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すばらしい香りと喉越し ひたちなかの蕎麦2 満志粉 [茨城の蕎麦]

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今回の出張は茨城の日立市。明日朝からの仕事のため本日中に現地へ移動しておけばよい。
移動途中で夕食として蕎麦を堪能することにする。
那珂ICで降りて、一般道で日立を目指すことにする。その途中で蕎麦を楽しもうという作戦だ。
”那珂市”界隈か、それとも”ひたちなか市”界隈か迷うが、ロケーション的に行きづらい満志粉に行く事にする。
時間に余裕があるときでないと、行く事がロケーション的に辛いからだ。
今回のように余裕があることなど、そうは無い。せっかくのチャンスである。
高速から118そして38へ。38から6号にはいり佐和駅のほうへ曲がる。それからが迷いそうで不安だ。市道をひたすら進む。
以前、満志粉へ行ったときは臨時休業(正月休み?)だったので今回こそはと意気込む。
暗くなり、以前昼間に来たときと景色が違い戸惑うもなんとか到着する。
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夜の部が開店したばかりらしい。客はまだ誰もいない。
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まずお茶。冬は熱いお茶がうれしい。
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何を頼むか。
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十割蕎麦(1000円)もメニューにあるが、残念ながら土日限定だ。
じゃあ、田舎(700円)か?しかしまだ有るのか?昼間で完売しているのでは?聞けばやはり完売とのこと。
このほか蕎麦がきも完売。やはり夜に来てはいけない。昼の部開店早々に行かねば好きなものを食する事ができない。まぁ、オーソドックスに盛り蕎麦も良いだろう。盛り(700円)を大盛りで頼む。大盛りは200円増しだ。
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おぉ、なんと綺麗な蕎麦だろう。
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見事な細打ちである。
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見るからに美味しそうな表面をしている。
蕎麦のみを手繰る。!!!!なんという香りの高さだ!啜った直後、口の中は蕎麦の香りが満ち溢れる。
これは堪らない。続けて蕎麦のみですする。素晴らしい喉越しだ。
いや香りを楽しもう!咀嚼して香りを楽しむ。しかし、この蕎麦、香りを一番楽しめるのは啜った直後だ。咀嚼はそれほど意味はない。
山葵を舐めてリフレッシュをはかる。山葵の香りが舌先と鼻腔に心地よい。
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山葵も素晴らしい。やはり美味しい蕎麦を出す店は山葵や葱を蔑ろにしないものだと確信した。
汁のみを口に含み確かめる。
わずかに薄めだが酸味、甘みは少なく、辛口。引き締まっているが角はなくまろやか。洗練された凛とした汁である。
好みの味だ。やはり引き締まった汁の方が好きだ。尤も引き締まっていても角があってはいけないが。
蕎麦を汁に僅かに付け手繰る。美味いが、蕎麦の香りが汁の香りの分感じなくなってしまう。
おそらく、ここの蕎麦だから感じる事だろう。蕎麦のみで啜ったときの香りが鮮烈だったからこそである。

この店の蕎麦を一番堪能できる方法をいろいろ試したが、汁を付けないで啜るのが一番よい。その方法とは、
まず、汁を付けないで一気に啜り、蕎麦の香りを楽しむ。
啜ったら蕎麦を数度咀嚼し香りを確認し甘みを楽しむが蕎麦は口内に押し留めておく。
この状態で汁を舐めるほどに飲み、咀嚼しながら蕎麦とあわせ、蕎麦の甘みと汁の旨みを楽しむ。
山葵を舐めて口内をリフレッシュする。
これを繰り返すのである。

見事な蕎麦であった。細打ちというだけなら他の店でもっと細い蕎麦もあったが、やはり香りは弱かった。
蕎麦の香りが高くても、蕎麦が太すぎれば喉越しは良くない。(尤も確信的に太く香りを強くする場合も多いが)

蕎麦湯
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濃すぎず、薄すぎず。蕎麦湯だけで飲んでも香り高く、そのまま飲める。香り高いが、飲んだ後は後口はサッパリしている。




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