香り高い蕎麦を曲がり屋古民家で味わう 会津の蕎麦 桐屋 夢見亭(再訪) [会津の蕎麦]
本年最初の会津への出張となれば夢見亭にいかずばなるまい。
磐越道を急ぐ。雪がちらついてきた。横浜の朝は妙に暖かい風が吹いていたが、やはりここは雪国だ寒い。
会津ICから49号線へ、千石通りを通って いにしえ夢街道(ようは飯盛山の前の道)を夢見亭へ向かう。
内部も味わいがある。
お茶はそば茶。やっぱり落ち着く。
さて、何にするか?
やっぱり十割にこだわりたい。ここは”会津のかおりかおり”がよいだろう。
水蕎麦も捨てがたいが、今回は前々から気になっていたものを試すことにした。それは餅。
辛味大根、納豆、そして定番の餡、それに聞きなれない”えごま”。
これは何だろう?ずっと気になっていた。たまには餅も良いか。
窓の外は小雪が舞い始めた。寒そうだ。早めに仕事を片付けよう。
蕎麦がきた。
いや、蕎麦の色がみどりがかってとてもうまそうだ。
でも、飾りの人参は要らない気がする。
逸る気持ちを抑え、まずは蕎麦に鼻を近づけ香りを確認。いい香りだ。
蕎麦を箸で取り啜る。蕎麦の香りが口に広がり、咀嚼とともに香りは強く立ち上り、鼻腔へと導かれる。
うん、見事な香りだ。実に香り高い。同じ”会津のかおり”なのに他店とここまで香りが違うのは何故だろう。
ここまで違えば、この2倍近い値段の差は納得できる。
おっと口直しの山葵。すりおろしていなかった!慌ててすりおろす。
香り高い山葵で口直しする。蕎麦の香りで充満した口の中が山葵でリセットされる。
辛味大根も添えられており、辛味大根で口直しも又良いものである。
汁を味わう。
やや濃い目で、香りはさほど強くない。酸味より甘みが出るが、後味に残るような嫌な甘みはない。
やや濃いと感じるが、塩気は強く感じない。キリッと締まった感じは無いが、ぼやけた感じも無く、柔らかな感じの汁とでもいうのか。
蕎麦を汁に付け楽しむ。口直しは辛味大根で。
蕎麦の香りが最高である。大盛りにすればよかったと悔やまれる。
普通盛が1500円で、大盛りは400円増し。おかわりは1200円だそうだ。
汁は器に入ってくるだけで薄くなっても追加(継ぎ足し)ができないので食べ進むのに注意が必要である。
何故か小鉢の惣菜が付いてくる。
この店の畑で収穫した野菜だそうだ。実物を見せてもらったが白菜はやたら長くて細めで”たけのこ白菜”というのだそうだ。この他、赤紫の肌の大根(名前を忘れてしまった)もあった。
お新香で特筆は沢庵。いぶした大根で作った沢庵。つまりいぶりガッコである。
秋田のいぶりガッコに比べスモーキーさは弱く香りは少ないがその分クセがない。
蕎麦湯。スッキリとした口直しに丁度よい濃さの湯である。
残り汁に入れて楽しみ、その後は、蕎麦湯のみで山葵を溶かし、葱を加え飲む。
サッパリした蕎麦湯の後味に山葵の香りが鼻を刺激する。口、鼻、目までがクリアになってゆく。
お楽しみのエゴマ餅がやってきた。
ゴマとは違う。エゴマというものは高地ではゴマが取れずエゴマなるものを炒って・・・・云々と店の女将さんに聞いたがいまひとつよく理解できなかった。
味はゴマの味はしない。これに味噌と砂糖が入っているが、甘みより味噌のほうが強く、おやつより食事向きの味だ。餅は柔らかくて、良く伸びて、白く、柔らかな味の餅がエゴマ味噌とよく合っている。餅だけを目的に来る価値のある味である。
この石臼は”会津のかおり”専用とのこと。
店にはもう一台、頑固シリーズ用専用石臼もあった。
”会津のかおり”と”頑固”は自家製粉で、普通の蕎麦は製粉所(自家工場)からの入荷品との話だった。
しかし、蕎麦と餅三つは結構腹が膨れる。まだ仕事までにちょっと時間に余裕がある。
そういえば子供たちからお土産をせがまれていた。腹ごなしに会津土産でも見に行ってみよう。お城の傍の土産物屋を覗いてみる。
会津の赤ベコ?キャラクターを買ってみる。昔ながらの首振りの赤ベコと比べてかなり現代風。
こんなデカイやつもいた。
磐越道を急ぐ。雪がちらついてきた。横浜の朝は妙に暖かい風が吹いていたが、やはりここは雪国だ寒い。
会津ICから49号線へ、千石通りを通って いにしえ夢街道(ようは飯盛山の前の道)を夢見亭へ向かう。
内部も味わいがある。
お茶はそば茶。やっぱり落ち着く。
さて、何にするか?
やっぱり十割にこだわりたい。ここは”会津のかおりかおり”がよいだろう。
水蕎麦も捨てがたいが、今回は前々から気になっていたものを試すことにした。それは餅。
辛味大根、納豆、そして定番の餡、それに聞きなれない”えごま”。
これは何だろう?ずっと気になっていた。たまには餅も良いか。
窓の外は小雪が舞い始めた。寒そうだ。早めに仕事を片付けよう。
蕎麦がきた。
いや、蕎麦の色がみどりがかってとてもうまそうだ。
でも、飾りの人参は要らない気がする。
逸る気持ちを抑え、まずは蕎麦に鼻を近づけ香りを確認。いい香りだ。
蕎麦を箸で取り啜る。蕎麦の香りが口に広がり、咀嚼とともに香りは強く立ち上り、鼻腔へと導かれる。
うん、見事な香りだ。実に香り高い。同じ”会津のかおり”なのに他店とここまで香りが違うのは何故だろう。
ここまで違えば、この2倍近い値段の差は納得できる。
おっと口直しの山葵。すりおろしていなかった!慌ててすりおろす。
香り高い山葵で口直しする。蕎麦の香りで充満した口の中が山葵でリセットされる。
辛味大根も添えられており、辛味大根で口直しも又良いものである。
汁を味わう。
やや濃い目で、香りはさほど強くない。酸味より甘みが出るが、後味に残るような嫌な甘みはない。
やや濃いと感じるが、塩気は強く感じない。キリッと締まった感じは無いが、ぼやけた感じも無く、柔らかな感じの汁とでもいうのか。
蕎麦を汁に付け楽しむ。口直しは辛味大根で。
蕎麦の香りが最高である。大盛りにすればよかったと悔やまれる。
普通盛が1500円で、大盛りは400円増し。おかわりは1200円だそうだ。
汁は器に入ってくるだけで薄くなっても追加(継ぎ足し)ができないので食べ進むのに注意が必要である。
何故か小鉢の惣菜が付いてくる。
この店の畑で収穫した野菜だそうだ。実物を見せてもらったが白菜はやたら長くて細めで”たけのこ白菜”というのだそうだ。この他、赤紫の肌の大根(名前を忘れてしまった)もあった。
お新香で特筆は沢庵。いぶした大根で作った沢庵。つまりいぶりガッコである。
秋田のいぶりガッコに比べスモーキーさは弱く香りは少ないがその分クセがない。
蕎麦湯。スッキリとした口直しに丁度よい濃さの湯である。
残り汁に入れて楽しみ、その後は、蕎麦湯のみで山葵を溶かし、葱を加え飲む。
サッパリした蕎麦湯の後味に山葵の香りが鼻を刺激する。口、鼻、目までがクリアになってゆく。
お楽しみのエゴマ餅がやってきた。
ゴマとは違う。エゴマというものは高地ではゴマが取れずエゴマなるものを炒って・・・・云々と店の女将さんに聞いたがいまひとつよく理解できなかった。
味はゴマの味はしない。これに味噌と砂糖が入っているが、甘みより味噌のほうが強く、おやつより食事向きの味だ。餅は柔らかくて、良く伸びて、白く、柔らかな味の餅がエゴマ味噌とよく合っている。餅だけを目的に来る価値のある味である。
この石臼は”会津のかおり”専用とのこと。
店にはもう一台、頑固シリーズ用専用石臼もあった。
”会津のかおり”と”頑固”は自家製粉で、普通の蕎麦は製粉所(自家工場)からの入荷品との話だった。
しかし、蕎麦と餅三つは結構腹が膨れる。まだ仕事までにちょっと時間に余裕がある。
そういえば子供たちからお土産をせがまれていた。腹ごなしに会津土産でも見に行ってみよう。お城の傍の土産物屋を覗いてみる。
会津の赤ベコ?キャラクターを買ってみる。昔ながらの首振りの赤ベコと比べてかなり現代風。
こんなデカイやつもいた。
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