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会津の寒さで体が油を欲しがったのかドーナツが食べたくなった [甘味]

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ドーナツが食べたくなった。
出張先のホテルでTVをつけたらドーナツの映像が出ていて美味しそうだった。が、それ以上気に留めなかった。
次の朝、ドーナツの夢で目が覚めた。夢の中の胡麻ドーナツは胡麻油で香ばしくあげてあり、胡麻団子ともドーナツともつかない外観をしていた。
それからずっとドーナツが頭の中で回り続けている。
きっと会津の寒さのなか、体がエネルギーを欲していたのだろう。
それ以来、週末になった今でも頭の中を回り続けている。もはや食べない訳にはいかない。
だが、ミスドにいくか?それともドーナツプラント?ちょっとメニューに飽きたな。買いに行くのもめんどくさい。いっそ作ってみるのも新鮮かも。
たしか子供の頃ホットケーキを作ったときにドーナツの作り方がパッケージに書いてあった記憶がある。
ということはホットケーキの配合でミルクを少なめにすればよいのか。
で。ホットケーキの配分で作り始める。
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小麦粉を300g、BPを小さじ2、砂糖を大さじ7、これらをふるいにかける。
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ミルクを大さじ4、玉子を2個とバニラオイルを混ぜる。それを振るった粉に混ぜ、さらに溶かしバター大さじ3加えてヘラで混ぜる。
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丸めた生地を平たく延ばし、型を抜いて形を作る。
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なんとか形になった。オイルは残念ながら胡麻油がなく普通のサラダオイル。
160℃ぐらいにしてドーナツ生地を投入。
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平行して、湯煎でビターチョコを溶かし生クリームと牛乳でのばす。
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揚がったドーナツの油をきってチョコレートを片面に漬ける。
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次に揚げたドーナツはシナモンシュガーでまぶす。そのつぎのドーナツはシュガーのみで。
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最後のドーナツは揚げる前に胡麻を生地にまぶしてオイルに投入。
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試食、ミスドのオールドファッションみたいな食感だった。
残念ながら大好きなシュガーレイズドやハニーディップのような食感のドーナツではなかった。
結局、土曜日の昼ご飯はドーナツになった。
個人的にはスイーツを食事代わりにするのは問題ないが、家族は甘いドーナツだけでは食事した気分にならなかったらしい。
しかし、ハニーディップの生地はどうやってつくるのだろうか?レシピが知りたい。しばらく実験の日々が続きそうである。実験の成果が出るのが先か、自分の体が悲鳴をあげるのが先か。そーいえば、健康診断で胆嚢に不具合があり医者から油物を控えるように言われてたっけ。



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葱一本で食す蕎麦 大内宿 三澤屋 [会津の蕎麦]

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会津の仕事は片付いた。帰路をいつもとは変えてみよう。いつもは磐越道で猪苗代湖の北側を抜けて行くが、今回は下道で猪苗代湖の南側を抜けてみよう。
このコース上で蕎麦は・・・と地図を見て気づいた。大内宿の三澤屋に行くチャンスだ。このタイミングで仕事が片付くなど、こんなに都合よく行く事はそうはない。行けるときに行くべきである。たとえ雪が降っていても。
帰り道のコースを大内宿こぶしラインにとる。だんだん山の中に入ってゆく。
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すれ違う車もない。なれない雪道、ペースはあがらない。無論レンタカーはスタッドを装着しているが、上り坂コーナーリング中ちょっとしたアクセル操作ですぐにグリップを失う。急な登り坂なのでスピードも乗らず、グリップ失ってもコースアウトには至らなかった。
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こわごわ走っているが後続車もいない。山を登り、大内ダムを超えると下り坂だ。
下りのコーナーでグリップ失ったら最悪である。最悪コースアウトだ。注意深く運転するも下り坂でスピードが乗る。コーナー前でブレーキングするも何度かグリップを失う。それでもABSのおかげでコーナー進入までにはスピードを落とせた。
ABSとスタッドの有り難みがよく判った。もしこれらが無かったら確実にコースアウトしていただろう。
駐車場に車を置いて、徒歩にて宿場の通りへゆく。
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寒い。風もあり非常に寒い。降る雪の中、雲が薄い部分があるとみえ、ほのかに陽の光がみえるのが幻想的だ。
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三澤屋を探す。同じような建物と雪の中探す、町並みの美観理由もあり特に大きな看板は無い。
奥まで行ったが見つからず、引き返すと、あった。意外と手前にその建物はあった。
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さあ、中に入ろう。
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各テーブルには炭が焚いてあり、暖かく嬉しい。
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真ん中の囲炉裏では岩魚の塩焼きが・・・・・美味しそうであった。
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お茶はほうじ茶。こんな寒いときには暖かいお茶と炭火が何より嬉しい。
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寒そうにしていたのか炭を増やしてくれた。
メニューは扇子に書いてある。
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高遠蕎麦、けんちん蕎麦・・・・こんな寒い日にはけんちん蕎麦の方が良いのだろうが、葱で食べる蕎麦が目的である以上、迷わず高遠蕎麦をオーダー。冷たいですけど大丈夫ですか?と心配された。よほど寒そうにしていたのだろう。
(高遠蕎麦、けんちん蕎麦ともに1050円)
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お茶受けの漬け物。大根が大きく美味しかった。表に干し柿と大根が吊るしてあったが、自家製なのだろう。蕎麦が来た。
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うん、テレビやら、雑誌やらで見た通りだ。まず蕎麦の香りを確認・・・と言いたいところだが、蒸籠でなく、しかも鰹節が上にかかっているため蕎麦の香りは確認できない。
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箸を使って蕎麦をすする。冷たく、締まった蕎麦が喉を通る。うまい。
では、さっそく葱で食べてみよう。葱で蕎麦をすくうように乗せて・・・・。
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葱の辛みと香りが蕎麦、辛み大根と一体になって何とも美味い。
ただ、個人的には鰹節は邪魔だった。鰹節が無い方が蕎麦の香りが引き立つと思うし、味もシンプルになって良いのではと思える。
二口目、葱に蕎麦を乗せて・・・口の中へ入れると同時にかぶりつく。ん!葱の強烈な辛みと香りが鼻腔を突き抜ける。その香りは目にも涙を浮かべさせる。
どうやら口の中に入れる前に蕎麦が葱から滑り落ちてしまったらしい。
これは注意が必要だ。
蕎麦を食べるたびに短くなってゆく葱、蕎麦と辛み大根を楽しんだ。
(高遠蕎麦は辛み大根の絞り汁を付けて食す蕎麦との認識であったが、ここの高遠は掛け蕎麦になっている。会津市内で高遠蕎麦を頼むと蕎麦を辛み大根の絞り汁に付けて食す様式で供される。)
この高遠蕎麦を味わい楽しんだがやはり冷える。
蕎麦湯を入れ飲むが、冷たい掛け蕎麦のため汁が多く、温度が上がらない。
思わず栃餅を追加で頼んだ。きな粉か小豆餡か選べる。またミックスとして両方の味を楽しむ事もできるらしい。甘党としは嬉しい限りだ。迷わずミックス。(630円)
今日、自分の習性に新発見があった。
昨日といい今日といい、どうやら、体が冷えると餅が食べたくなる習性らしい。
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餅が’想像より大きい。まずきな粉から
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栃の実の茶色が香ばしくて美味しい。餅は柔らかく、きな粉の甘みは抑えめ。
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次は小豆餡。この餡、小豆は少なめのようで小豆の味は薄い。甘みも抑えめである。
小豆は小粒で、地物なのであろうか、ほっこり感が無い。餡の色も赤みが強いようで、小豆の種類が違うのであろうか。(北海道産大納言小豆を使って自分で小豆餡を作ったときは、ここまで赤みは強くなく、むしろ白っぽい色であったことから小豆の種類の違いだと思う)
小豆餡に関してはもっとほっこり感のある味が厚く甘い方が好みだ。
外に出る。餅で体が暖まったせいか寒さが和らいだ。
干し柿がたくさん吊るしてあるのが美味しそうだ。
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