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しっかりした噛み応えと香り立つ蕎麦 諏訪の蕎麦2 手打ちそば処 福よし [信州の蕎麦]

今日は再び諏訪。今週は諏訪、館山、諏訪と行ったり来たり、疲れる。
前回の諏訪では好みの蕎麦にありつけなかったが、さて、今回はどうか?
早めに家を出て、諏訪で昼ご飯としよう。
今回は諏訪インター近く、諏訪大社上社の周辺で探してみる。
地元ローカル誌の”くら”を開く。そのなかで”福よし”が良さそうだ。
諏訪インターから2分(車で)、諏訪大社上社から1分とある。
地図をたよりに走るが見つからない。諏訪大社付近は祭りの準備の真っ最中で、何か町中に高揚感が漲っている。
諏訪大社上社の付近を何度も回るが見つからない。
30分程探した。雑誌の地図がどうにも判り辛い。しかも会社の車にはナビはない。諦め、せっかく来たのだからと諏訪大社上社に参拝し、客先へ向かうことにする。
最後に何気なく一本違う道を走ってみる。と、電柱に看板が。”信号右折350m”とある。見つかった!
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外観はいかにも蕎麦屋といった風情。
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室内はテーブル席が3、後はカウンター。手頃な大きさだ。カウンターに座る。
品書きは全て壁書き。セイロ780円の大盛り(300円増し)を頼む。
ここの蕎麦は県内産の蕎麦を石臼挽きした蕎麦だそうだ。
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茶はほうじ茶。漬け物が一緒に出される。
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見た目、ボリューム感のある盛りである。
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蕎麦は細くはない、存在感のある太さである。
表面は艶やかで、期待できそうだ。
早速手繰る。蕎麦の香りがきた。咀嚼すると、確かなコシとムッチリした噛み応えの先に甘味が溢れ出す。
んー、美味い。蕎麦の香りと甘味、これを味わいたくて蕎麦を食べに来るのだ。これらが無い蕎麦は悲しい。
今日は当たりだ!蕎麦の喉越しは良い方ではないが、つっかかる事は無い。これくらいが好みだ。喉越しが良すぎると喉の奥に勝手に飛び込んでしまい、蕎麦の甘味を味わう事ができない。
十分な甘味と香りの蕎麦に、つい何度も蕎麦のみで手繰ってしまう。
汁を忘れるところだった。
汁を口に含み味を確認する。
甘い!甘さが強すぎ、酸味、旨味、塩辛さが隠れてしまっている。
濃さは薄すぎず、そのまま飲み下せる程度の濃さで良いのだが、何にしても甘い。
後口に甘味が残ってしまう。当然、味の印象はぼやけ過ぎである。
蕎麦を汁に付けて手繰る。
甘い!口の中に充満した甘味が消えると蕎麦が顔を出す感じだ。
蕎麦を汁に付けるか付けざるべきか?悩む。
個人的には正直なところ付けない方がいい。付けなくても蕎麦の香りと甘味は十分にあるのだから。
尤もこれは好みの問題だ。甘い汁が好きな人も多いのだろう。
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薬味。これはちょっとどうかな?山葵に香りは少なく辛味だけが飛び出ている。
葱は刻み方が一寸馴染めない。何となく中華スープに入っている葱のようだ。
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蕎麦湯。
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蕎麦湯はこってりとした蕎麦湯だった。
蕎麦は香り、甘味があり、コシ、噛み応えも満足な逸品だった。
が、汁は甘過ぎだ。この蕎麦をキリッと締まった汁で食してみたいものだ。



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コメント 2

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moz

諏訪と館山、行ったり来たりなんですね。
ご苦労様です。連休だから、混んでいて移動も大変そうですね。 ^^;
諏訪はじぶんの生まれ故郷の隣町です。でも、離れて、運十年(笑)
美味しい蕎麦に出会えてよかったですね。蕎麦湯でしめて・・・、美味しそうです。明日は蕎麦食べます(笑)
by moz (2010-05-01 19:55) 

さる1号

皆様、nice有り難うございます。

mozさん、コメント有り難うございます。
諏訪あたりは素敵な場所ですね。昔からお気に入りの土地で、何度も足を運んでいます。
by さる1号 (2010-05-01 23:57) 

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