
セルフの山葵など期待できないから持ってこなかった。

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汁を舐めてみる。甘い!薄めでダシの香りが少ない。
後味は甘味が強く残る。ダシの味が弱く甘味だけが残る感じだ。
価格を考えれば致し方ないか・・・・・・良いダシを使う訳にはいかないのだろう。

何れにしても蕎麦のみで啜るのも飽きてきた。汁に浸けて啜る。
甘い!しかも蕎麦の香りも感じられなくなってしまう。
これは辛い。

再び蕎麦のみで手繰る。
そして・・・飽きる。
飽きたら汁に浸けて甘さと格闘する
甘味にめげて蕎麦のみで・・・・
またまた飽きる
汁に浸けて・・・・・

しかし、躊躇っている暇はない。箸を止めたら最後、再び箸が動く事は無いだろう。
勢いで勝負だ!しかし・・・・何度も止まりかかる。

もういいだろう?十分食べたのだ。残したって・・・・・
頭の中で囁く声が聞こえる。
しかし・・・・
いや、いけるはずだ。味に難があるとはいえ量は大した事無い。
佐久の草笛の大盛りを何度も制覇した胃袋だ。草笛の大盛りの量に比べれば軽いはずだ・・・・
佐久の草笛の蕎麦は1kgもあったのだから。
尤も味も噛み応えも、そして価格も違う。佐久の草笛の蕎麦は蕎麦の方から喉に飛び込んできてくれた感じだったが・・・

格闘は続いている・・・・汁も少なくなってきた。
最後は汁が足らなくなり強制的に蕎麦のみで手繰ることになった。

何とか完食。
今回は本当に登頂に失敗するのかと思った。遭難寸前だった。

聞けば、この富士山盛りは軽く三人前はあるとの答え。
三人前?たった?おかしい三人前程度だったら軽くいけるはずだが。
味が弱いので飽きてしまうのだろう。
そして蕎麦に腰がないので食べていて心地よくない。
特に量を食べるとき、汁の味は重要なファクターなのだ。

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気を取り直してデザートも頼んだ。
蕎麦アイス白玉ぜんざい。480円だ。

蕎麦アイスは蕎麦の香りが高い。
餡子の甘味と蕎麦の香りが口の中に広がり、そこにアイスのコクが加わってとても美味しい。
白玉のムチッとした噛み応えが甘味によくあう。
でも・・・・ちょっと寒かった。暖かな蕎麦ぜんざいがあると良かったな。

ふと時計を見ると・・・・・!!!昼休みも終わる時間だ!オフィスまでダッシュだ!



横浜市保土ヶ谷区川辺町2-9
営業時間 11:00~18:00
045-334-6375
土・日・祝定休


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富山土産のブラックラーメンを食べよう & 玉子焼スイーツ [甘味]


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今週は出張の予定が無い。出張が無いということは・・・・美味しい蕎麦の探求が出来ないという事になる。
これは困った。

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で、蕎麦の記事が書けないのなら麺つながりでラーメンだ。先日富山で買った富山ブラックラーメンを食べよう。

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一袋に二人前入っている。
スープは一人一人別々の袋だが、麺は二人前が一つのパッケージになっている。
麺は太麺だ。
300ccのお湯にスープを溶かす。真っ黒でイカスミのスープのようにも思える。
極太の麺を4分間茹で上げスープに投入。
適当に用意したトッピング(海苔、ゆで卵、ハム)と刻み葱を乗せて完成。

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まずはスープを一口。口に含むと頭がパニックになる。
色から想像するのはコッテリした汁。しかし実体はサッパリしている。
味もスープの色からの想像で、味覚は重くしっかりした動物系の味を期待する。
しかし、口に広がる味わいは魚系の懐かしい味わいだ。
何とも不思議な味わいだ。白いご飯に良く合いそうだ。

娘達はラーメンライスを楽しんでいた。たしかにご飯が止まらなくなる。
麺を食べ終わった後は汁の中にご飯を投入していた。
しかし、この食べ方は個人的には許せない、娘達に許せない食べ方だと指摘する。

自分も麺を食べ終えた。汁が美味しいがご飯が残っている。
ご飯茶碗に盛られた白い山の上に黒い汁をかけて食べた。
娘達が”許せないと言ったくせに”と、非難するが違うのだ。
ご飯を液体の中に入れるか、ご飯に液体をかけるかは大きな違いだ。(変な拘りだが、猫まんまを作る時、ご飯を盛った茶碗にみそ汁をかける。決してみそ汁椀のなかにご飯は入れないのだ)
ミルクティを作るにあったて、紅茶が先かミルクが先かを延々と議論している国もあるくらいだ。
男には、どうでも良いことだけど譲れない拘りというものがあるのだ。
と、娘達に力説したが聞いていないようだった。


そうそう、富山からの帰りに買った玉子焼スイーツの事も。翌日食べてみたら・・・

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化粧箱はなかなか良い感じ。玉子焼屋さんとは思えない

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箱から取り出すと・・・・クレープで包んである。しかも軽く切れ目が入っていた。
柔らかなものだから切り辛い、それを考慮して軽く切れ目が入っているようだ。

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軽い切れ目に従ってカットすると・・・・中はロールケーキ。
芯はプリンでプリンは生クリームの中に浮かんでいる。

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ふんわりしたロールケーキの食感は良く、クレープの甘さが後を引く。
クリームはサッパリとしていてとても軽やかだ。
娘達はプリンが美味しいという。
有名パテシエの店にあるような、主張の強い味わいではないが優しく無難な味わいだった。( ̄∇ ̄*)ゞ

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スイーツ作り初めは和風で 抹茶と羊羹のカトルカール [甘味]

613いただきましょうIMGP5675.jpg

今日はエアコン工事の見積もりで工事屋さんが来るので外出できない。
丁度いい、新年第一弾のスイーツを作ろう。
何が良いか・・・七草はすぎたが鏡開き前だから未だ正月期間と言って過言ではないだろう。
ならば和風がいい、抹茶だ。抹茶を使って和風のケーキを作ろう。間に羊羹を挟もう。

エアコン工事の見積もりも終わった。さあ、作り始めよう。奥さんは仕事に出掛けている。上の娘はカラオケに行った。
残されたのは自分と下の娘だけだ。ケーキを作ってくださいと言わんばかりのシチュエーション。
さあ、作ろうぜ!

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まずは餡子から。小豆500gを用意して水を入れて火にかける。
今回は渋切りはしない方法で餡を作ろう。
ことこと弱火で2時間、水を足しながら柔らかくなるまで。

112小豆2IMGP5582.jpg
柔らかくなったらザルにあけて再び鍋に。新しい水と豆の75%の量の砂糖(350g)を投入して煮詰める。


113小豆3IMGP5585.jpg
お餅に付けて食べたいな・・・・

114小豆4IMGP5592.jpg
冷えるとこんな具合。鏡開き用のお汁粉の分もありそうだ。

211抹茶p1.jpg
次は抹茶のケーキ。カトルカールで作ろう。
材料をストッカーから調達すると・・・・奥さんが仕舞い込んで忘れている賞味期限切れのアーモンドスライスがあった。
捨てるのも勿体ない。アーモンドプードルにして使ってみよう。
買い込んで保存して忘れてしまう・・・・リスみたいだ。

用意したのは抹茶15g、アーモンドスライス100g、玉子2個。グラニュー糖120g、薄力粉120g、溶かしバター120g、BP3gを用意した。

212アーモンドプードルIMGP5596.jpg
アーモンドスライスをFPでアーモンドププードルにする。バターは湯煎し、溶かしバターを作る。
オーブンの予熱(180℃)を開始する。

213一気に振るってIMGP5598.jpg
薄力粉、BP、抹茶を振るっておこう・・・

214泡立てIMGP5601.jpg
卵とグラニュー糖を合わせて泡立てて・・・・

215泡立ったIMGP5603.jpg
白くもったりしたら・・・・・楊子でチェックしてね。

216粉を振り入れてIMGP5605.jpg
振るっておいた粉を振るい入れて・・・・


217混ぜたらIMGP5607.jpg
ヘラで混ぜたら・・・・

218溶かしバターとIMGP5608.jpg
溶かしバターを少しづつ入れよう。そして都度混ぜて。
分離に注意だぞ。


219アーモンドpを入れてIMGP5609.jpg
次はアーモンドプードルを入れて混ぜる・・・・
いかん!感じが違う。これは思っているような仕上がりにならないぞ!
ブラウニーっぽい仕上がりになりそうだ。
う〜ん、仕方ない。これはこのまま作ろう。今日のおやつとして。
18cmの型に入れ、180℃で40分焼いた。

220焼き上がりIMGP5612.jpg
焼き上がり、アーモンドプードルが多いのか表面がパリッとして香ばしそうだ。

221試食カットIMGP5633.jpg
割ってみると・・・抹茶の香りが香しい。

222食べようIMGP5625.jpg
おやつにしよう。これは珈琲とか紅茶じゃないな。やはり緑茶だね。
緑茶を抽れてティータイムだ。
アーモンドの香ばしさが美味しくて止まらない。

223つまみ食いがとまらないIMGP5628.jpg
下の娘は皿に乗せる場合じゃなくなったらしい。

224あんこを乗せてIMGP5631.jpg
餡子を添えるのも良いのでは?と、やってみると、
生クリームと餡子を合わせて添えた方が良いよ。と下の娘。
しかし、冷蔵庫の中に生クリームは無かった。今更買いに行くのも・・・・諦めよう。

アーモンドを入れると美味しいが、今回の目的とは異なる出来合いになるようだ。
アーモンド無しで作ろう。
材料の量を若干増やして二台目を作る。

用意したのは抹茶15g、玉子3個。グラニュー糖150g、薄力粉150g、溶かしバター150g、BP3gを用意した。
同じように作って・・・・・

311アーモンド無しでもういちだい.jpg
焼き上がった。アーモンドが無い方がふっくらと膨らむ。
軽やかな生地にするために、焼き上がったら直ぐにオーブンシートを外して蒸気を逃がそう。
軽やかな生地と重い羊羹。この対比の妙を求めてみようか。

411あんこを使ってIMGP5642.jpg
真ん中に挟む練り羊羹を作ろう。
作った糸寒天13g、餡子500gと水飴50g、砂糖150gを用意した。

777IMGP5610.jpg
寒天を水に浸けて十分にふやかしたら、ザルにあけて水洗いをしておいて・・・

412寒天を溶かして砂糖を入れてIMGP5647.jpg
洗った寒天を鍋に入れて水500ccを入れて火にかけよう。
寒天が溶けたら砂糖150gを入れて溶かすのだ。

413濾しましょうIMGP5649.jpg
溶けたら濾して・・・・・

414温度に注意IMGP5652.jpg
濾した羊羹液を再び火にかけて。
温度を測って・・・95℃になったら、

415餡を入れてIMGP5653.jpg
餡子を入れてよく溶くのだ。

416煉る練羊羹IMGP5658.jpg
温度に注意しながら煉る。
98℃まで騰がってきたら火から降ろして水飴を投入・・・・

417良いかなIMGP5661.jpg
そして、煉る、煉る、煉る・・・・だんだんヘラに抵抗を感じてくる。

418カットしてIMGP5663.jpg
おーい、抹茶ケーキを二分割しておいて!

419一段目を置いて上に羊羹を.jpg
底が取れるケーキ型にケーキの下側を置いて、頃合いに冷えた羊羹を厚く塗る。
ヘラで表面をならして羊羹の厚さが1.5cmぐらいになったら上側を被せて寝かせよう。

420二段目を重ねてIMGP5667.jpg
これでラップしておいて・・・・おっと押さえすぎ!真ん中割れたぞ!

611輪っか外してIMGP5670.jpg
型から抜いて、

612カットするとIMGP5671.jpg
カットしてみよう。

612カット2IMGP5673.jpg
外周のヘタを切り取ると見栄えがいい。
今回はやたらと味見が入ってしまった。
抹茶味は止まらなくなる。やばい・・・・。

羊羹が若干固めのようで糸寒天10gでもよさそうだ。
生地を軽くする為に焼き上がりでオーブンシートを外したが奥さんには不評だった。
やはりしっとりした方が良いと。
次に作る時は糸寒天を10gに変更するのと焼き上がりで直ぐにオーブンシートに包むようにしよう。


555教科書IMGP5646.jpg
ケーキを焼いている最中に昨日注文した菓子作りの教科書が届いた。
これを注文しているとき、上の娘が笑った。
どうした?と聞くと、
4x歳の髭のオジさんが菓子作りの本を注文している様が変だ・・・
という。
余計なお世話だ!


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