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富士山のごとくそびえる蕎麦 佐久の草笛 [信州の蕎麦]

会津の後は長野佐久へ
蕎麦をガツンと食べたくなり佐久の草笛に行く。
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迷わず大盛りのもりを頼む。
店の人が尋ねる”お客さん前に頼まれたことありますか?当店の大盛りは量が多いので、初めての方は中盛りをお勧めします”と。
たしかに量が多いのである。蕎麦は桶に入ってくるが、富士山のごとく山に盛ってある。
最初に注文したときはずいぶん上げ底だと思い、箸を桶に差し込んだ。
???箸がずぶっと底に到着。上げ底じゃない!全部蕎麦だ!と感激した覚えがある。
以前に完食した旨を伝え、蕎麦の到着を待つ。
運ばれてきた蕎麦を間髪いれず手繰る。
時間をかけるわけにはいかない。延びれば蕎麦は増殖しフィニッシュが難しくなる。
蕎麦は喉越しがよいタイプではあるが、腰があり、顎は疲れる。
薬味はネギ、山葵、大根おろしが付いてくるが、最初は汁のみで進める。
あいだあいだに山葵を舐めながらひたすら蕎麦を手繰る。
何も考えてはいけない。ひたすら蕎麦を手繰るのみである。
半分を過ぎたあたりで一本目の汁がなくなり、二本目の汁を使う。
(汁は二本ついてくる。別に二人で食べるわけではない。)
ただ無心に蕎麦を手繰る。顎が疲れてきた。途中勢いあまって二度ほど頬に肉をかんでしまった。
底が見えてきた。しかし気を抜いてはいけない。完食するまで、ただ無心に手繰る。
汁には何も入れずに食べた方が完食しやすい事は過去の経験で学んだ。
何となく、TVでよくやっている大食い大会に参加しているような気分になれる。
完食した。そば湯を飲みながら膨満感でいっぱいの胃に至福のひとときを感じる。
昼に食べた後、夕飯がいらない程に腹が膨れる。
聞けば1Kg超あるそうだ。
ガツンと蕎麦を食べたくなった時はこの蕎麦。



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